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MGMT

Written by 慶伊 道彦September 27,2010

MGMTはマネージメントの略称だとか。アメリカのインディロック2人組。(現在は5人?)
先日、彼らの新アルバムが発売されたので、買い求めました。僕がこのCDを買ったのは、MGMTを聞いて知ったのではなく、雑誌アメリカ “GQ” で見た彼ら2人の赤いシャツにネクタイ、黒フレームメガネというスタイルがカッコ良く、気になって名前をチェックしていたからです。
その後知ったことですが、ファッションリーダーとしてももてはやされてきているらしいですね。
CDを聞いたところ、やはり紹介されていた ART系の大学出身という学生出身バンドらしいアカデミックな雰囲気を感じました。時代も曲調も違いますが、ちょうどR.E.M.がデビューした当時を思い出しました。これは2作目で、デビュー曲はもっとアートポップな感じらしいのですが、まだ封を開けていません。
新作「コングラチュレイションズ」の根底にあるのは、脱アイドル/コマーシャリズムの意志。- 坂本眞理子 -
僕の大好きなブライアン・イーノにささげる曲があったり、レディ・ガガを揶揄した曲があったりと、ひとクセある構成でまさにアカデミックロックと呼びたいです。(ビーチボーイズの影響もうけている曲もあるんですよ。)
写真からもわかるように、オシャレにも通じているカッコイイ若者グループ、応援したいMGMTです。

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ガールフレンド・エクスペリエンス

Written by 慶伊 道彦September 21,2010

映画「ガールフレンド・エクスペリエンス」の主演女優 SASHA GREY サーシャ・グレイ 22歳。
アダルト女優出身でアダルト界のオスカーと呼ばれるAVN年間最優秀主演賞を受賞。ロックスターのミューズでもある。と、いった 経歴にひかれて、この映画を見ました。実際、アダルトスターといっても、アメリカのハードポルノのノリではなく、なんとなく日本の清純タイプのAVスターと言ったタイプ。
監督はあのスティーブン・ソーダバーグ、「トラフィック」や「チェ・ゲバラ」で今では大作中心の監督と見られていますが、デビュー作は佳作。「セックスと嘘とビデオテープ」、あれはよかったですね。
この映画は、デビュー当時のノリで 8ミリビデオをまわしている感じなので懐かしいノリで見れ、ソーダバーグ自身も楽しんで撮った作品なのではないでしょうか。
ス トーリーは高級エスコートの日常とそのまわり、ボーイフレンド、お客などNYのヤッピー社会を映している。NYの実在のショップやレス トラン、現在アートまでふんだんに出てくるので、今のコンテンポラリーなNYの雰囲気を手軽に 味わえるのではないかな。もちろん、全てではなく現代的リッチ層ではあるのですが、それはそれでNYに 行っても簡単に見聞きできないので、映画でちっとは目の保養ができますよ。
サーシャ・グレイのファッションも知的で、NYらしいスタイルで魅力的でした。もう、上映は終わっているので、T カードで是非!

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Take Ivy

Written by 慶伊 道彦September 13,2010

” Take Ivy ” A Vintage Ivy-League Style Manual
 Mid-60S Japanese P hoto book
#GQ/S t yleの特集に出ていたニュースよりーーー

春頃から話題になってはいたのですが、” Take Ivy ”この本は、確か婦人画報社(メンクラの)?から60年代に出版されたのですが、それが稀少な古本として今では3万だか5万だかのプレミアがついているという話です。
60年代、IVYブームの最中この本は出版されたのですが、僕たちIVY狂はこぞってGET!何度も何度も読み返し宝物にしていたものです。懐かしいですね~~
それから50年たって IVYブームが再度やってきましたが、世界のファッション仕事人から再注目されたというわけです。もちろん、商品企画のためというレベルではなく精神的支柱であったりウインドゥディスプレーであったりと。海外では写真のテイストが素晴らしいと評判です。=写真はNYのSAXデパートのウィンドウです=
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IVYの本場、アメリカにはこのタイプの本が唸っていそうなものですが、ありませんね。これは、マニアっぽく追求してこだわる日本の国民性の仕業でしょうか。いずれにしろ、なに をやっても馬鹿イメージなJAPANでのうれしいニュースです。
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ペルシャ猫を誰も知らない

Written by 慶伊 道彦September 06,2010

まったく暑い暑い残暑!HOTな映画の話から。
音楽なんて嗜好品で、自分の気分に合わせて聞いていて、聞きたくない時はなくても良いもの。そんな感じが最近の僕にはするし、多くの人もそうなのではないでしょうか。
しかし、この映画「ペルシャ猫・・・」に 出てくるミュージシャン達は、人生すべてが音楽で、命をはって生きています。
場所は、あのイラン。西洋文化の規制でがんじがらめの中、当局の目を逃れながら、ミュージシャン達はあらゆる隠れ場所、牧場などで活動を続けています。(牛はロックで 乳の出が悪くなる!)       
主演のネガルとアシュカンは、イランを脱出してロンドン公演をしたいと夢見ています。そして、それが現実味をおびてきます。この映画は、当局に無許可のゲリラ撮影をし、終了4時間後には主演の2人もゴバディ監督もイランを離れたという実話を基にしています。
ネガルとアシュカンを見て、その歌を聞いていると、何故かエブリシング・バッ ド・ザ・ガールのベン・ワッ トとトレーシー・ソーンを思い出しました。(噛み応えある顔!素人くさいが良いメロディ!)
いや~、それにしてもこの映画は、ロックンロールしてますね。
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そう、ロックンロール! と叫んだのは、映画「パイレーツ・ロック」のエンディングシーン。DJ役のシーモア・ホフマンが沈没寸前の船から飛びおり、「ロックンロール!」 人生しています。
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