N.Y.のウインドウから
November 24,2009
僕が最近なんとなく気になっている男のスタイルは、60年代。アメリカの青春時代といったところですね。NYのウインドウからもそんなタッチの写真を撮ってみました。
ブラックフリースのデザイナー “トムブラウン” も、いつも60年代を意識してスタイリングしているって感じですが、アイビールックを原型にしながらも、各パーツにオーダー感覚を取り入れ、うまく高級感を出しています。本人ブランドがデザイン過剰なので、かえって ブラックフリースの方が、より本来のトムブラウンの好きなスタイルなんじゃないかとついかんぐります。コンポラアイビーを理解出来る数少ない方ですから、あまりデザイナーデザイナーに なってほしくはないですな。
他の写真からも、エリの型の変化にこだわりが見えます。2つボタンでナローラペルとなると60年代の代表スタイル。シンプルな分だけ、ラペルのノッチの形に色々と工夫をこらす楽しみを見つけるのが男ルックなのです。
50~60年代のアメリカ映画は、こんな男であふれていますから、とっても勉強に なりますゾ。