永遠のアイビーボーイ、ジェリー・マリガンが32歳の時に
当時54歳だったジョニー・ホッジスと作ったアルバムを紹介します。
この頃ジェリー・マリガンはザ・コンサート・ジャズ・バンドと銘打った
自身のビッグ・バンドを率いて素晴らしいアルバムを残していますがその合間に録音したのでしょうか?
ジョニー・ホッジスは言わずと知れたデューク・エリントン楽団の花形スターです。
ゆたかで澄んだトーンの音色と美しいフレージングはスウィング時代の第一人者と賞賛されています。
そんな大先輩のジョニー・ホッジスとモダンジャズのジェリー・マリガンが共演ですか???
と思いきや、これがなかなかいいんです!!
ジョニー・ホッジスの色気のあるアルトサックスにマリガンの温かいフレーズが冴え渡っています。
若い頃はバリバリのハードバップばかり聴いていましたが
歳をとってくると趣味が変わるのでしょうか、メローで優しいスイングジャズで癒されています。
(写真は引用、アルバムは私物)