FAIRFAX COLLECTIVE &ease fairfax 胸元CLUB

BLOG

The Marlton Hotel

Written by 慶伊 道彦June 23,2014

雨の降りしきる金曜日の夜、古き懐かしき時代 "ビートジェネレーション"、 僕の大好きな
Jack Kerouac がこよなく愛したグリニッチヴィレッジの常宿 "The Marlton Hotel" が、
Bowery Hotelのオーナーの念願かなって、遂に、フレンチデカダンス風ブティックホテルとして、
新改築され再オープンしたと聞き、早速、其のホテルのバーへ立ち寄って見た。
ワシントン広場を少し上がった、5W/8ST、まさにグリニッチの入口にあります。
最初1900年に建てられたこのホテルには、Andy Warholはじめ, Benny Bruce(コメディアン)達も、
常宿にしてた事で知られ、毎夜、賑やかにディベートやポエム朗読で騒々しかったのでは?!
当日の夜も、話題性もあり多くのゲストで賑わっていました。
ny14-05-15-06.jpg

ny14-05-15-01.jpg

ny14-05-14-03.jpg
ny14-05-14-02.jpg
(フロントのキーデスクは、かくのごとく古いスタイル)
ny14-05-15-04.jpg
(紅茶のブレンドをしてくれるスタッフ,ブルックリン風)

バーや暖炉のあるカクテルラウンジは、超混みで、一応の旬な雰囲気はだしてはいますが、
肝心のBARのカクテル自体の味は、インテリアに比べ今ひとつだったのが、残念だった。
また、あのやんちゃな時代の雰囲気を、NEWな造りで表現するという難しさも感じます。
そういう訳でJack気分を味わうにはチョット? だが、NYのNEWホテルとしてならGOOD!

Marlton-Hotel-cocktail-bar-Remodelistaasd.jpg
(引用写真)50年代風ヴィレッジでクールなBAR

因に、バーのドリンクメニューに、"ROOM 214" と言うかなり強いカクテルが有るが、
これは、Andy Warhol をピストルで撃った女流作家のValerieが泊まってた部屋の番号から取ったとの事。
ny14-05-15-05.jpg
(カクテル ROOM214)
66n00kdyasd.jpg (引用写真)

mnmt 14-06-02-03.jpg 
(Neil Cassady & Jack Kerouac)
 Beat Generation flophouse for Neil Cassady, Gregory Corso and Jack Kerouac,
who wrote The Subterraneans and Tristessa while living there.
And Valerie Solanas, famous for shooting Andy Warhol, lived in room 214
at the time she shot the pop artist in 1968.   (引用です)

Blogger

中野 香織

エッセイスト/服飾史家/
明治大学特任教授

吉田 秀夫

”盆栽自転車” 代表

長谷川 裕也

"BOOT BLACK JAPAN" 代表

山本 祐平

”テーラーCAID” 代表

伊知地 伸夫

”FAIRFAX” TRAD部門ディレクター

慶伊 道彦

”FAIRFAX” 代表取締役

Recent entries

Monthly archive