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Olympic Uniform

Written by 慶伊 道彦July 31,2012

番外編

オリンピック開会式 ユニフォーム

なんといっても一番うけたのは、インド代表団でしょ!? まさに紅一点! くノ一忍者

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やはり、イギリス。カッコイイですね!スター揃えて。 
三船敏郎みたいな人いないかな~JAPAN

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なんといっても一番でしょう、USA、USA、USA、POLO、POLO、POLO、
MADE in CHINA で物議をかましましたが。

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意外によかった国は、オランダ。流行りのプレッピーを欧州風カラーに。

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開催国、イギリスは、良い意味で肩すかしでGOOD!
オヤジとダブルブッキングのステラの未来志向スタイルが素敵でした。

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紙面の関係上、わが日本の事は"な~んもいえない"でした。ここにお詫び申し上げます。 CIAO!

以上、引用写真です

BEACH BOYS AGAIN

Written by 慶伊 道彦July 30,2012

GOLFーー全英オープンーー
優勝は、なんと!アニーエルス。しかし、3位とはいえ、やはり主役はタイガーウッズ様。
TVに釘付けでしたが、タイガーが戦線に残っていたからこそです。特にトレンドなオシャレではないのですが、そのスタイルの良さは群をぬいていました。
初日は、ALL生成り、二日目はグレーのベスト、パンツでミニマムに。三日目はグレーセーターに黒をからめてシックに。最終日はおなじみ勝負色レッド(このポロシャツはいまいちでしたが)。 全選手がこんなスタイルでは面白くは勿論ないのですが、せめて、日本人選手に一人くらいいてほしいとはおもいませんか?それがストリート系ではね、、、ヤレヤレ

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ルークドナルド選手(英)、POLO所属、やはりカッコイイですね!渋い中にセンスが。

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夏満開! やはり、この時期はサーフサウンドでしょう。
ビーチボーイズの新作CDが、6月中に発売、さっそく買ってまいりました。

"THAT'S WHY GOD MADE THE RADIO"

皆さん、お年は勿論くってはいますが、相変わらずの若々しいハーモニーが泣かせます。
これを聞くと夏だな~と、行ったこともない青い海を思います。8月中には、ブライアンウイルソンも参加するビーチボーイズ本物!が、なんと!なんと!なんとの日本にやって参ります。よろしおま~~んねee~~
千葉マリーンスタジアム GO!
サザンといい、夏のシンガーは息がながいですね、冬だとこうはいかない?
今年は、ファッションもサーフィンがモチーフテーマ(昨年から騒いでいましたっけ、笑)

陸でサーフィンをするわけにはいきませんが、せめてウェアで気分出ししまひょう。
バティックやダークマドラスのジャケットに同色もしくは、生成りのパンツ(バミューダーだとなお気分)、白のオックスシャーツに黒のニットタイ、レイバンのティアドロップにしたいが似合わないからウェイファラーで、へちゃな顔隠し、足下はとりあえず白ならなんでもいいがトップサイダーが人気でてないだけ狙いかな。

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The Beach Boys "Worldwide Tour"

2012年6月2日 アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルス Hollywood Bowl

4月24日にデビュー50周年記念の世界ツアーを開始したビーチ・ボーイズが、6月2日(土)、彼らのホームタウンでソールド・アウト公演を行った。18000人近く収容可能な野外劇場のハリウッド・ボウルは、文字通り老若男女で埋めつくされていた。大半はバンドと同年代の男女だが、若者達の数も予想以上に多く、ビーチ・ボーイズが世代を超えて愛され続けているのが分かる。バンドは8時すぎにステージに登場し、拍手と大歓声が巻き起こる中、"恋のリバイバル"でショウを開始した。ブライアン・ウィルソン、デヴィッド・マークス、マイク・ラブ、アル・ジャーディン、ブルース・ジョンストンの5人の後ろに、ドラムを挟んで7人のサポート・ミュージシャンが並び、彼らの背後の大スクリーンには、曲に合わせた映像が流されている。後方の観客は座ったままだったが、曲が始まる度に歓声が上がり、"サーフィン・サファリ"では大合唱が巻き起こった、、、

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と言うことで、今年前半も終了。お付き合い、ありがとうございました。
後半は、9月よりスタート、蓄電できるタマタマではありゃ~~せぬがひとまず。cha~~n
桜町と健様より暑中見舞い申し上げます!

