TATI
May 02,2014
JACQUES TATI
フランス生まれ、パントマイム出身で脚本製作監督をこなす。
フランスが生んだ名監督の一人、高度な美意識に貫かれている映像美や完璧主義は、
非常にコストもかかり完成に10年もかかったらしい。(映画、PLAY TIME)
タイプは違いますが、日本では黑澤の主義とかを彷彿させます。
"のんき大将" "僕の伯父さん" など、題名で思い出す人もおおいのでは。
渋谷のシネマイメージフォーラムで、"ジャックタチ映画祭" が、始まっています。(~5/9)
下記の写真のように、列を作っています。それも、意外と若い人が多かったです。
僕も、週末朝、1時間前にいったのですが、もう補助席とか!(折りたたみ)
こんなところに座ったのは、何十年ぶりでしょうか?笑
僕が見たのは、"PLAY TIME" という長編大作ですが、いや~良かったですよ。
時代はちがいますが、チャップリンの"モダンタイムス"と肩を並べる名作といえるでしょうか。
TATIのパントマイム仕込みの軽やかなステップ動作は、勿論カッコイイのですが
彼が常用している、コート、HAT、ソックス、パイプ、雨傘、、、良いんです。
短めでドロップショルダーのチェックのコート!シルエットといい丈といい、そのまま今って感じ。
パンツ丈も短く、そこから派手なSOXが覗く。 (今で言うと、コーギー社のインターシャ編み)
PLAY TIMEでは、モダン社会に警告する内容なのですが、いや~~お見事というしかないです。
50~60年代のミッドセンチュリー感覚に溢れているんです。 (補助席でも見て良かった~)
まだ、やっていますし、それから全国公開となりますから、是非! ☆☆☆☆☆
(以上、全て引用写真)
BEAMS原宿本店の壁画に、先日の"ZIO"が、描く! LET'S GO!