FAIRFAX COLLECTIVE &ease fairfax 胸元CLUB

BLOG

BECOMING JFK "KENNDY"

Written by 慶伊 道彦May 29,2017

L'UOMO VOGUE 5月号に、ケネディが登場!
どうやら、最近またケネディブーム? (映画"ジャッキー"公開のせいも少しは?)

僕がインスタを始めて、おや?っと感じたのは、ケネディ(#KENNDY) の投稿数の多さ!
ハリウッド俳優を抜いてダントツ!(因みに、女優は、モンローなのは、偶然か?)
そこで、ケネディブームは、まだまだ続くと感じていた次第、ですからモード系雑誌
L'UOMO VOGUE でも、クラシックスタイルのケネディを捉えるのは当然かと。

ケネディ大統領が誕生した60年代は、ラジオからTVへの移行が進んでいました。
ですから、僕たちは今でも、ケネディスタイルのカッコよさを映像で知ることができます。
演説の巧みさも、聞くことができますし。
(ケネディ以前の大統領スタイルは、写真だけでしか知りえませんが、、、)
また、60年代はアメリカがの男が最も輝いていた時代でもありましたから、
なおさらケネディの素晴らしさが増幅されます。当時の男性の代表格として。

mnmt170431-1003.jpg

"L'UOMO" の特集記事
mnmt170431-01.jpg

mnmt170431-101.jpg

mnmt170431-04.jpg

僕がすきなイラストです、3兄弟の大統領候補
kennedy esquire 15-08-01.jpg

ケネディ家、長男がなくなっていますが、JOHN,ROBERT,EDWARD,
kenndy-ivystyle-1208-01.jpg

JOSEPH P KENNDY Jr. 長男(右)
inst17050101.jpg

友人にいただいた雑誌、ここからヒントを得ました
inst051701-01.jpg
(写真は、雑誌の切り抜き写真です、また一部は引用しました)

短い生涯でしたが、キューバ危機を乗り切った政治力は勿論ですが、
アメリカが謳歌した時代、最後のスタイルマンとしても、輝いています。

CAFE SOCIETY

Written by 慶伊 道彦May 26,2017

3代目ジェームズ・ボンド役 ROGER MOORE  死去89才

日本版ポスターの一部を写真集から抜粋します。
rm170525-01.jpg

rm170525-03.jpg

rm170525^-06.jpg

rm170525-02.jpg

rm170525-04.jpg


CAFE SOCIETY

ウディ・アレン監督、"カフェ・ソサエティ" 見てきました。"曰くビタースィートな一作"
本当に、この監督は多作!年に1本ペースを続ける。
その作品ごとに、評価、好き嫌いが分かれますが、この映画は、ヒットでしょう。
ウディが、最も好きだというアメリカ・ハリウッドの黄金期30年代を舞台に、
相変わらずの、ウディ節。好みの可愛い女優を使い、ある意味好き放題な映画です。
監督冥利!(一応、ほめ言葉でっせ!)

mnmt170529-08.jpg

ウディは、クリスティンにこんなガーリッシュなかわいいSEXYスタイルをさせる
mnmt170529-03.jpg

この映画、冒頭からノリノリ!
音楽、ナレーションの語り口、ハリウッド大邸宅、まさに全盛期のハリウッド映画を
彷彿させる。"ラ・ラ・ランド" と、比較されるのもよくわかります。

主人公演ずる Jesse Eisenberg は、スーツにタイドアップがほとんどで、
こちらとして嫌いになるわけはないですよね。30年代アメリカンスタイル。
mnmt170529-01.jpg

mnmt170529-09.jpg

_-s_rect490mnmt123.jpg

恋敵というか、後半に登場する、ブレイク・ライブリーが妻役
_-s_rect490mnmt12.jpg

以下、他の俳優陣も、決まっています。いや~~アメリカン黄金期30年代バンザイ!
mnmt170529-07.jpg

mnmt170529-04.jpg

魅力的な二股愛を演じる、クリスティン・スチュワート
"トワイライト" で、ブレークし、いまや売れっ子女優に。チャーミング!!!
最近、シャネルのコマーシャルに登場し話題に。
kristen-stewart-slams-critics-who-talk-crap-about-twilight-ftrmnmt1.jpg