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WASHIDA KIYOKAZU

Written by 慶伊 道彦July 23,2012

鷲田清一

哲学者、現在、大谷大学教授。80年代から90年代、現象学、身体論などの視点からファッション論を語る。

日経夕刊に読む、鷲田清一さんに聞く ”モード、もう魅力ない?” 

< 60年代から80年代末までず~っと、日本にはある意味とんがったファッションが存在した。たとえばミニスカートによって女性は大股で歩くようになり、男に品定めされずに自分の体と対話しながら服を主体的に着るようになった。
男性もがんじがらめの性意識から少しずつ解放され、それがヒッピーなどにつながった。
80年代のDCブランドブームでは、自分のライフスタイルや価値観をモードという記号で競いあった。しかし、90年代にバブル経済がはじけて人々の消費感覚が変わり、モードや新しさへの強迫観念から下りて、気張らずに服と戯れるようになった。>

< 右肩下がりの時代にはもう、”ネクストニュー”という感覚に心はなびきません。心地よい暮らしのために、服は食べ物や本、友達、環境への意識などと総合的に自主編集していくための一つにかわってきた。
モードに振り回されることが少なくなった分、衣食住ともに、自分の心と体に聞いたささやかな感覚を大事にするようになってきた。まっとうで、素材にも敏感で、良い感じです。>

< かってモードを支えていたのは、作り手を含めて、群れず、流されず、社会との違和感を大事に示していこうとする人たちでした。服ってこんなにお行儀がよくていいのかと。
服飾の歴史の流れからみれば自然なのかもしれないけれど、やはり悪趣味な物、B級も必要なのでは。もっと、刺激してよ、突っかかってきてよ、とね >

洋服つまりスタイルがかっこよさの一番手ではなくなった今、上記のお話に耳をかたむける人は少なくなったとは思いますが、その人の醸し出す雰囲気には、スタイルは欠かせないと思います。
昨今、服装に無頓着な(もしくは、わざとそう見せて大衆の眼をそらす意図?)リーダー達。被災地訪問の際、少々の土木仕事もしないのに防災服?に身を隠す?これはおかしな風景だと、思うのですが?
(スーツにヘルメット姿で、現場でしっかりとした方針を打ち出す強いリーダー像をみてみたいかな?)防災ルックは被災地の皆さんとも同じ立場ですよと伝える手段でしょうが、特にへりくだっていただかなくても指揮系統をしっかりしていただければいいのでね。
なぜか日本によく見る風景ですが、世界レベルの企業リーダーでも会見などの際、社員とおなじ作業服を着ていますが、あれも同じような観点からの考えでしょうか?工員と同じ服を着ても、作業をするわけでもないのですから、所詮似合わないですし、ここはやはり、オノレの仕事である方針決断するときの服であるべきではないでしょうか。そう!オバマスーツです。

日本国の様々なリーダー様には、確固たる男のスタイルを示していただき、若者にこの国の未来への可能性を訴え感じさせて欲しいものです。そのためにも、スタイリングには視覚から訴えるという効果があります。(信長と比較するのは、チョットかわいそうかな?)


