FAIRFAX COLLECTIVE &ease fairfax 胸元CLUB

BLOG

Bar DALI

Written by 慶伊 道彦April 14,2008

パリは土曜の夜、一人旅とはいえ面倒がらず食事に 行かなくてはいけません。今回はリニューアルを終えたホテルムーリスに。フリップスタルクがリ ニューアルのデザインを担当した事で今一番HOTな話題のホテルなので、是非TRYしておかねばと思い(彼のファンというわけではありません)、社内出張規定で(そういえば聞こえはいいでしょ?予算不足と言わず)3星ホテルまでとなっている関係上、宿泊はホテルLUMENですが、どんな5星ホテルでもロビーフロアは利用出来ます。という訳で僕は新しい話題のホテルのロビー専門顧客です。
以前に若き天才シェフ、カヤッ ク氏がしきるレス トラン〝ムーリス〝に 行っ た時は、最高の感動を味わいました。しかし今夜は残念ながら週末休という事で隣のフロアの“Bar DA L I”で食事をしました。フリップスタルクらしく(よく知らないのですが、、、)天井に驚きの宗教画ライクな絵が描かれ、ピーターグリィナウェイの映画(コックと泥棒、、、、)シーンを感じたフロアでした。食事はロビールームの料理なので、特に云う事もありませんが(写真のサラダ)、2星カヤッ ク氏がプロデュースするクラブハウスサンドウィッチがユーモアでした。
今週は、やや長くなりますが、もう一言。
僕は、パリの5星ホテルのレス トランが街のミシュランレ ストランよりも意外と好きです(旅人としてですが)。理由はホテルのレス トランは天井がすごく高く、スペースが広いです。もちろん贅沢にお金をかけていますし気分もゆったりするわけですが。なにせ広いですから、サービスマン(メンドーサ?)の歩く速さは1分間に120mです(という位速い)。キリッと背スジをのばしてビシビシ歩く姿はホレボレします。しかしよくぶつからないなぁと思いながら、当然お皿など持ってですよ。彼らはこのホテルレス トランに来ていただけるお客様は全てVIPという認識を持ってサービスに努めていますので、おなじみ客へのコビとかイチゲンさんへの冷たさなどはそれ程感じられません。ホテル宿泊者のお客様が多いでしょうから、差別のない上級のおもてなしをする必要があるのでしょう。(日本の高級ホテルではむりですが、、、)パリや京都は〝いけず〝で冷たいとよく言われていますが、しかしいざお客様ということになると別で、接客レベルは感動ものです。もちろん僕がパリに住んでいたら、街のオヤジがやっているおいしいカウンタービス トロにかよいつけているでしょうから、あくまでツーリス ト気分での話でした。

B1-1.jpg B1-2.jpg

B1-3.jpg B1-4.jpg

Blogger

中野 香織

エッセイスト/服飾史家/
明治大学特任教授

吉田 秀夫

”盆栽自転車” 代表

長谷川 裕也

"BOOT BLACK JAPAN" 代表

山本 祐平

”テーラーCAID” 代表

伊知地 伸夫

”FAIRFAX” TRAD部門ディレクター

慶伊 道彦

”FAIRFAX” 代表取締役

Recent entries

Monthly archive