ブレイク・ライブリー TVドラマ "ゴシップ" が、当たり役。
"ロスト・バケーション" での、美しい肢体が印象的
1-13-!_image_size_372_xmnmt123.jpg
(全て引用写真です)
二人ともシャネルの衣装!よく似合っていますし、当時の流行を競ったり
クラブの世界の華やかさとかもよく表現していました。
ウディの我が道を行く映画スタイル、粋で華やかで少し崩れている世界観が面白いです。


Sh-Boom

Written by 慶伊 道彦May 15,2017

The CHORDS /   "Sh-Boom"
ザ・コーズ   / "シュブーン"

mnmt170428-01.jpg

mnmt170428-05.jpg

1954年、たった一曲のみの大ヒットを飛ばしたコーラスグループの話
初期のドゥーワップ、R&Bボーカルグループ "ザ・コーズ" の曲が
初めて白人の聴くラジオに紹介される。当時、ドゥーワップは、不良の歌とされ
白人社会では、拒否されていたが、この曲が発表されるや一気に広まる。
甘い恋愛ソングで、SEXを感じるという批評家もいたらしいが、、、
今日、僕がきくところ、全然甘くスィーツなアカペラコーラス風。(時代ですね)

27080323_350_350mnmt6.jpg

hqdefaultmnmt4.jpg

この曲は、ですから白人がリメイクしても大ヒットを飛ばす。
カナダ出身の白人グループ "The Crew-Cuts" が歌うレコードもベストテン入り。
その後、いろんなグループが歌うが、当の "ザ・カーズ" は、この1曲で、消えました。

1200x630bbmnmt7.jpg

クルーカットというば、IVY少年たちのあこがれのヘヤースタイル!
髪の短い黒人からでたと考えられるが、分け目を剃刀で、カット!ラインを入れる。
日本でも、湘南風おぼっちゃまルックとして、はやる。

crewcut1234.jpg

"シュブーン" は、聞けば聞くほどチャーミングな曲で、僕もレパートリーに入れてみたい。
というか、カラオケいったことないのですがね、ヤレヤレ~~

The Chords で、検索すると、ロンドンのモッズグループが出ます。
間違えないように、(アメリカ)と入れて検索してくださいね。

mnmt170428-02.jpg
(全て引用写真です)

TWIN PEAKS

Written by 慶伊 道彦May 08,2017

TWIN PEAKS

tewnpeaks1.jpg

1990-1991 放映され、大人気となったTVドラマ
監督は、かの "デヴィット・リンチ"
このドラマが、今春再スタート!

mnmt170404-101.jpg

170405-012.jpg

ドラマの舞台は、カナダ国境から南に8キロ、西に20キロのところに位置する
ワシントン州の田舎町。そこで、"ローラ・パーマー" 事件が起きる。
監督デヴィット・リンチは、こよなく愛するアメリカ50年代の田舎町と
そこに住む普通でも、どこか怪しい住民をシュールにドラマに落としこむ。

holorama-twin-peaksmnmt.jpg

主役であるクーパー特別捜査官(カイル・マクラクラン)は、生真面目ながら
斬新な捜査方法の持ち主、常に携帯用のカセットレコーダーを持ち歩き記録に残す。
(その後、よく色んな映画でもこの動作を見るようになりましたが、
その当時は、もの珍しく面白いことをする捜査官だな~というのが感想)

yjimageX0PHPHT0mnmt.jpg

当時は、まだVHSテープの時代で、貸しビデオやで運よく手に入れ
(大人気でなかなか、かりられない)
お正月のスキー場の宿泊時、2晩で一気見!頭が朦朧として滑った記憶が残ります。

いや~~とにかく、魅力あるキャスティングの勢ぞろい!
特に、次々と登場するアメリカン美人に圧倒されました。
ローラ・パーマーを演じるシェリル・リン、そしてシェリリン・フェン、、、

audrey_TwinPeaksmnmt.jpg

twin-peaksmnmt.jpg

なんと!新作"シーズン3"が、今春5月に全米でスタート!(日本では、夏から)
またまた、素敵な美人勢が、、、ナオミ・ワッツ、モニカ・ベルッチ、アシュレイ・
ジャッド、アマンダ・セイフライド、、、
男優も、くせもの俳優ティム・ロスなどが出演し楽しみが増えます。

