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Duncan Jones

Written by 慶伊 道彦November 28,2011

ダンカンジョーンズ、映画監督。
あの!デビットボーイの息子です。この男の頭の中をかち割って?覗いてみたい欲望にかられます(ちょっとオーバー)。でも、その位、彼の発想はチョイト面白いです。
第2作目の映画、”ミッション、8ミニッツ”すごくユニークなストーリーで尚且つおもろかったでっせ。前作の”月に囚われた男”が良かったので今回また見たのですが、やはり楽しませていただきやんした~。並の監督が考える切り口ではないですね。まだ公開していますので、是非!!!
ところで、主役は、ジェイクギレンホークなのですが(結構、良い佳作の主演をはっています)、内容上もちろんズーット同じ服装なのですが、これがまた渋いのです。シェパードチェックらしきツイードジャケット(しかもエルボーパッチ付き)、ダンガリーシャツもボタンダウン!それにナント!同色の無地タイの重ね合わせ。まさにカジュアルアップなUuuu~N今年ピッタリの服装を合わせてくるとは、やるね~!
オヤジの遺伝子、恐るべし。(伝統芸能界と違う?)


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B級映画の範疇でしょうが、1本。おなじみ乗り物パニックストリーの映画ですが。
主演をはる、ウォルターマッソーの服装が今シーズンのピッタリカンカンって感じなので。
ヘリンボーンツィードジャケットにタータンチェックのシャーツ。そこにイエローのハデ目ウールタイ。いや~いかしてますね。僕的には、ネクタイは、ブルーとブラウンの2段レジメンかロイヤルクレスト辺りくれば超GOOD!でも、しったこっちゃないでしょうね。
この映画は1974年製作、ですから時代はプレッピー前夜のTRADスタイル。ちょっと、ブリティッシュの影を感じさせ。なことで、このスタイルなのでしょう。
他の脇役もオシャレなのです。なぜか、全員HATもしくはハンチングなどかぶっていますし電車内なのに意外と乗客はドレッシーな服装だし。犯人役のロバートショー(いい顔してますね~)が着ているコートもHATに合わせたナイスルッキング。着丈など時代性はありますが、マネしたいスタイルです。メガネもいかしてますよ。
ネットでかりて~~が出来たおかげのおいしい産物でした。

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Japanese restaurant

Written by 慶伊 道彦November 21,2011

NY.レポート#3  JAPANESE RESTAURANT

NY.の日本食ブームは、ブログでも再々お話していますし、日本酒カクテルBARなどTVでも話題になっていますね。実際、一握りでしょうが日本食文化のパイオニア達のお陰で、
NY.での日本食のレベルは格段にUPしています。
毎回、ついた日に訪れる”嘉日”-KAJITSUーは、今年もNY.ミッシュラン2星を獲得しました。完全懐石料理なので、なおのことこの店の凄さが目立ちます。
今回は、柄でもないのですが秋スペシャルコースをオーダーしました。松茸はカナダ産。料理のウンチクは苦手なので省き。
ただ、前菜だけは、説明しておきたいなあ~~と思い書きました。
”紅葉前線野菜のテリーヌ”  南北に伸びた日本の地形に沿い、初秋の頃の紅葉を思い浮かべて、それぞれの地域でこの時期に収穫される旬な野菜の味を壊さないように表現、クリエイトされた一品!今回、使われた野菜は、ビーツ、カボチャ、ロマネスクカリフラワー、レンコン、小人参、トウモロコシ、芽キャベツ、オクラ、春菊、枝豆、ブロッコリー、パプリカ香辛料、、、、
これは今年の大ヒットか!
隣の写真は、デザート。炙り薩摩きんとん。デザートは、4月号で紹介したスペイン風大福が凄すぎた。

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翌日は、まったく違うタイプの日本食店。ミッドタウンに新しくできた”ronin”ー浪人ー villagevoiceで見つけて、現地でTEL予約。
いや~そこのシェフ(もちろん日本人)は老人の域に入っていますが、実におもろいユニークな男。”お客さんお客さん、今日のムツダイはいいよいいよ~~
一匹造りでどう?値段は、大丈夫大丈夫” (何がどう大丈夫なのだろう?)
まあ、今日の入荷だから新鮮なのでしょう、おいしくいただきましたが、日本の魚と違い大味だからチョット分かりづらい。それに、超BIGで食べきれない。
(特に味が悪いわけではない)
お酒は、東京の沢乃井”純米大辛口” (お客さんお客さん、渋いねぇ~)
この店は、今までの老舗NY.日本料理店タイプから一歩抜け出した雰囲気だし、リラックスして楽しめました。


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土曜日、大雨の中、行ってきましたよ~
NYで見損なった映画、”リビングインザマティリアルワールド”、ジョージハリソンの
ドキュメンタリー映画。いや~さすが!マ-ティンスコセッシ監督。いい仕事しています。
3時間半の2部構成というロングドキュメンタリーなのですが、中だるみせずムシロ後半にかけてテーマがはっきりしてくるあたり、さすがってところ。先日もお話ししたとおり、前に
ボブディランやローリングストーンズで鍛えた技が随所に光ります。
今回は限定2週間公開ですが、12月中旬頃から、確かDVDが発売されます。
ファンもそうでない方も楽しめる良い映画です。

