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映画館に行こう。

Written by 慶伊 道彦November 09,2009

いい映画を見た 後って、なんか一週間位その名残を引っぱって気分が良くないですか?今回見た 映画がそれでした。皆さんに もさっそく映画館に 行って味わって欲しいと思い、書き込みました。もっとも言ってる本人も今年は、インフルエンザ騒ぎでつい映画館に足が向かなくて反省ですが。
さて、映画 "アンナと過ごした 4日間"
ポーランドの地方都市、人影もまばらで活気がなく、時の流れが止まったような場所。(映画公式サイトより)
ス トーリーや感想を述べる様な事はこのブログの役割ではないと考えますので省くとして、この映画の「愛」という主題の前には、我々ファッション屋も底浅く思えてきます。というのも、この映画には洋服や生活のトレンド感は一つもあり ませんが、それにもかかわらずなんか新しい息吹が感じられたからです。
71歳の監督イエジー・スコリモフスキの若々しい感覚に 驚きます。ポーランドの監督といえば、昔、アンジェイワイダの"灰とダイヤモンド"やロマンポランスキーの"水の中のナイフ"など素敵な映画がたくさんありましたが、早速今週末にでもTSUTAYAにGO!て気分。
偏執な愛をテーマにした 映画は、昔々、大学時代に見た「コレクター」を思い出します。いい映画でした。
監督ウイリアムワイラー 主演サマンサエッガーとテレンススタンプで蝶のコレクターシーンが印象的な映画ですが、同じ狂気でも「アンナ ・・・」の方がより 純でやはり今の時代背景を表していると思いました。
最後に、ワンシーンだけ男が正装をして行くシーンがあるのですが、良かったですね~。そのシーンで映画がしまりました。やはり、白のシャツとネクタイは男を上げますね。
ポロシャツ諸君!せいぜいネクタイを巻きましょう!

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