NYレポート Ⅳ タクシース ト
November 26,2007
今秋、NYのイエローキャブが今年2度目のストライキをしました。クレジットカード読み取り機とGPSの設定業務化に反対してのストライキです。
利用者には便利でも、移民の多い運転手にはあまりにも高コストだからと言うことです。
NY滞在中、何度もイエローキャブに乗りましたが、多くのキャブにGPS(今、何処を走っているかがわかる)がついていました。僕は最初、カーナビかな?と思っていたのですが、実はGPSだったんだという事が、帰国して新聞を読んで知りました。
ちなみに T Vをつけているタクシーも多く見かけました。この半年の間に汚い感じだったNYのタクシーもすっかり変わりました。もっとも、未だ 30%位のキャブに限りますが。
タクシーと言えば、NYの夕方はぜんぜんタクシーがつかまえられません(ラッシュ!)。ですから、予定時間が迫っていると、ついリムジン(白タク)に頼ることになるのですが、今年はこれが異常に値上り?していました。ちょっと前までは、60st.から、ワシントンスクエアまで(つまり 60ブロック) 20ドル位だったのですが、今回は 40ドルとふっかけてきました。なんだかんだで 30ドル!で折り合うのですが、これが行き先をトライベッカとかノーホーとかになるとプラス 5ドルとか言ってきます。(地下鉄に変えれば済む事なのですが・・・)
80年代は、10ドル出せば大型リムジンでちょいとナイトクラビングを楽しむ事が出来たのですが、25年間で 3~4倍のUPは、ちょっと計算が合わない感じがしました。
でも夕方のリムジンほど、ショートステイの僕にとって便利な足はないというのも事実です。
On the Road
うちの会社の1Fをショップにし、On the Roadとしたのですが、何故か最近、ジャック・ケルアックが内外の雑誌etcで話題になっています。(良い偶然ですかね。)
日本でもエスクァィア ジャパン誌で数ページさいていますし、又、青山 南さんの新訳本も出版されました。ジャックの語るような文体から、みずみずしいリズム感や疾走するアメリカのゴールドエイジをさらに良く感じる事が出来ますよ。是非!