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色の復帰

Written by 慶伊 道彦March 03,2008

色の復帰
メンズにもピンクやオレンジ、グリーン、イエロー、もちろんブルーときれい目な色が戻ってきました。スーツはグレーが続くとして、Vゾーンはグレーやベージュといった昨春から続いているニュートラルカラーから脱却して、この春夏は新しい色を試してみませんか。
写真のように、例えばストライプの部分に強い色のあるシャーツだったり、ネクタイにビビットカラーを選んでみたりと。スーツは無色グレーですから、Vゾーンに強い色のシャーツとかネクタイがきても、それ程強くは見えません。ブルーかイエローのタイから取り入れてみましょう。
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色といえば、アメリカのパワータイを思い出します。
80年代のヤッピーブームの頃のパワースタイルの決め手はサスペンダーとイエロータイでした。(頼れる強い男のイメージを出したのでしょうか?)その後、パワーカラーはイエローからレッド、そしてブルーのタイへと変わりました。
大統領選挙でのイメージ戦略でも有効だったらしいです。2代目ブッシュ大統領は、ここの所人気落ちですが、ネクタイ分野には大いに貢献したと思えます。イエロー、レッド、そして今はブルーと、時代の香りの無地色を読みとって身につけています。今の時代のノリは、情熱的な赤よりは、清潔感のある(クリーン)ブルーと読んでいるのだと思えます。(仏大統領の明るいNAVYは、カッコイイですね、さすが!)
メンズにおける(パワースタイル)色の役割は、思っている以上に大切なのでしょうね。
ところで、クリントン氏が勝てばオレンジ、イエロー、ライトブルーあたりのカラーが、オバマ氏が勝てばネイビー、ワイン、ブラウンといったベーシックカラーの巻きかえし???
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