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Williamsburg, Brooklyn

Written by 慶伊 道彦May 27,2013

BROOKLY,NY / ブルックリン

昨年の秋、紹介した”WYTHE HOTEL”
WYTHE Av.の先駆者的仕掛け人でありアイコンでもあるAndrewTarlowが昨年春に仕掛けたホテルですが、いよいよ、人気沸騰か!1Fのロビー横のレストラン&BARは真っ昼間から満員、待ち待ち状態。
ヤレヤレってことで、中の雰囲気だけでもとチョイト入店。
店員さんもバーテンダーさんもとてもオシャレにキメキメ。(ブルックリン風にですよ~)
ホームメイド調の店内インテリアもふくめて素敵なお店でした。
次回、行くとしたら朝1、10時~。夕1,4時~。とかでしょうね。

下段の写真、青空の下の古ぼけたビル、これがWYTHE HOTEL です。意外というか、ブルックリンらしいと言うべきか。

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同じ通りに、サーフショップ”Pilgrim”があり、その先にレストラン”ISA”があります。
ここも、WYTHEホテル同様、この通りの双璧、看板ともいえる店。
ウイリアムズバーグらしいナチュラル感覚な建物や内装。
オーガニックトマトのパスタとハーブティをいただきやんした。
一応、ココのウリはピッザ。竈に薪のスタイル。おいしそ~~う

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この通りは、リバー沿いに走っているので、コーナーコーナーの隙間から
リバーが覗き、その青さと空の青さに白い雲(当日は風の無い素敵な天気)、
歴史ある古い煙突や給水塔がニョッキと立ち、それらが一体となって
ウイリアムズバーグの開放感を満喫させてくれます。

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”DINER” 
同じウイリアムズバーグとはいえイーストリバーサイド(つまり場末?)まで行くと、
それまでのオシャレな雰囲気はなくなりややダークなイメージとなります。
(中目黒川サイドから井の頭線ガード下に?)
もっとも、歴史的にはこちらが先輩ということで。ブルックリン橋の麓ですし。
ある意味、”DINER”もウイリアムズバーグ地区の知名度アップには貢献しています。
その名の通り、大通りの角に鎮座する代表的ダイナーのスタイルです。
多分、以前はトラックの運転手などの食事の面倒をみていたのでしょうか。
今では、すっかり客層もかわり、観光客や僕のような一見さんも目立ちます。
それでも、渋い面影は残っていますよ。お隣には、同じ経営者によるレストランもあり、
元祖WYTHE村ってとこかな?
”Marlow & Sons” オーガニックな考え方による、野菜や牛肉をうりの店。
やはり、わざとでしょうが店内は場末なムードを醸しだしていました。

こういったブルックリンの原点を見ることで、今のウイリアムズバーグの発展が
読めてくるんです。ヤッピーちゃんは、それをスッ飛ばして簡略して流行りエリアだけいくから、底が軽い感じがしますし、また、すぐにブームは終わってその後にはなにも残らないのです。(ぺんぺん草)
ヤッパ!よい食事の後のジ~ンとした余韻、そんな感覚かな? チャンチャン

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munamoto-club '13 s/s

Written by 慶伊 道彦May 20,2013

ムナモトクラブ  ’13 f&w 商談会のスタイルから~

1: ネイビーブレザー、黒×白のギンガムチェックのシャーツ、ネイビー地のBIGクレスト
   (まだクレスト?とお思いでしょうが、これで締めると、ムシロ新鮮なVゾーン!)
2: ベージュのリネンスーツ、白のボタンダウン、ネイビーのニットタイ、白リネンのチーフ
   (白をうまく使ってる、良い例です)

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3: ウィンドゥーペインのリネンジャケット、ブルーのイングリッシュカラーシャーツ、
   焦げ茶のシャンタン地ストライプタイ、白リネンベスト、ブルーリネンのチーフ
   (リネン素材を組み合わせ、白がわずかでも入ることで、涼しい気分が!)
4: 流行りのブルージャケットセミピークラベル、ダンガリーシャーツ、
   シルクの迷彩柄タイ、白リネンチーフ
   (ダンガリーでイタリアンになりすぎを押さえています)

