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秋のウィンドウより

Written by 慶伊 道彦October 19,2007

10月初旬のパリ、ミラノ、ロンドン出張レポート。
まずはメンズドレスのウィンドウディスプレイより、今秋の傾向を3点取り上げました。

A.グレースーツ、ジャケットは、今秋も引き続きメンズの太い核となっています。ネクタイはグレーもしくはネイビーが今秋定番。よりクラスUPを感じさせる為のプレーンなパターンになります。
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B,スーツ、コート等の素材の動きですが、ハウンドトゥース、グレンチェックは昨年に引き続き強いですが、コーデュロイ、ヘリンボーンがカントリーを背景にウィンドウに目立ちだしました。この4点がバリエーションを構成しています。
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C.ブラウンコーディネイト
グレー一辺倒だった昨年にかわりブラウンが復活、組み合わせのラインが増えました。手元にブラウンのツイードジャケットがあれば、ネイビー系のタイを持ってきてください。もし持っていないようでしたら、ネイビーやグレーのスーツ、ジャケットにブラウンのタイを合わせると今秋の新しい匂いを出せるでしょう。靴はスエードのブラウンが必須。
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T h e S t y l e / F I T Z G E R A L D

Written by 慶伊 道彦October 10,2007

フィツジェラルドネームは、偶然にも今日再び光をあてる二人のネームです。
一人は、小説〝GATSBY〝ギャツビーの著者 Scott Fitzgerald (村上春樹新訳で再ブーム) 憶えていらっしゃいますか。映画〝グレートギャツビー〝での主人公ニックのスタイルのクールさを。2つボタンネイビーブレザーに白フランネルのパンツ、レジメンタルタイという典型的良家アメリカンルックの渋さ!!
他にもその後の60年代アイビールックを予感させるスタイルがふんだんに見られました。もちろん小説の中からも、その匂いを感じとることは出来ますが。
40年代は良きアメリカの華麗と退廃の時代でした。

そして50年代60年代へとアメリカの黄金時代が始まるわけです。
その時代にもう一人のフィツジェラルド、John F. Kennedy大統領が登場します。氏に関しては、多くを語る必要がないと思います。ただ、ケネディ大統領の時代を前後して育ったアイビールックは、その後メンズファッションの核となり、各方面の文化に大きく影響を与えています。

フェアファクスでは、単に〝アイビールック″のみをとらえるのではなく、そのルーツである40年代50年代のアメリカンスタイルまで焦点をあて、ある意味広い解釈での American Memory アメリカンメモリーとしてとらえてみようと思います。

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ON THE ROAD

Written by 慶伊 道彦October 10,2007

先日のブログでお話ししましたフェアファクスのニューショップ〝オン ザ ロード″を改めて写真で紹介致します。
近所までお越しの折は、ベルを押してくださいませ。
コーヒーくらいならお出し出来ますので。

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中野 香織

エッセイスト/服飾史家/
明治大学特任教授

吉田 秀夫

”盆栽自転車” 代表

長谷川 裕也

"BOOT BLACK JAPAN" 代表

山本 祐平

”テーラーCAID” 代表

伊知地 伸夫

”FAIRFAX” TRAD部門ディレクター

慶伊 道彦

”FAIRFAX” 代表取締役

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