Written by 慶伊 道彦July 30,2018
サイモンとガーファンクル
60年代に、熱狂的に迎えられた、ある意味カレッジフォーク出身の人気ディオ。
70年になり、ピッタリと活動を中止!そのことが、人気により拍車をかけた感じ。
中止の理由は、諸説ありますが、ここでは語らなくてもいいでしょうか。
僕にとっては、IVYのアイコンフォークグループの一翼と、捉えていました。当時
81年グループでカンバック、一瞬活動を続けるが、即、解散!!なんとなんと?
その際の、記念に残るコンサートが、81年9月19日にセントラルパークで
開催された、チャリティーコンサート!いや~~53万人が駆け付けたとのこと。
91年に再度、デュオを復活、しかしまたまた速攻でお別れ?!
その際も、セントラルパークで、コンサート!ビッグスケール!
"THe Complete Albums Collection"
今回、もう一度、聴きたくなり最新アルバムを購入、全アルバムが入っているわけでは
ないが、そこそこ全てを味わえる構成。彼らの足跡をたどれます。
メジャーデビューのきっかけとなったアルバム '66
名曲 "SOUND OF SILENCE"
アルバム写真がカッコいい "WEDNESDAY MORNING,3AM" '68
ヒット曲満載!サントラ盤 "卒業" '68
"BOOKENDS" '68
先日みた映画 "さよなら、僕のマンハッタン" で、
使われた名曲アルバム "Bridge Over Troubled Water" '70
今回のアルバムには、関係ないのですが、アルバム写真がカッコいいので、これも
"Allegro All 836" '67
(写真は、全て引用写真です)
まだ、全曲聴き終えてないのですが、僕のカレッジ気分がフツフツ!!!
若いっていいねえ~~ せめて、一瞬の気分だけでも味わえるから、音楽とか
映画は、大好きなんですよ~~
Written by 慶伊 道彦July 23,2018
さあ~~真夏です、マドラスの季節!
なんと!50年前から、ジャパンでは、マドラススタイルがあったとは!
MENS' CLUB の表紙ですが、60'sな香りがしませんか?
J.press N.Y.のカタログから
シアサッカースーツにマドラスコットンタイという王道
マドラスは、以下の写真のように、IVYテーストなタイは、すべて合います
ボータイ、レジメンタルタイ、クレストタイ、、、勿論、王道ニットタイ!
マドラスをベストに持ってきます、意外と小粋モードに
トラウザーにも、もちろん
シャツは、当然
なんとなんと、コートにも。これは私物で、50年前の"VAN"です
そして、最後は、TIE、胸元をクールに装えます
(一部、インスタグラムより引用しました)
このように、マドラスは夏のマストアイテムです。たとえポケットーチーフや
ハンカチだけの着用だけでも、季節を感じさせてくれます。
カジュアルシーンは、イメージしやすいでしょうが、むしろビジネスシーンでの
活用が粋! まずは、ネクタイからトライしていきましょうか。
Written by 慶伊 道彦July 17,2018
ロマン・ポランスキー監督
現在公開中の映画 "告白小説、その結末"
長く続いている奥方のエマニュエル・セニエと007ガール エヴァ・グリーンの
二人のヒロインに渦巻く、一種のストーカー的ミステリー映画。
さすがのポランスキー監督という出来ばえ!ウディ・アレン同様、83才?
衰えを知らない天才。そこで、初期のころの映画をもう一度見直して見ることになった。
デビュー作 "水の中のナイフ" 62年
映像がまず素晴らしいです、3人だけが絡む海上のヨットでのサスペンス!
"太陽がいっぱい"を、彷彿させる。
この映画が、その後のサスペンスものへと続く
その後、イギリスに渡り制作
"反撥" 65年 "袋小路" 66年
この二作は、カトリーヌ・ドヌーヴと姉のフランソワーズ・ドルレアックをそれぞれ起用
まるで違う切り口の2作ですが、甲乙つけがたい傑作映画。
それに、男性にとっての付録!二人の素敵な姿態も見れます。
その後、アメリカに渡り、例のシャロンテート事件に遭う。
少女への性的虐待等で逮捕寸前に欧州に脱出。
"テス" を、16才のナターシャ・キンスキーで撮るが、ここでも淫行問題が。
とにかく、あのほうではとんでもないジジイでもありました。
しかし、"赤い航路" "戦場のピアニスト" など、次々と傑作を撮る。
まさに、映画監督としては天才肌! 女性問題に毎度振り回されているが。
この映画は、今の奥さんが主演
そうそう、忘れてはいけない傑作!
