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MAD Men’s the GRAY

Written by 慶伊 道彦February 15,2010

先週の白シャーツの話から伺えますが、MADな男たちのユニフォームは、クラシックスタイルです。体に程良くフィットさせてオーダーしたらしきスーツを着込むのは、部長クラス。いわゆるコンポラスーツ。2ツボタンの広めのVゾーンスーツ、短いサイドベント。若手は、3つボタン、トラッドスーツ。当時は、トラッドスーツは既製服の定番でした。役柄を示してはいますがいずれもスタイルはクラシックでキメキメ。白シャーツに、カラーピンをしたりタイバーを挟んだり、たまにはクレリックシャーツで遊んだり。もちろん、ネクタイも欠かせない大切なアクセサリーです。レジメンタル、ソリッド、クレスト、ワンポイント、チェックもまれに。組み合わせがおしゃれですね。スーツのラベルの型を見ているだけでも飽きません。セミクローバー、フィッシュ、ピーク、ラウンド、、、ベントもフック、センター、ちびサイドベント。やはり、当時は、GRAYが中心でしたというより全てがグレー。まれにブルー。今では溝ネズミ色などと揶揄されていますが、クラシックとはシックで目立たないものなのですね。それから、だからこそワイルドでSEXYな男達の行動もバランスがとれるのでしょうか。
お酒もこの時代には欠かせません。職場のシーンでは、部長の部屋にはウイスキーセットが置かれ、原則4時以降からは飲み出します。今でいうcoffeeですかね。(ハッピーアワーという言葉もここからでたとか?)BARでは、マティニーが主役、もちろんレストランではシャンパン。まさに、全シーンに、アルコール、タバコ、アルコール、タバコ、そしてSEX。(クレイジー&MAD)いつ仕事をしているんだろうと感心してみてしまいます。(苦笑)
主役をはるのが、John Hamm。ドラマの中では一番シニカルな役どころです。スタイルも一番スタンダードなおしゃれです。グレーのスーツにグレーのタイで決めることも多いので今の時代でも着こなしの参考になります。雑誌GQでも、彼を取り上げてGRAY特集していました。
女性の服装ももちろん、インテリア、建築物なども素敵なので女性にも楽しいドラマです。是非!(この後、10年後くらいあとから例のウーマンリブ運動が台頭して、なにはともあれ女性の地位向上と引き換えにミッドセンチュリーな魅力のダウンが始まったとさ) 

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