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Bleeker St. N.Y.

Written by 慶伊 道彦November 25,2008

NYのウエストヴィレッジ地区に位置するこの通りは、この3~4年少しずつブランドショップが出来てきています。
元々、この界隈はゲイタウンゆえのニートでおしゃれな男性が多かった街で、1~2軒ですが良いショップもあったんですよ。昔から。僕はゲイではないですが?この界隈が意外と好きで30~35年前頃からわざわざアップタウンからここまで足を延ばして、この通りの終点にある古い喫茶店でフレンチトースト&コーヒーを頼んで時間つぶしをするのがなによりの楽しみでした。(ちょうど店の向かい側に、小さな三角公園があり、いい雰囲気で、、、)当時は、今と違い出張も日数を取れゆっくりしたスケジュールなので出来たんですが、今じゃとてもとても・・・。
そういったわけで、この通りが最近おしゃれになってきたなんて雑誌にかかれていても、“ようやくそうなったんだ”とか“どうせ途中でしぼんじゃうよ”とか考えてしまいます。なぜなら、本当にこの界隈の人々はそんなブームを越えたいい感じなんです。ビッグな動きを嫌う、スローライフな香りがします。今回ひと休みしたカフェもスタイルはごくごく普通なのですが、店員さんの身のこなしがカッコイイんです。(ウエストヴィレッジのゲイって感じで。)
今回も、まずは目ざすはRalfh Laren Shop。POLOマジソン本店がつまんなく感じられた2000年代前半、僕はここのブリーカーSt.の店から新しい息吹を感じました。いつもの様にフラッとこの通りを歩いている時に突然カッコイイウインドウが現れて“アレッ?!”と思って看板を見たら、ラルフローレンでした。本店にはない、POLOの創業期の香りがしました。これでPOLOは近いうちに復活するな!とPOLOファンの僕としてはうれしかったです。
いろいろブティックも出来てきていますが、一つだけBLACK FREECEだけは半年たった今も看板だけでちっとも進んでいませんでした(看板だおれ??)
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この後、南下?してトライベッカエリアをうろうろしました。以前泊まったトライベッカグランドホテルが昨年ぐらいにリニューアルしなおしたみたいです。好きなホテルの一つなので泊まりたいのですが、なにせシタ(Down)すぎるため、仕事にならないので諦めますが。そしてどうでもよいことですが、途中に窓が全然ないビル?!中はどうなっているんでしょうか?城壁のような感じ。もっともそれほど興味がありません!とりあえずの写真。
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夜のディナーは、トライベッカ地区にあるニューオープンの和食フレンチ?“松玄” 東京でいくつかの店を展開しているれいの高い店“松玄”の系列になります。(僕の趣味ではなく、N.Y.の友人の予約なんで・・・。)80年代クラブ時代は流行った大箱レストランという内装でした。
かっこいいニューヨーカーと言っても2タイプいまして、ブリーカーストリートの様なスローライフのタイプと松玄みたいな新しくてリッチな六本木ヒルズ(ディスコ感覚?)みたいなタイプと。
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タータンチェック ブレーク / WALKER EVANS

Written by 慶伊 道彦November 17,2008

「タータンチェック ブレーク」
今秋はタータンチェックがいろいろなスタイルに使われて大人気です。みんなが見向きもしない時代、僕とヴィヴィアンだけはスコットランド人になりきりタータンを着ている時の気分は最高なんですが、今秋は流行なのでちょっとクールダウン。しかし、ビジネス面ではO.K.なので我慢我慢(笑)。
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「WALKER EVANS」
WALKER EVANSとHENRI CARTIER-BRESSONがMEETする素敵でおいしい写真展を観ました。
ウォーカーエバンズは、1930年代に活躍する写真家でドキュメンタリースタイルの写真フォームを考え出し、「決定的瞬間」をとらえた写真家として、後生のライブな写真家たちに大きな影響を与えました。1938年 MOMAでの回顧展は、センセーショナルだったようです。お互いが影響を与えあった様な二人の合同展は非常に見ごたえがありました。
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レストラン そのⅡ

Written by 慶伊 道彦November 10,2008

前に 紹介したSHEEKEYとはタイプも格も違いますが、パリの下町らしいブラッセリーに 行った話です。
「LA GAZZETTA」
バスティーユ広場に 近い下町にあるお店です。バスティーユ広場といえば近くにロケット通りというのがあり、80年代クラブ通いの僕は、毎夜この辺りを酔っ払ってナイトクラビングしたものです。当時は、家賃が安いし、元々木工屋さん街だった為広いフリースペースがあったので、容易にクラブ に変える事が出来たのがこの通り 界隈にクラブが集まった理由でしょうね。20年たった今では新宿なみに 若者でグチャグチャ、昔のフリーな空気が残念ながら感じられませんが、これは世界中どこの街でも同じような過程を通るのですから致し方ないですかね。
というわけで「LA GAZZETTA」
基本的には僕は、パリは一人旅ですので、予約済とはいえテーブルを臨時に入り 口隅に設置されたスペース(もしくはカウンター)ですが。
活気があり ミシュランには関係ないクラスでしょが素敵な店でした。トマ トスープベースにホームメイドパスタの写真をちょっと。店の前に停まっていたカッコいいミニクーパー(?)の写真も一緒に。
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しつこくついでにレス トランガイド。(他人の食べた話って、ふざけんな!っていう感じですよね)
ミラノの運河沿いにある「Osteria」
運河沿いの街は、ミラノの中心部から遠くはなれているのですが(東京でいうと二子玉川位)、最近レス トランやBARが多く出来て活気があります。
今回行った「Osteria」は15席ばかりの小さな店で、紹介コラムによると、ここのシェフは有名シェフのアシスタントだったらしいです。ビックリしたのは、これぞコマダム!というママの接客ぶり。いろっぺいいい女!(それと元教授風の不慣れで 超まじめなパートナーのコンビが面白い?)
食事はマンマイタリアンではない、進化アップデートしたイタリアン料理。非常においしゅうございましたです。
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ビンテージ映画ポスター

Written by 慶伊 道彦November 04,2008

ニューヨークやパリに出張に行った際、時々ビンテージ映画ポスターを買います。マニアでもないですし、コレクターでもないですからそこそこのレベルと枚数ですが、それでももう20枚は超えたんじゃないかと思います。その中の何枚かとロンドンのウインドウディスプレイに使われていたビンテージポスター写真を載せました。。

ちょうどロンドンに入った前日に、アメリカの良き兄貴「ポールニューマン」様が亡くなりました。(大好きでした。)朝刊の一面を飾りましたので、僕は全新聞を買いアバウト読みしました。やはり思い出す顔は晩年の老紳士役の映画ではなく、若き時代の"ハスラー"や"動く標的"などの顔です。スターらしいスターでした。東京に雰囲気がそっくりさんの友人がいるので、彼をポールニューマン様と思って一緒に食事して若き時代をしゃべくりたいです。
しかし、映画のポスターっていいですねぇ。芸術絵画でないから、そこそこ価格も安いし、当時の思い入れもたくさん感じられますし。意外と当時はダサイと感じていたアランドロンなんか、すっごいカッコイイと思い直したり出来ますしね。
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