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ペルシャ猫を誰も知らない

Written by 慶伊 道彦September 06,2010

まったく暑い暑い残暑!HOTな映画の話から。
音楽なんて嗜好品で、自分の気分に合わせて聞いていて、聞きたくない時はなくても良いもの。そんな感じが最近の僕にはするし、多くの人もそうなのではないでしょうか。
しかし、この映画「ペルシャ猫・・・」に 出てくるミュージシャン達は、人生すべてが音楽で、命をはって生きています。
場所は、あのイラン。西洋文化の規制でがんじがらめの中、当局の目を逃れながら、ミュージシャン達はあらゆる隠れ場所、牧場などで活動を続けています。(牛はロックで 乳の出が悪くなる!)       
主演のネガルとアシュカンは、イランを脱出してロンドン公演をしたいと夢見ています。そして、それが現実味をおびてきます。この映画は、当局に無許可のゲリラ撮影をし、終了4時間後には主演の2人もゴバディ監督もイランを離れたという実話を基にしています。
ネガルとアシュカンを見て、その歌を聞いていると、何故かエブリシング・バッ ド・ザ・ガールのベン・ワッ トとトレーシー・ソーンを思い出しました。(噛み応えある顔!素人くさいが良いメロディ!)
いや~、それにしてもこの映画は、ロックンロールしてますね。
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そう、ロックンロール! と叫んだのは、映画「パイレーツ・ロック」のエンディングシーン。DJ役のシーモア・ホフマンが沈没寸前の船から飛びおり、「ロックンロール!」 人生しています。
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