プレッピーミュージシャン
March 08,2010
ヴァンパイヤ ウイークエンドの新作 "コントラ"のアルバムカバーには、ブロンドの若い女性の写真があしらわれている。彼女が襟を立てて着ているポロシャツは、ラルフローレン。いかにもヴァンパイヤ ウィークエンド(以下VW)らしいアルバムカバーだ。VWの4人は、アイビーリーグの一つであるコロンビア大学出身。しかもインタビューの当日、エズラ(ヴォーカル)が着ていたシャーツは、ラルフローレンのラグビー!つまり、エズラは本物のプレッピーの系譜を汲む青年だ。(以上、ミュージックマガジン1月号より)
僕が初めてVWを聞いたのは、昨年の春。ジャケットがなんとなく気になり買いました。やはり、ジャケット同様学生っぽい雑煮ワールドミックスな音楽に若々しい感覚を嗅ぎました。ですから、インタビューでのラルフローレン大好き発言も、意外でなくかんじました。なんとなくタイプは、東部ではなくWESTっぽくてビーチボーイズに似ているなあと思いましたがどうなのでしょうか。また音楽の方向性は違いますが、このアマチュアっぽい青臭さから、80年代のREMのデビュー盤を思い出しました。
いずれにしろストリート系や紅白系のスタイルが全てのミュージシャンの世界で、久々に真っ当なスタイルをした青年なので応援したい気分ですなぁ~~。
IVYルックで決めて、初期の頃のRAP、グランドマスターフラッシュあたり?、を吠えるとかっこいいんじゃあないかと、アマチュァ音楽愛好家は考えます