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5: カーキーチノのスーツ、マルチなギンガムチェックシャーツ、
   ブルーのシャンタン地ストライプタイ、ブルーのシルクペーズリーチーフ
   (きれいなブルーを生かした色合わせ、コットンスーツにシルクのチーフ)
6: ライトグレーサマーウールスーツ、花柄シャーツ、コットンバティックプリントタイ、
   白のコットンベスト、赤のコットンチェックチーフ
   (全体にライトカラーを使い、初夏を先取り感)
  
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7: 明紺のシャツジャケットメタルボタン、イエローギンガムのタブカラーシャーツ、
   シルクコットンのタータンチェックタイ、ブルーのバンダナチーフ
   (ラギット感満載をシルク入りタイとタブカラーが締める)
8: ブルーのサマーブレザー、ロンドンストタブカラーシャーツ、シルクペーズリータイ、
   コットンタータンのベスト、水玉のコットンチーフ
   (ロンストとシルクペーズリー!英国調の王道をうまく差し込んでいる)

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9: グレーウーステッドスーツ、フラワープリントシャーツ、赤のニットタイ、
   ライトグレーニットベスト、グレーのコットンチーフ
   (定番のスーツにあえてカジュアルシャーツ、赤タイと共にリラックス感)

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4月のNY.出張のウィンドウで一番気に入ったLADYSのディスプレィが、以下の写真です。ミニマム&ロマンチックなんだけど、少女時代の初々しさも持ち合わせている、そんな所ですかね。そぎ落とした感じが多崎くん好み?!

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Made in USA
古いアメリカの織機やハンドメイドを使った、USA仕様が今、旬を迎えています。
人生って、忘れ去られる瞬間に目覚めがはじまるのです。
ハイテクなアメリカの逆側からのアプローチが新鮮です。

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NY / NEW MEN'S SHOP

Written by 慶伊 道彦May 13,2013

NY. 今回は話題のニューショップのみの紹介をいたします。TRADの復活やギャッツビー映画公開等、アメリカンスタイルが復活している今、メンズのお店は沢山できています。

なんと言っても話題は、と言っても僕には新しさは感じなかったですが、とにかく話題!
”YORK STREET”
BLEEKER ST.に、J.PRESSのニュースタイルショップが出来ました。どちらかというと、IVYというよりプレッピー寄りの構成です。今風一般ピープル用TRADの店?
ブリーカーストリートでも、地図ではかなり下の方に位置していますので、つまり一般客対応の店?勿論、小物などフェチで面白いものも多数あり見所もあります。
JPRESSの創業当時の古い写真なども拝めますし。
そういったストーリーに興味のある方にはよいのでは。

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同じストリートに僕の好きなRRLラルフローレン店があります。この店のスタイルは本店にもなく、唯一30年代以降のスタイリングを強く意識していますので、いつも非常に勉強になります。僕がもっともお気に入りの店です。

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”CARSON STREET CLOTHIERS”
CROSBY ST.に、新しいメンズショップ。この通りは、サタデーズもあり、表通りから一本なかに入っている分だけちょっと文化の香りがします。
店の造りは非常に洗練されていますが、品揃いはまだまだオタク的な素人くささで、僕にはイマイチに思えましたが、当日も雑誌の取材中でしたから一応には話題にはなっているのでしょう。アメリカ人が憧れるイングリッシュスタイルをオブラートさせています。
ちょっと大人風コンテンポラリーなアメリカンイングリッシュスタイルの店。

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tumblr_mjcsqgNRuh1qjnpfoo1_500.jpg CARSON STREET 12-01.jpg


