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BIG & VINTAGE NAVY BLAZER

Written by 慶伊 道彦February 26,2018

Navy Blazer が、人気!

昨年後半から、メンズの世界は英国調復活に沸いていますが, なかでも
ネイビーブレザーは、ダブル6ボタンのチェンジポケット付きで、もろ英国風で人気!
この冬だけでなく、来季の冬ももっと忙しくなるアイテムとなりましょう。

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しかし、せっかくのブレザー人気復活を、英国調だけと捉えたくはないです。
やはり、ブレザーといえば、IVYLOOK!でしょ?
昨年秋にアップした小生のブログ "ブレザー人気"、ポロマジソンアベニュ店の
ディスプレィ写真でわかるかと思いますが、やはり、ポロスタイルは健在です!!!

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1月号のポパイは、やはりスゴイ!!!そこんとこをよく分かって提案してきています。
ヴィンテージ(最近は、70~80年代はビンテージという)の 
"POLO" ネイビーブレザーを使った着こなしが特集されています。
もちろん、最近のポパイのスタイルであるダボダボなオーバーサイズスタイルですが。
それなりに非常に新鮮なルックです。(PITTIおじさんには、できないスタイル!)
僕らもサイズ感を意識して、多少なりともルーズな感覚でブレザースタイルを楽しめると
いいのでは。なにもポパイの域まではしなくてもネ!

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(以上、雑誌ポパイより引用しました)

PITTI会期中に、ブルックスブラザーズのランウェイがあったようです。
僕は、何年も、PITTIには行ってませんので、情報だけからですが、、
やはり、IVYをベースに、オーバーサイズで着崩す感覚が写真からは
よくわかりますね。IVY80年代ルックをさらにオーバーにって感覚かな?

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(以上、ブルックスブラザーズショー写真より)
タイトなスタイルに、ようやく慣れてきた方には、またかよ?ってとこでしょうが、
新しいサイズ感に突入の時です。

Jacqueline Sassard

Written by 慶伊 道彦February 19,2018

ジャクリーヌ・ササール

"三月生まれ" 原題 "Nata Di Marzo" '58

TUTAYA発掘品コーナーで、1/10からレンタル開始されたので、早速借りました。
映画からも伺えますが、"三月生まれ"は、イタリアでは気まぐれな性格を指します。
ササールが、この若くて(当時、19才?)奔放な気まぐれ女を熱演!素敵でした。
こんな女性に出会うと、きっと男は(僕も?)いいように振り回されるでしょうか。

映画で、彼女が着用した腰をベルトで結ぶコートは、"ササールコート"と呼ばれ、
大ヒット! ヘプバーンの"サブリナパンツ"を、彷彿。

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ササールは、18才でデビュー、"芽生え" '57

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フランス人なのですが、イタリア映画に多く出演したため、イタリア人と勘違い
する人が、多かったです。僕も、その一人でした。
あの持って生まれた幼くも怪しい超美貌顔、おまけに当時の女優としては、
スタイルもよく肉感的な魅力もあり、男性の観客を虜に!しかし、30才くらいで、
結婚して引退、その後バッタリ銀幕界から消え去りました。ですから、数本の
映画だけが、彼女を伝えます。
最後の映画は、"女鹿" '68 彼女の29才の映画!

僕も、ササールは、時々気になっていたのですが、上記の理由でDVDを
見ることもなかったのです、今回、TSUTAYAさんのお陰で、彼女を再発見!
他にも3本!借りてみました。
なんとまあ~~、いい女なのでしょうか!あらためてuuuu~~nn

"激しい季節" '59

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僕が、ササールに恋したのは、およそ60年前!小6の時。
アランドロン主演の "お嬢さまお手をやわらかに" でした。'59
三人娘、ミレーヌ・ドモンジョ、パスカル・プチ、そしてジャクリーヌ・ササール
いや~小学生のあたいにも、可愛くて可愛くて、ドロンがかっこよくカッコよくて。
その晩は、寝れませんでした、なんて~~

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"ACCIDENT"   "できごと" '67

ごく簡単に言うと中年の教授二人が、若い生徒に振り回されるストーリーなのですが
これがまた、ハマるのです。(僕も振り回される?)

