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The Great Beauty

Written by 慶伊 道彦August 31,2014

お疲れ週末は、そうだ!映画に行こう

グレートビューティ /   追憶のローマ

監督 /   パオロ ソレンティーノ が撮る、ローマの倦怠、黄昏。
"人生の黄昏と倦怠を映してもなお、ローマは美しい" ーー北方謙三ーー
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とにかく、始まりの5分間で釘付け状態。絵画のように美しい!
ローマの光の影、そして黄昏。いきなり始まるトランス状態のディスコ場面。
久々に、かっこいい映画のダンスシーンを見て、40歳時を思い出しました。
そして必要以上の長いディスコパーティシーンが、その後の映画を語るのです。
(小さなパフォーマンス室で踊るダンサーが、80's NYのクラブシーンを彷彿!)
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主役のトニ セルビッロがまた!いいんですよ。全編、スーツかジャケット。
無地のニットタイを結んでいてもGOOD!オープンカラーにしていてもイイネエ~
実に様になっていましたよ。また、完璧に仕立てのいいスーツとさり気ない着こなし。
有名な仕立て屋のウンチク台詞が重なったりして、そこにもローマの味わいを!
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静寂と喧噪!朝の光と黄昏時の影。25歳と65歳。これを操る監督はウマイ。

主人公とは、年令も近いせいか、特にこの台詞が記憶に残りました。
"65歳を迎えて数日後、確固たる事実を発見した。もはや望まぬ行為に費やす時間はないのだ"

フェデリコフェリーニの名作"甘い生活"へのオマージュでもある、この映画。
当時の若者"マルチェロマストロヤンニ"と、65才"トニセルビッロ"の現在。
見終わった後、"人生の旅"への感謝が、、、とんでもなく、、、
"甘い生活"を、見てない若い人は、一緒に見た方がいいかも。いい映画でした。
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(全て、引用写真です)


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