コロナ禍の休日、デクスター・ゴードンのGETTIN' AROUDで一日が始まりました。
久々にヨーロッパからニューヨークに戻って録音されたBLUE NOTE最後のアルバムで
ジャズボッサの名曲『黒いオルフェ』がいつまでも耳に残ります。
バイブのボビー・ハッチャーソン以下全員が再会を喜んでか、スイングしまくっています。
そしてアルバムジャケットもかっこいいです。
作家の村上春樹は著書の『ポートレイト・イン・ジャズ』の中で言っています。
「デクスター・ゴードンは僕にいつも樹木のイメージを抱かせる。
それも野原の真ん中にそびえる、大きな樫の古木だ。
背が高く、帽子がよく似合う、ハンサムで寡黙でクールなテナーマン、デクスター・ゴードン 」
デクスター・ゴードン主演の『ラウンド・ミッドナイト』ではハービーハンコック以下、
超有名ミュージシャンが参加していて
中でもGETTI'N AROUNDのメンバーのボビー・ハッチャーソン、ドラムのビリー・ヒギンズも
ライブシーンに参加してデクスター・ゴードン をサポートしています。
アルバムの次は映画でも観てゆっくり一日を過ごそうと思います。