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難しい話は、このブログには似合わないでしょうから、口直し。

ジョニーデップが仕立屋さんにからかわれ、掛け合いをする面白い画像が、Uチューブに出ていましたので、共有。

NICK WATERHOUSE

Written by 慶伊 道彦July 17,2012


ニック.ウオーターハウス

カルフォルニア生まれの25才。突如スターダムに駆け上がろうかと推測される若きアーティスト。
いわゆるヴィンテージオタッキー的な男だと思われるが、サウンドや機材などもヴィンテージなものを大切にしているようですし、ホームページをのぞいてみると、当人が影響をうけている古くてクールなミュージシャン達が紹介されています。また本人のスタイルも50~60年代スタイルにこだわっているように思えます。IVY的なところも窺えますし。
サウンドは、いわゆる50~60年代へのオマージュをこめたオールドアメリカン音楽をベースに現代にアレンジしたと書いてある。米にはヒップホップしかないとお考えの皆さん、一度聞いてみたらいかがですか?最高にTOO COOL!でっせ。

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LILY'S レコードショップ

NY大学の裏、 HOUSTON st.に店を構えるヒップなレコードショップ。
クラシックでレアなレゲエのLP盤専門店。いわゆるユーズドショップではなく、あくまで新品を看板にしていました。DJブースを構えていて、毎週火曜日にはラジオ放送もしているらしい。RADIOLILY.COM でPCで聞けるので、軽くは雰囲気は伝わるかな?
オーナーは、意外にもジャマイカ的ではなく、ごくごく普通の感じの30才くらいの真面目風貌青年。きっとオタッキー?

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MUNAMOTO CLUB ( Tie's Break )

Written by 慶伊 道彦July 09,2012

SUSHI JIRO

NY関連のブログに、おもしろいニュースが出ていました。江戸前寿司職人の心意気を描いたコミック作家にまつわる話ですが。

「伝統的な江戸前寿司職人のJIROに、カリフォルニアロールを頼むなんて屈辱より酷いことなんですゼ・・・」 (と言うわけで、首切りの漫画シーン、笑)
”GET JIRO” コミック漫画の原作者はそうとう料理の道に詳しいようで。
JIROも、すきや橋次郎をもじったわけでは、、、、、!?

それにしても、本物の伝統的な日本のお寿司ってのはこうなんだ!!!と
外国の方々が正しい日本の食文化を普及してくれる時代になったというのは興味深いです。
意外と日本人(特に若い人や海外かぶれの人)は、ロール巻きが流行りの寿司などと
のたまわっていらっしゃいますがね。やはり、あれはおにぎりです。
(こんなこというと、”おにぎり”通の人から、ふざけるな~おにぎりは、こうこうだ!と、お叱りをうけることでしょうネ)
だから、あれは、巻き巻きだあああ~~~!

NYなど、一部のエリアのみとはいえ、こんな話題で盛り上がる訳ですから、
我々本物も日本文化を正しく捉えたいね~という、お話でした。


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胸元クラブ  予告編(夏の装い編)

ダークマドラスのジャケット、ブラウンのギンガムチェックシャーツ、王道クラブレジメンタルタイ、ベージュのコットンチーフ

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ライトブルーのシアサッカースーツ、ネイビーのオックスシャーツ、ネイビーのコットンニットタイ、ダンガリーのチーフ

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同じくシアサッカースーツ、マリーンボートストのシャーツ、マドラスタイ、ダンガリーチーフ

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バティックのジャケット、リバティプリントのタブカラーシャーツ、オリブグリーンのニットタイ、アンティークタイバー、白のリネンチーフ

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ベージュストライプのシアサッカージャケット、ライムグリーンギンガムのボタンダウンシャーツ、オリーブのニットタイ、タイバー、オフホワイトのコットンチーフ

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ライトウェートウールスーツ、サックスシャンブレーシャーツ、ローシルクレジメンタルタイ(ブルー地ネイビースト)、タイバー、コットンチーフ

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同じくウールスーツ、イエローストライプシャーツ、レジメンタルタイ(ベージュ地ブルースト)、
カラーピン、ブルーコットンチーフ

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JOHN CASSAVETES

Written by 慶伊 道彦July 02,2012

Directer

5月末から6月末まで一ヶ月間、John Cassavetes = ジョンカサヴェテス監督の復元ニュープリント版の6本の映画を上映していました。その後は、各地に移りやります。
ジョンカサヴェテスの映画は、DVDでは、ほとんど見ることが出来ません。
夏休み、この映画フェスティバルを追いかけるのもGOODプラン!

