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Written by 慶伊 道彦March 15,2011

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東日本大震災は、もちろん僕にとっては初めての体験でした。2時間歩いて事務所に帰ると、室内はヤレヤレ~~といった感じに飛び散っていました。書庫が崩れて雑誌、本、CD、DVD、雑貨小物、、、etc。したがって後片づけをトツトツタンタンと。片づけの最中、珍しい本がヒョッコリでてきました。”PAUL WELLERのすべて”を特集したミュージックマガジン2005/10月号。さっそく翌日読み直ししてみました。

今週は、そのアルバムガイドから当時のポールへの思い等書いてみました。解説者の寄稿も参考にして。

僕がポールウエラーに興味をもったのは、JAM時代ではなく、スタイルカウンシルを結成したファーストアルバム”カフェ・ブリュ”でした。当時、音楽はブリティッシュ/ニューロマンティックの時代。カルチャークラブ、エコ&バニ、ニューオーダー、、、をオシャレスタイルでクラブで聞いている時代。そんな中での”カフェブリュ”との出会いは衝撃でした。
なんと言ってもCDジャケットのかっこよさ!コートの襟を立て颯爽と歩く様。音もジャズ、ボサノバ、ラップ、ファンクetcバリエーション豊かに組み込まれ(後の、シャーディ、エブリスイングバットバールズの先駆けとなる)いや~~カッコイイの一言!
その後、85年にだした”Our Favorite Shop”がまたいいね~。やはり、まずジャケット写真。昔風のメンズショップに男物のネクタイハンガー、雑貨ショーケース、その前に立つブリティッシュスタイルの二人。バックには、ANOTHER COUNTRYのポスター(この映画をみてルパートエベレットのチャーミングさにうっとりした記憶?)ポールは、この頃政治的運動に目覚め、ゲイ、動物愛護、左翼支持、etcそんなメッセージが込められているのでしょうか。(全英1位にかがやく名盤)
この2枚のアルバムで僕の中にロンドンへの憧れが強まりました。

そんなポールのオシャレの基本は、イギリスTRADにある。彼が好んで着用するアイテムは、Tシャツやポロシャツに至るすべてが定番モノ。特にスポーツモノのロンズデールとフレッドペリーは欠かせない。また、短めのパンツの裾から素足や白ソックスの足首を見せるローファースタイル!最近は、セヴィルロースタイルにもカッコイイ写真を見せてくれます。20年以上もその存在感をしらしめてくれる彼が、今後もどんな変わりかたをするのか非常に楽しみです。”I love PAUL”(実は、僕は本人にこう言った!!?)


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