ジェントリールックとは?
December 10,2007
今秋の繊研新聞のコラムの中でルイスの紹介があり、そこでオーナーが語っていた素敵な言葉がありましたので紹介しておきます。
「革新的で、どこか変わっていてビンテージルックの要素がありながら、モダンにこなした商品」
ルイスが長年キープしてきた方針です。
松坂がメジャーデビューしたボストンに、ルイスという大型ストアがあります。
もちろんアメリカを代表するファッションストアなのですが、ここを僕が度々訪れたのは80年代ですから、あれから20~30年は経っています。当時の印象もまったく上記の方針通りでセレクトバイイングされていました。日本のメンズショップと比較にならない程のグレートセンスにため息し、店内のあらゆることに興奮した思い出があります。
この新聞の記事を読んで、ルイスがいまだ健在でなおかつ旬を失わないでいることに驚きました。ファッションビジネスは30年でひと区切りといいますから。老舗ブランドを育てキープしていく際の確かなモデルケースといえます。
又、オーナーはこういう事も言ってらっしゃいます。
「メンズのトレンド!?どのお客のことを言っているのかわからないです。」
クラッシックスタイルにまで男性のトレンドを毎度毎度騒ぎたてる日本のファッション業界にも当てはまります。
ON THE ROAD店のディスプレイが変わりました。冬のパーティシーンを意識したスタイルにしました。
60年代スタイルにピッタリくるビルトモア社製のナローブリムソフト帽も入荷。