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Minetta Tavern N.Y.

Written by 慶伊 道彦May 21,2012

NYレポート #6  new Restaurant

" Minetta Tavern " について

噂のレストランに予約出来ましたので、レポート開始。
このレストランのオリジナル(原型)は、1937年に開店した、ヘミングウェイやユージン.オニール(著名な劇作家)や、議論好きなヴィレッジの人達が、当時語り合いの場として集まって来た伝説的な溜り場のビストロだったとか。
いつしか時代の流れで、このビストロも店閉いとなり、売りに出されていたところを、レストランのセレブ仕掛人のKeith McNally(英国人で、常に話題をさらってる、セレブ御用達のSOHOのBalthazar, West VillageのPastis, TribecaのOdeon等の経営者)が、
ようやく2008年に、"Minetta Tavern"の権利を勝ち取り、60年前のレトロ漂う、
"Parisian bistro meets classic NYC tavern (居酒屋風)." のコンセプトで、
約一年ががりで完成させたミシュラン星獲得の話題性に事欠かない、評判の高いレストランである。
今回オーダーした全皿と共に、制作に30分かかるオレンジ.スフレ(デザート)も、
申し分無く合格点、スタイルだけでなく、テーストでもレベルの高い店です。
場所も、ヴィレッジ南に位置しMacDougal st.と渋いです、写真で分かるかと思いますが
新しいレストランとは全く想像出来ませんが(古く感じるように仕込んでいるので)、
またそれが戦略なのでしょうか。写真のように昔のウエイトレスとよんでも良さそうなコスプレ?ウエイターが仕切っていますしね。
さすが、NYで、生き続ける仕掛け人は、やることが大人ですね。

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今回ディナー後に行ったチャイナ.タウンの迷路の中の隠れや風バー&ラウンジ、
" Apotheke "。 
立地ロケーションは、ギャング映画のセットの様に緩やかなLカーブの小路裏に看板も無く、口コミのみでお酒好きのクールな若者達が夜な夜な集まって来るような処。
此処の売り物のオリジナル全カクテルのコンセプトは、ナチュラル.ファーマシー.ミックス。
バーのカウンター棚のボトルも、全て薬用瓶を使用。
各アルコールと共にミックス使用する材料は、毎日フレッシュな地元産のハーブと植物
(薬草、根、葉類等)と季節のフルーツ。
バーテンダーは、なんと!全員白衣(ドクター用)で病院仕掛け、もっとも店内は割と普通のしゃれな内装でしたが。
カクテル.メニューのカテゴリーも、かなり変わっている、
Healthy & Beauty(健康と美容)、Stress Relievers(ストレス救済)、 Pain Killer(鎮痛剤)、
Stimulants(興奮剤)等下に、夫々のドリンク名が、 Dr.RuthとかDevil's Danceと言った様なカクテル名がつている。
なんか、映画の中に迷い込んだみたいな不思議なチャイナタウンの一夜でした!

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