今回、マーティンスコセッシの依頼でGUCCIが支援して復元が出来ました。
GUCCI等のラグジュアリーブランドには縁がありませんが、デザイナーに感謝!

”アメリカの影””フェイシズ””こわれゆく女””チャイニーズブッキーを殺した男””オープニングナイト””ラヴストリームス”の、6本です。
カサヴェテスの最もポピュラーで完成度も高い映画は、ご存じ”グロリア”。
ジーナローランズの魅力満載の映画で、テンポ良くヤクザ社会と戦う女戦士のはまり役。
のちにシャローンストーンが演じるのですが、イモぶりがかわいそうでした。(なんで、やりはったんでしょうか?理解できまへん)
また、フランス映画”LEON”、リメイクの下地にもなっていましたね。ナタリーポートマンの初々しさがいまだわすれられませんが。

70年代をまたいだ60~80年、アメリカインディーズ映画を撮り続けたこの偉大な作家。
これを機会に、これらをDVD化していただいて、これの支援はPOLO社におねがいしましょうか?、ミニ%の映画ファンと一緒にみて行きやんしょうゼ!


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もう一人、さらに孤高の映画作家、先日お伝えしたモンテヘルマン監督。
71年に撮った”断絶”Two-Lane Blacktop" のおおこけしたという話。
以来、製作依頼の話はゼロと言うことはお話しましたよね。アメリカンニューシネマ全盛期。
興行的には大失敗だということですが、でも今、見直ししても当時の雰囲気がそのまま褪せないで味わえる切なくても清々しい青春映画です。ルート66をチョイトたどれますしね。
嘘だと思ったら、TSUTAYAレンタルしてみてください。面白くないと返品引き受けます、かどうかはツタヤ次第。
現在も呼吸し続ける不思議な映画です。GTOなるジェームステイラー(シンガソングライター)が少ない表情で神経質な若者をうまく演じています。ポンティアックおじさん演じる
ウォーレンオーツの抜けぶりも見所。


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ついでに、DVDをかりるなら、もう1っ本。同監督の" The Shooting" ジャックニコルソンとウォーレンオーツの新西部劇。日活さすらいウエスタン映画の小林旭と宍戸錠のからみをおもいだしました。
小品ながら渋いよ~~星野さん!

”激突”のスピルバーグは、もちろん偉大ですが、この二人のように一部のファンにだけ見初められるってのは、まさに孤高の作家の運命!


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上記の監督と違い芸術性とは真逆ですが、これがまたおもろいのです。あの”ダーティハリー”シリーズを撮った、ドンシーゲル監督の映画です。
よく息抜きに、このような娯楽物を見ますが。
今回のこの映画はウオルターマッソーを追いかけてるときに再発見! 映画”突破口”の監督ということで、サーフィン。
その中で今回、紹介するのは、”刑事マディガン”
リチャードウィッドマークとヘンリーフォンダが共演。さすが、くせ者リチャード。大物ヘンリー相手にしっかり見せてくれました。(勝新と長谷川の共演?!)
また、全編、刑事の服装がカッコ良いのです。60年代のスーツスタイル。
なんでもないダークスーツにクラシックタイ(当たり前?)、そしてタイバー(流行の兆し)、
ソフト帽、、、J.Crewの広告塔のような刑事ばっかです。
それに彼らのシャ~~ンとした姿勢がいいでっせ。スタイルとは”姿勢”   お買い得!


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Blogger

中野 香織

エッセイスト/服飾史家/
明治大学特任教授

吉田 秀夫

”盆栽自転車” 代表

長谷川 裕也

"BOOT BLACK JAPAN" 代表

山本 祐平

”テーラーCAID” 代表

伊知地 伸夫

”FAIRFAX” TRAD部門ディレクター

慶伊 道彦

”FAIRFAX” 代表取締役

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