"ローズマリーの赤ちゃん" 68年 "チャイナ・タウン" 74年
何度も見直ししている、僕の中の傑作
(写真は、全て引用写真です)
ポランスキー映画には、いつもなにかゾクッとするサスペンスを感じますが、
彼の経歴からそのような作品になったのでしょうか。とにかく、ポランスキー映画は凄い!
Written by 慶伊 道彦July 09,2018
6月7日、木曜日は、アメリカでは、"National Seersucker Day"
ニットタイと同じくシアサッカースーツも、夏の鉄板定番です。
これを着るようになると、いよいよ夏がやってくるな~という気分に。
また、60年代ハリウッドスターのオシャレな写真にもシアサッカーは欠かせません。
写真の、ダスティ・ホフマン、アンソニー・パーキンスや、ピーター・フォンダ、
ジェームス・コバン、ポール・ニューマン、、、あげれば切りがありませんよね。
(ダスティ・ホフマン、写真はコードレーンです)
(トニパキの "のっぽ物語" )以上は引用写真
このように、マドラスタイで合わせるというのが、70年代までのTRADスタイル鉄板
今日でも勿論、代表的なシアサッサースーツスタイルの合わせ方です。
2010年以降は、だんだんと写真のように、ルーズフィットになり、しわ感を出して
よりリラックス感を感じさせています。
写真のように、ニットタイに決めるのが、60年代からの掟?
色は、黒を筆頭に、紺、茶、、、最近は、カラーニットタイも登場!
シアサッカーも、昨年から、白地だけでなく、紺、茶、グレー、、、色のバリエーションが
増えてきています。夏むきの素材ですから、この現象はうれしいですね。
選択肢が増えますので。特に、夕方からのディナーなどに出かけるときは、
白のシアサッカーだと、ちょっと明るすぎ?!そこで、紺や黒のスーツにすると
帝国ホテルのBARでも、違和感なしでんな~~
シアサッカースーツをきて、颯爽と真夏を乗り切りましょう!
Written by 慶伊 道彦July 02,2018
"Wonder Wheel" 女と男の観覧車
82才になる"ウディ・アレン"が、50年代のブルックリンを舞台にした恋物語を制作。
本当に、この作家は多作です!年に一本ペース!恋物語だからつきないのかな?
今回は、ブルックリン南端の半島に位置する、コニーアイランドが舞台。
ここは、1920年代までは、中産階級の娯楽の場所として栄えていましたが、
50年代には、すっかり落ちぶれて斜陽化する。
(現在は、スラム化からの立て直しが入り、少しは賑やかになっているとか)
原題は、ワンダー・ホイールという名の観覧車(今でも、使われているとか)
その真ん前のパーク内に住む家族の、相変わらずのハチャメチャ恋愛関係を描く。
映画の内容や評価とかは別に置いといて、ここは夢のある50年代アメリカ文化!を
中産階級以下とパステルカラー、この映画の魅力をこう一口にいってもいいのかな?
ややくたびれたアメリカンなパステルカラーが妙に懐かしくメローな気分に。
(映画は、ケイトの絶妙な絶叫セリフで、それどころではないですが、、、)
背景にある木製のジェットコースターは、今でも現役?NY市の歴史的建造物として
登録保存。回転木馬も古いもので懐かしいですね。
ジャスティン・ティンバーランドがもうけもの的いい役、当時のリラックススタイルが
かっこいいです。
また、ジョン・ベルーシーの弟"ジム・ベルーシー"が、ケイトの旦那役を好演。
あの兄の面影が、これまた妙になつかしいでした。
映画館入り口では、撮影に使われた衣装と同じものが、展示。イメージが湧きます。
当時はやったのは、ブラウスを腰で結ぶスタイル。
裕次郎の映画でも、あったような気がします。
(写真は、全て引用写真です)
そういえば、ウディは、ユダヤ人の恋愛を描くことが多いので、無理かと思いますが
"グレート・ギャッビー"を、是非!監督してもらいたいです。
因縁の元恋、ミア・ファーロの神経衰弱ぶりを、誰でどう描くのか興味がありますね。
勿論、男性陣のおシャレぶりも、ウディならきっとかっこよく決めてくれるでしょうから。
昭和文化を愛するウディ様からは、いつでも目が離せませんね。