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smile / the beach boys

Written by 慶伊 道彦November 14,2011

スマイル Brian Wilson 

MUSIC IS GOD’D VOICE / ロック史上最も有名な未発表アルバムとも云ってよいBeachBoys「SMiLE」。ブライアン・ウィルソンのクリエイティビティの最高潮期、66年から67年に制作が行われ、もし完成していたなら、同時期に制作が行われたBeatlesの「SGT.Pepper~」も"「SMiLE」の亜流"とされていたかもしれないと云われるコンセプトアルバムである。
---関心空間より抜粋---

先週、タワーレコードに駆け足?GET!早速、聞きました。耳にやさしい曲や当時としての実験的な曲などごちゃ混ぜといった難解なアルバムでしたが、(当時、ドラックで精神的にやんでいたせいらしい)
やはり、アメリカがベトナム戦争へと突き進む前の混沌とした時期!?縛りからの解放を求めたロックの進化形が窺えることは間違いないところ。商業主義第一のアメリカでは評価されず、イギリスで勲章を得た、ブライアンの面目躍如に喝采!!(春樹先生は、どうきくのかな~~?)
とりあえず、BB初心者でも、”GOOD VIBRATIONS”は、メロ~でウットリ。一度、TRYしてみてくださいね。手軽な60年代トリップ。

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「NY.レポート 附録  NY.シューズ

毎度、おなじみの丸靴コレクション。ようやく最近、イタリアかぶれの方々様もようやくマルマルまると、、、変化の兆し。オリーブオイルのかけ過ぎ?に気がつくのが遅いのです。

前回の報告からは、ほとんど形は変わりませんが今シーズンはソールに特徴が見られますゾ。
ソールで遊ぶ!といった感じ。
以前もお話ししましたが、日本にはこの手のソールがないのですよね~~あれば、即リペアしていただくのですが。それだけで、まったく新しい靴の感覚になるでしょうからね。
流行りとしては、やはりウイングチップでしょうか?ドレスにもカジュアルにもディスプレーによく使われていました。(レディスでも)
あと、オリーブオイルかけ過ぎさんは、モンクストラップが好きみたいですよ。艶艶艶を感じますからね。


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NOHO area

Written by 慶伊 道彦November 07,2011

NY.レポート#2  NOLITA ーNOHO EREAー

9月末、恒例のNY出張。ちょうどウオールストリートでのデモ騒動が日本で報じられていましたが、少なくとも僕の行動テリトリーでの中では何もなかったかのような空気でした。
今回の宿泊ホテルは、NOLITAN HOTEL。NOHO地区ノリータに新しくできた小さめホテル。近くに近年人気のエリザベスストリートとスプリングストリート交差点があるというグッドロケーション。部屋の天井は、コンクリート打ちっ放しのsimpleで使い勝手のよい造り。基調色は赤、ドア表示からベッド、サニタリーect全て赤を使用。一応、オシャレブティックホテルの範疇にはいるかな?艶感がないのでうれしいです。


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毎度、ホテルの周辺をグルグル回って新しい風を感じるタイプなので、今回も同様にグルグルグル。前のモンドリアンホテルよりも少しだけ上に位置するので、足の負担も軽い。
ノリータエリアに宿泊するのは、2年ぶりくらいなので、どのように変わったか見るのがとても楽しみ! MOTTストリート×PRINCEストリート交差点には、前からダブルRLショップがありますが、今回はその隣に新しく”GANT rugger” ショップができていました。GANT社もマイケルバスティアンをデザイナーで招いてから大きく変わりました。ここんところの業界の動きの一例ですが===埋もれた老舗ブランドをデザイナーで活性化戦略(PRINGLEなどもそうですよね)===
近くには、アムステルダム発ワーク感覚のSCOTCH&SODA、そして新しく人気のセレクトショップ ”ODIN” の新店。こちらは今までの3~4倍はある大型店(とはいっても今までが、20坪位ですが)品揃えは今時ラギットトラッドがしっかり。日本で人気のホワイトマウンテアニングのフェアアアイル柄のニット雑貨が素敵でした。GOOD SHOP!
前回紹介したSATURDAYSのあるクロスビー通りも近いですし、僕の好きな本が一杯あるBOOKSHOP ”McNALLY JACKSON” も。CAFEも併設しているので、雑誌を買って一休み~~ジャキー表紙の雑誌もここでGET、

と言うわけで、ノーホー地区とラファイエット通りやクロスビーを加えたこのエリアは、騒々しいお隣のSOHOに行かないでも、たっぷり一日ブラ遊び出来るエリアに成長してきました。NY.にきたら、まずこのエリアから歩いたら新発見!


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エッセイスト/服飾史家/
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