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教授、二人のスタイルがいいんですよ。かっこいいです、昔の男。
ダーク・ボガード、スタンリー・ベイカー、
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(以上、全て引用写真です)

監督は、ジョセフ・ロージー
アメリカ人なのですが、なぜかフランス映画を!
"唇からナイフ" "暗殺者のメロディ" など、素敵なフランス映画を監督しました。

Camel Color

Written by 慶伊 道彦February 13,2018

キャメルからアンティークゴールドまでのブラウン系色が、今年のPITTI会場に
プンプンしていたようです。(実は、行ってないので、あくまで写真からの独断)
会場でのカメラマンが捉えるGENTLMENのカラーに、それが表れています。
この秋には、確実にブラウン系の男が闊歩!

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キャメルコートが人気!
キャメルカラーといえば、POLOコートが、代表格。取り入れやすいですね。
まずは、このあたりからトライしましょう。

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ネクタイもキャメルカラー
この色!意外と合わせるのが難しいです。よくよく考えないと、ただの男に
なりますので、着用にはよく考えて。

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キャメルカラーで統一された美しいスタイル
うまく合わせれば、これほどに上品なスタイルが生まれます。

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カジュアルも、カラーはキャメル
カジュアルの決め手は、ライトカラー!軽い色合いが今時マッチ!

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(写真は、#pittiuomoより引用しました)

ブラウン系は、東洋人には、着こなしが難しい色なのですが、ネイビー系と
組み合わせたり、コートやスカーフ(マフラー)だけ身に着けるとか、
パーツから、取り上げるとよいかとおもいますので、来秋は是非!TRY

Claudia Cardinale

Written by 慶伊 道彦February 05,2018

今年も、拙者の戯言にお付き合いの程、よろしくお願いします。
さて、勿論、スタートは、気になる女優陣からです。

クラウディア・カルディナーレ

60年代を代表するイタリア女優、愛くるしくもセクシーな肢体はCCの愛称で呼ばれ
ソフィア・ローレンと人気を二分。

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特に、ルキノ・ヴィスコンテ監督の3作で、演技派と認められる。
今回、僕はもう少しマイナーな映画を見ましたが、やはり素敵な女優さんでした。

デビュー年(59年) "刑事"
映画の中で、たびたび歌われる"死ぬほど愛して"が、有名。

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"鞄を持った女" '61
彼女の魅力が満載映画!イタリア映画の常道ストーリー、少年が年上の女性に憧れる役を
若き日のジャック・ぺランが演じる。

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"若者のすべて"  '60
アランドロン共演の名作、ドロンの演技が開花

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"8 1/2 " '63
ご存じ!フェリーニの名作、マルチェロ・マストロヤンニ主演

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"ピンクの豹"  '63
コメディ映画、デヴィット・ニーヴン主演、のちピンクパーサー映画シリーズに

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"ブーベの恋人"  '63
ウエストサイドストーリーで人気絶頂のジョージ・チャキリス共演のラブ物
やはり、挿入歌が大ヒットとなる。

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ヴィスコンテ監督の名作 "山猫"  '63
バートラン・カスター、アラン・ドロン、共演の名作
彼女の"みずみずしさ"が、堪能できます。
'74の名作 "家族の肖像"は、昨年ブログにアップしたので、省略

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"熊座の淡き星影"  '65
ヴィスコンテによる美しくも悲しい家族の崩壊ストーリー

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と、ざっと流して説明するだけでも、ため息まじりの映画ばかり。
60年代を堪能できます、映画好きな方も昭和ないい女優が好きな方も、是非!

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(写真は、全て引用写真です)

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エッセイスト/服飾史家/
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