Japanese restaurant
November 21,2011
NY.レポート#3 JAPANESE RESTAURANT
NY.の日本食ブームは、ブログでも再々お話していますし、日本酒カクテルBARなどTVでも話題になっていますね。実際、一握りでしょうが日本食文化のパイオニア達のお陰で、
NY.での日本食のレベルは格段にUPしています。
毎回、ついた日に訪れる”嘉日”-KAJITSUーは、今年もNY.ミッシュラン2星を獲得しました。完全懐石料理なので、なおのことこの店の凄さが目立ちます。
今回は、柄でもないのですが秋スペシャルコースをオーダーしました。松茸はカナダ産。料理のウンチクは苦手なので省き。
ただ、前菜だけは、説明しておきたいなあ~~と思い書きました。
”紅葉前線野菜のテリーヌ” 南北に伸びた日本の地形に沿い、初秋の頃の紅葉を思い浮かべて、それぞれの地域でこの時期に収穫される旬な野菜の味を壊さないように表現、クリエイトされた一品!今回、使われた野菜は、ビーツ、カボチャ、ロマネスクカリフラワー、レンコン、小人参、トウモロコシ、芽キャベツ、オクラ、春菊、枝豆、ブロッコリー、パプリカ香辛料、、、、
これは今年の大ヒットか!
隣の写真は、デザート。炙り薩摩きんとん。デザートは、4月号で紹介したスペイン風大福が凄すぎた。
翌日は、まったく違うタイプの日本食店。ミッドタウンに新しくできた”ronin”ー浪人ー villagevoiceで見つけて、現地でTEL予約。
いや~そこのシェフ(もちろん日本人)は老人の域に入っていますが、実におもろいユニークな男。”お客さんお客さん、今日のムツダイはいいよいいよ~~
一匹造りでどう?値段は、大丈夫大丈夫” (何がどう大丈夫なのだろう?)
まあ、今日の入荷だから新鮮なのでしょう、おいしくいただきましたが、日本の魚と違い大味だからチョット分かりづらい。それに、超BIGで食べきれない。
(特に味が悪いわけではない)
お酒は、東京の沢乃井”純米大辛口” (お客さんお客さん、渋いねぇ~)
この店は、今までの老舗NY.日本料理店タイプから一歩抜け出した雰囲気だし、リラックスして楽しめました。
土曜日、大雨の中、行ってきましたよ~
NYで見損なった映画、”リビングインザマティリアルワールド”、ジョージハリソンの
ドキュメンタリー映画。いや~さすが!マ-ティンスコセッシ監督。いい仕事しています。
3時間半の2部構成というロングドキュメンタリーなのですが、中だるみせずムシロ後半にかけてテーマがはっきりしてくるあたり、さすがってところ。先日もお話ししたとおり、前に
ボブディランやローリングストーンズで鍛えた技が随所に光ります。
今回は限定2週間公開ですが、12月中旬頃から、確かDVDが発売されます。
ファンもそうでない方も楽しめる良い映画です。