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~~How to dress up DENIM~~

Written by 慶伊 道彦June 15,2007

ビジカジ!(ビジネス to カジュアル)

この夏はビジカジの新しい気分で乗りましょう。
あなたの今、手元にあるモダーンスーツをボールドな解釈で(大胆に)フレッシュなスタイルに変えましょう。
必要なのはロッカーに放り込まれて泣いている手持ちのピンストライプスーツ、バンカーシャツ(ロンドンストライプ)、トラディショナルタイ、それにジーンズ。これらの定番アイテムを組合せして、アクセサリーのベルトとシューズを変え2例提案しました。

A ・東京 ハイスタンダード
紺のスキニー・無地タイ、白のデニムジーンズ、紺白のリボンベルト、茶スエード・サドルシューズ。
白のパンツとプレッピーアイテムというトレンドを取り込み、若々しいビジネススタイルとなりました。

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B ・N Y ハイスタンダード
紺のレジメンタルタイ、ブルーデニムジーンズ、コンチャベルト、焦茶スエード・プレーントウシューズ。
今、NYでのトレンドはちょいウエスタン、ちょいプレッピー。
ピンスト・スーツにジーンズ。派手バックルベルトでのお遊びをレジメンタルタイとスエードシューズでひき締めました。

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ネイビーのプレーンタイ

Written by 慶伊 道彦June 11,2007

暑い夏!白いシャーツに紺のネクタイで爽やか気分!
もし見た目のクールビズというなら、これに優る組み合せはないでしょう。クラス感、クルーズ感、トレンド感。

ドイツのハイリゲンダム・サミットが終わりました。(いつもの様に政治的な考えはゼロのオシャレ感だけからの話ですが) こういった晴れの舞台のスタイルにはつい関心を持ってしまいます。意外と時代の流れを感じ取ることが出来ますし、各首脳が一応一流スタイリストと考えられる人を使ってのコーディネイトだと考えられますから。
その印象からですが、やはり伊ベルルスコーニ氏がいないと場がしまりませんね。そしてネクタイはストライプ柄が目立ちました。また、ブッシュ大統領お決まりの赤の勝負タイからはファッションを超えた自己主張が感じられますし、サルコジ氏の選挙運動時から印象に残るシックなネイビーの無地ライクなネクタイはセンスのよさと男の辛抱が感じられ、紳士ルックのお手本といえるでしょう。
安倍首相は、流行のライトグレーのスーツに白のシャーツと時流を取り入れなかなかでしたが、3ボタン上二つ掛けスーツなのと、ネクタイで損をしましたね。一日は明るいブルーのストライプタイ、当日はイエローのタイでした。女性のスタイリスト担当なのかなぁ、残念ながら勿体ないですね。ここはやはり前述した紺のプレーンタイがよかったと思います。単純に紺! 紳士スタイルは引き算(そぎ落とし)感が大切です。
今サミットのVゾーンでのファッション大国同士の戦いは、ネイビーのプレンなタイでクラス感をだしたサルコジ大統領の一人勝ち?
余談ですが、ファーストレディのC EC IL IA夫人、昭恵夫人はどちらも近年まれに見る高いレベルで素敵でしたね。(Jackieを彷彿させます)

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中野 香織

エッセイスト/服飾史家/
明治大学特任教授

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