クレオパトラの夢
July 25,2018
昔からお世話になっている西麻布にあるKさんのバーで
僕の大好きなクレオパトラの夢を聴かせていただきました。
50年代の録音ですが、バド パウエルのピアノがSWINGしまくっていました。
なんていい音なんだろう!!
Kさんのバーのオーディオ装置はアンプとCDプレーヤーが
日本が誇るアキュフェーズ、スピーカーはB&Wです。
これらの装置だけでうん百万だそうです。
クレオパトラの夢収録アルバム
The Amazing Bud Powell
70年代後半に僕がよく通っていた代々木のジャズ喫茶は
マッキントッシュの真空管のアンプ、スピーカーはJBLでした。
確かA7?という箱型の馬鹿でかいスピーカーだったと思います。
もちろん当時はアナログレコードです。
これらの装置で聴く大音量のクレオパトラの夢は本当に凄い迫力で最高でした。
バド パウエルの唸り声も半端なかったです。
クレオパトラの夢はバド パウエルのピアノ、ポールチェンバースのベース、
アート テイラーのドラムのトリオ編成で、
Blue NoteのThe Amazing Bud Powell に収録されています。
このアルバムはバドの全盛期の演奏ではありませんが、
日本ではジャズ喫茶の人気盤になっていました。
バドの体調もだいぶ良かったようで、名盤の一枚とされています。
あれから40年が経ち、オーディオも真空管から最新のデジタルに代わり、
落ち着いたバーでよく冷えたマティーニを飲みながら、静かに聴くクレオパトラの夢もいいものです。
ジャズ喫茶とは一味違ったクレオパトラの夢を体験することが出来ました。
改めてバドの凄さがよく伝わり、唸り声もはっきり聴こえて緊迫感満載でした。
(写真は全て引用)