同じSOHOの隣のストリートにある、ODINは、前回も紹介しましたが非常に品揃いもよく洗練された店です。好きな店ですね。トムブラウンでもエンジニアガーメントでもなんでももって来い!こなしてみせまっせ!って感じ。NYラギッドトラッドの旬な店。
東京でもウケそうなレベルの高い店です。

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CADET EASTVILLAGE店
ミリタリールックをベースにして手作り風ワークウェアの店。でもカジュアルな店ではなく、よりドレッシーな感覚を大切にしている感じ。帰ってからホームページをみると、名前の由来か士官学校からのインスピレーションを感じる。

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BY ROBERT JAMES
イーストヴィレッジでも外れの外れ、オーチャードストリートの遙か下の方に位置する。
ジョージハリソンやロックにインスパイヤされたややデザインされた服。ちょっとロンドンをニューヨークで感じさせるメンズショップ。

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Brooklyn / Men's Shop

Written by 慶伊 道彦May 07,2013

Brooklyn,NY.

4月初め、当日はこの時期には珍しく穏やかな良い天気で、半日のウイリアムズバーグ徘徊が強行出張の合間の良い一服となりました。
ブルックリンはマンハッタンと違い、高い建物も少なく空き地も所々あるので、街を歩いていても圧迫感がなくリラックスな気分になれます。
ここのところ、投資用としてかコンドミニアムなどが建ってきていて、それらはやや高い建物ですが、マンハッタンと比べれば、、、ね。

今回は、メンズショップの紹介をします。

H.W.Carter and Sons
1859年創業ですから、150年以上も歴史あるワークウェアブランドのアンテナショップ。
今、ウイリアムズバーグでは一番アメリカンスタイルがこなれた店でしょう。
なんとなく80年代のプレッピーショップを彷彿、ハマトラの香りもしますし。
実際、店員さんもポロシャツにバンダナ、赤い湘ちゃんボーをかぶり、似合っています。
自社ブランドのワークウェアは勿論そろっていますが、オルチ、トムブラウン、オールデン、、、などアメリカデザイナーブランドをミックスさせ、しっかりラギットTRADしています。なかなかよい店でしたよ。

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Pilgrim Surf & Supply
この店は、サーフボードやその関連商品で50%以上占めているせいもあり、
上記の店よりはもっと湘南っぽい香りがします。
トートバックが充実、小から大まで、Tシャーツや半パンツもチョイスがサーファーっぽくてGOOD!
マンハッタンのサタディーズよりは、品揃いが充実していましたよ。ナイスショップ!

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ブルックリンに3店舗もっているセレクトショップ。
メンズ:レディスが、3:7といったところかな?
当然ですが、ブルックリンらしい都市の周辺でゆっくりライフスタイルを持つ女性のリラックスなオケージョンにピッタリ。メンズは、意外とNEW TRADな品揃い。

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Hollande & Lexer
すべてオリジナルで、ブルージーな音楽と連動したセンス?独特なミニマムさやナチュラル感。店内もオリジナルの香りで満たされていました。せまい客層を狙った店。

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Hickoree's
当初、日本の綿生地を使ったバンダナやネクタイでヒットを飛ばしたメーカーのショップ。
藍染めやデニムといったナチュラル、オーガニックな雰囲気をうる店でした。

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今年も都会は、サーファー&マリーン。 (海でやったらおしまいですよ~)
街に溢れる、また溢れていても気にならない、横横ボーダー柄。いろんなデザイナーものから、ユニクロっぽいものまで様々。 (本人だけが知ってる秘密な値段?笑)
写真は、ニューヨークタイムスのスタイルページからと、雑誌。

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Blogger

中野 香織

エッセイスト/服飾史家/
明治大学特任教授

吉田 秀夫

”盆栽自転車” 代表

長谷川 裕也

"BOOT BLACK JAPAN" 代表

山本 祐平

”テーラーCAID” 代表

伊知地 伸夫

”FAIRFAX” TRAD部門ディレクター

慶伊 道彦

”FAIRFAX” 代表取締役

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