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DIVA(歌姫)

Written by 伊知地 伸夫February 18,2018


僕の好きな女性ボーカルの愛聴盤を紹介します。

 
ジャズを聴き始めてかなりの年月が経ちましたが
意外とボーカルアルバムは聴いていませんでした。
ずっと昔にビリーホリデイやニーナシモンのレコードをコレクションしていたぐらいで
ほとんど聴いて来なかった女性ボーカルですが、
ある日CDショップで目に入ったのが、この二コレッタ セーケという女性シンガーでした。
全く無知な僕は「誰だ‼︎ この美人は」と思わず紙ジャケットCDを買っていました。

ニコレッタ セーケ I Thought About You

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ハンガリー出身の美人人気シンガーです。
このアルバムは2015年にリリースされて、いまだにロングセールスを
続けているアルバムです。
今までのポピュラー寄りから、ジャズに近づいたアルバムで
王道のスタンダードナンバーを同郷のロバート ラカトシュ トリオをバックに歌い上げています。
ジャケットの美しさに負けないくらいチャーミングな歌声を聴かせてくれますよ。
なんて可愛らしいんだろ~。♡
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マリア BLCK ORCHID

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マリアはアフリカ南東部のマラウイ共和国でイギリス人の父と
マラウイ人の母の間に生まれ、少女期にロンドンに移住し、
ビリーホリデイやニーナ シモンに影響を受けたジャズシンガーです。
このBLACK ORCHIDはニーナ シモンのトリビュート・アルバムで、
I Put A Spell On YouやBaltimoreをはじめとするニーナの名曲や
ビリーホリデイのDon't Explainなどが収録されています。
僕はこのDon't Explainをラジオか何かで聴いて、調べまくってやっとマリアにたどり着いた次第です。
オリジナルとは全然違うマリアの世界が楽しめます。


メラニー・デ・ビアシオ  NO DEAL
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あのベルギー出身の歌姫で、ベルギーのビリーホリデイ、ニーナシモンと評されています。
このアルバムは音がシンプルでちょっと暗い感じになってしまうのですが、
何故か心にじぃ~んと入り込んくるんです。
病みつきになってしまいました。
あのジャイルス ピーターソンがREMIXしたアルバムも発売されていて、
かなりの注目株の女性シンガーです。

マデリン ペルー Careless Love
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最後は最近一番のお気に入りのマデリン ペルーです。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、
は最近まで彼女の事をまったく知らなくて、去年発売されたチャーリーパーカーの
トリビュート アルバムThe Passion of Charlie Parkerの一曲目に入っているOrnithologyを聴いて
歌っているマデリン ペルーの虜になってしまいました。
日本にも何度か来日してライブを行っていました。
彼女も僕の大好きなビリーホリデイを彷彿させるようなブルースフィーリングを持っていて
ノスタルジックな世界を繰り広げてくれています。

The Passion of Charlie Parker
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今回は4人の女性シンガーを紹介しましたが、
ニコレッタ以外は僕の好きなビリーホリデイ、ニーナ シモンに影響をされたシンガー達です。
そして4人とも世界的に注目されているシンガーで新作も発表しています。
今回紹介したアルバムは発売されてから少し時間が経っていますが
僕は彼女たちのベストアルバムだと思っています。

そしてThe Passion of Charlie Parkerでは興味深い沢山のシンガーが参加しています。
みんな素敵ですので、是非とも一度トライしてみて下さい。

                        (写真は全て引用)



JAMAICAN JAZZ

Written by 伊知地 伸夫February 09,2018

JAMAICAN JAZZ

 某有名CDショップに市場調査?に行って来ました。
REGGAEコーナーでJAMAICAN JAZZ
の特集をしていました。
寒い日が続いているので
暑いお国が羨ましいですよね〜。


ここで今回はJAMAICAN JAZZについてです。
ジャマイカ出身のジャズミュージシャンは数多くいて、
あのウィントンケリーが有名です。
現在はピアノのモンティ アレキサンダー、
ギターのアーネスト ラングリンなどが活躍しています。
UKサックスのコートニーパインもジャマイカ系英国人(両親がジャマイカ出身)です。

WYNTON KELLY
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ERNEST RANGLIN
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MONTY ALEXANDER
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COURTNEY PINE
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 レゲエはブラックミュージックがルーツで
ジャズ、リズム&ブルース、カリプソなどの要素を
ジャマイカのミュージシャンが取り入れて発展させました。
その中でもSKAが一番ジャズ的な要素を持っています。
ジャズも原点はブラックミュージックですので
意外と共通点があるんだなぁとひとりで納得していました。

 だいぶ前の話ですが、ブルーノート東京のライブを思い出しました。
その時のメンバーはアーネスト ラングリン(ギター)、
モンティ アレクサンダー(ピアノ)
ロビー シェークスピア(ベース)、スライ ダンバー(ドラム)でした。

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                     (BLUENOTE東京にて撮影)

 アーネスト ラングリンは1932年生まれ,
現在85歳の現役ミュージシャンで
SKAの誕生にも関わっているジャマイカのギター界のパイオニアです。
今もバリバリの現役で、南国ムードが漂う演奏をします。

「aアーネストラングリン」の画像検索結果
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モンティ アレクサンダーはオスカーピーターソンの
後継者と言われていて、モダンジャズはもちろんですが、
自身のアルバムでボブマーリーのトリュビュートを出したり
ジャズと自身のルーツを大切にしているピアニストです。
「モンティーアレキサンダー」の画像検索結果
「モンティーアレキサンダー」の画像検索結果       
スライ&ロビーはREGGAE界スーパースターでブラックウフル、
デニス ブラウン、アイザック ヘイズなどレゲエミュージシャンを
サポートしつつ、ミックジャガー、ボブ ディラン、ハービーハンコックなどと
競演した世界最強のリズムセクションです。

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「ブラック ウフル」の画像検索結果   

このライブはジャズとレゲエ好きにはたまらないひと時でした。
スライ&ロビーは80年代によみうりランドでしか聴いたことがなかったので
ブルーノート東京での彼らの超ド迫力なドラム&ベースには圧倒されました。
アーネストの南国ムードが漂う熟練のギターワーク、
ンティの驚異のピアノテクニックで
僕を含めたこのライブハウスに来ていた人、
全てを魅了していました。

               (ジャケット写真は全て引用)

 

 

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