今回はレジメンタルストライプの向きについてです。
一般に言われているのは、向かって右下がりはアメリカンスタイル(BROOKS BROTHERSがそうですね）、左下がりはブリティシュスタイルなんて言われます。
ご存知のようにレジメンタルストライプのREGIMENTALは「連隊の」の意味があり、イギリス陸軍が連隊独自の柄、色のストライプタイを着用するようになったのが始まりと言われています。
着用時、軍服の肩から下げているベルト（たすきがけしている）の方向にストライプの向きを合わせたため、ストライプの方向が左下がりになった・・・という説があるようです。
その後ウインザー公が、初めてアメリカに降り立ったときに締めていたのがレジメンタルストライプのネクタイでした。
それでアメリカで人気になりましたが、なぜかブルックスブラザースがストライプの向きを反対（右下がり）にして売り出したために、イギリスは右上がり、アメリカは右下がりというイメージが定着してしまいました。
ちなみにJ/COMFORTは英国のブランドなので右上がりで設定しています。
諸説あるので、信じるか信じないかは"あなた"次第です。
