MAD men を楽しむ
February 08,2010
2010年、始まりましたが今年もよろしくお願いします!
早いですね、もうすぐに アカデミー賞の月です。今年は、なんとなく不作?!(アバターのせい?)その前哨戦という位置づけになるゴールデングローブ賞、そのTV ドラマ部門で ”MAD men”が最優秀を獲得しました。エミー賞も勿論。
今年のお正月は、話題のこの”Mm”全シリーズを一気に見ました。いかんせん、全巻一気にみたというのは、20年前デヴィッ トリンチのツイーンピークス(30話?)以来。こちらも20年歳喰っていますから、結構根気がいりました。しかし、よく出来たTV ドラマでしたので楽しめました。映画とくらべても全然遜色ないかんじ。当時の街並みや室内などセッ トもよく出来ていますし。
映画の内容は、僕の好きなミッ ドセンチュリー50年代後半のニューヨーク、広告業界に勤める男たちの物語。題名にマッ ドメンとあるとおり、出世、マネー、SEX、酒、そしてタバコ!狂いまくっている男たちのドラマです。(タバコ 会社のスポンサーがついているのかと思うくらい、全編タバコ、煙草、tabacco、、、しかし当時はそのくらい皆すっていたんでしょうね)
第二次世界大戦が終わり、アメリカは大量消費時代を迎えます。その時代のマーケッ ト戦略にもっとも影響力を持っていたのが広告業界。今と比べものにならないくらいの影響力。消費者は同質化を求めていましたので、大量に売れた時代です。(VWのカブトムシのコマーシャルは大ヒッ トしました)
当然そこで働く男は、エリートで羽振りがよく時代に超敏感、そしてSEX三昧。今でいう、ヒルズ族に近いものでしょうね。会社で働く女性陣もセクシーで素敵なドレス。背景になるオフィスや家のリビングなどの家具調度品、グラスセッ ト、、、ニューヨークが一番!という人種の物語。ここでは、いろいろ詮索せずに素直に彼らの50年代世界にとっぷりつかってみるのが、このドラマを楽しむ上でのルールでしょうかね。
服装に関しては、次週書きますが一つだけ。ドラマ第一巻にでてくる場面ですが、部長が自分のオフィスの部屋で着替えるシーンですが、デスクの引き出しを開けると、そこには白のYシャーツだけ5枚ほど積んであります。いや~~贅沢なシーンでしたね。