DAVID LYNCH
1976年、カルトムービー"イレイザーヘッド"で、監督デビュー。カルトブーム
の火付け役。

mnmt170405103.jpg

エレファントマン(80)、デューン(84)、ブルーベルベット(86)、
ワイルドアットハート(90)、ロストハイウェイ(97)、
マルホランドドライブ(01)インランドエンパイア(06)、、、
いや~よく見てますね。やはり、シュールリアリズムと50年代調アメリカという
ダブルにかぶるセンスが僕にぴったりあうのでしょう。

現代アートや音楽の分野にも同じような嗜好の作品を発表。
最近では、なんと!本人のコーヒー好きが高じて自前のコーヒーブランドも手がける。
そのコマーシャルが、またすごいのです。
らしいというか、娘さんのジェニファーリンチが製作、"DAVID LYNCH SIGNATURE CAP"
是非!U-チューブでチェックしてみてください。
(写真は、全て引用写真です)

GERGIA O'KEEFEE

Written by 慶伊 道彦May 01,2017

Georgia O'Keefee   /   LIVING MODERN
Brooklyn Museum

mnmt170408-11.jpg

3月下旬から、NY、ブルックリンミュージアムで、ジョージア・オキーフ展開催。
ちょうど、スケジュールが合ったので、早速行ってまいりました。

オキーフといえば、花、動物の骨、抽象画で今日では有名なアメリカの画家ですが、
僕が知ったのは、70年代に入ってから。NYで知り合った不良外人がアーティスト
だった関係で、教えられたのですが、、、(当時、ARTにはそれほど縁がなかったです)
その後、NY派のニューペインティングを知って、すっかりアート通ぶるように(汗)
オキーフを教えられたときは、僕はその方を(つまりオキーフ)老人男性と見ていました。
2~3枚の写真からでしたから、オキーフは当時80才代?シンプルな服装ですから
写真だけでは、性別はつかなかったです。(今の時代のように、情報写真が豊富でない)
80年代にはいり、一度、サンタフェに寄ったのですが、さすがその際は驚きました!
オキーフのデザイン感覚がそのままでしたから。つまり、サンタフェスタイルは彼女が
導いたのでしょう。オキーフ・サンタフェ美術館もあるくらいですから。

今回の美術展を見て、まず感じたのは、なんと!なんと!彼女は若かったのだ!
(ず~~っと、老人のわけはないのですが、なにせ素敵な老い方をなされてましたから)


mnmt170408-14.jpg

バージニア大学を卒業後、1918年にアーティストになるためにニューヨークに出ます。
この美術展がユニークなのは、作品とオキーフのWEARが一緒に展示されていた
ことです。20代の彼女の服装は、僕が感じるY'sというか80年代東京の世界、
キナリと黒だけのスッキリした服装。とてもあか抜けた都会的なセンスです。

mnmt170408-13.jpg

mnmt170408-100.jpg

1954、エミリオ・プッチ、Dress
mnmt170408-112.jpg

そして、29年にニューメキシコに移ります。作品も、花を大きく描いたり、
牛の頭蓋骨や角を描くようになります。服装も、サンタフェスタイル?
デニム、インディゴ、自然素材、シンプルなデザインにおさめています。
バンダナもオキーフが洗練されたスタイルにおきかえました。

1950年代、Banndana
mnmt170418-001.jpg

60年代、オキーフは、アジアに旅行します。日本、中国、、、
そこでの感覚を彫刻や着物にも反映させます。
1960年代、Tanzen
mnmt170408-17.jpg

1984、BuruceWeber撮影、
mnmt170408-16.jpg

数々の有名カメラマンが、オキーフを撮っています。やはり、魅力ある被写体ですから。
実に100才近くまで長生きされたので、晩年の作品も多く、充実しています。

1946、CecilBeaton撮影本人と
mnmt170408-19.jpg

素敵な笑顔、1975、DanBudnik撮影
mnmt170408-12.jpg

GEORGIA O'KEEFFE / LIVING MODERN BOOK
まだまだ紹介しきれなかった写真もたくさんあります。
この本には、たくさんの素敵な作品、写真、WEARが載っています。是非!

Blogger

中野 香織

エッセイスト/服飾史家/
明治大学特任教授

吉田 秀夫

”盆栽自転車” 代表

長谷川 裕也

"BOOT BLACK JAPAN" 代表

山本 祐平

”テーラーCAID” 代表

伊知地 伸夫

”FAIRFAX” TRAD部門ディレクター

慶伊 道彦

”FAIRFAX” 代表取締役

Recent entries

Monthly archive

1