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NICK WATERHOUSE

Written by 慶伊 道彦February 18,2013

新年に聴きに行った、音楽シーンから

BLUE NOTE TOKYO
NICK WATERHOUSE  / ”NEO VINTAGE SOUL”

ブルーノートに久々にいってまいりました。チョット気になってる若者のライブがありましたので。まだまだ知名度も低いし、ジャンル的にも難しい位置なのか、客席は6分の入りか。


エイミーワインハウスの登場によって、広く世にしられるようになったネオヴィンテージソウル シーン。
その流れを引き継ぐ注目株がニックウォーターハウスだ。
彼を語る上でまず、そのマニアックな音楽性やルックスにも関わらず、現在26才という若さに驚かされる。高校時代に組んでいたモッズバンドの解散後、大学に通うためサンフランシスコに引っ越した彼は、ローカルの小さなレコードショップで働くことになる。そこで彼は様々な50、60年代のR&B、ソウルの7インチシングルに出会い、それが彼の音楽的な方向性を決定付けた。たった1枚のシングルのみで終わったような無名なアーティストの作品までが彼に大きな刺激を与え、この世界へ強く引き込まれていくことになる。

磁気テープを使ってレコーディングを行い、さらにビーチボーイズが実際に使用していた機材を使って音源のマスターが作られた。その結果生み出されたアナログならではの暖かみあるサウンドこそが彼の大きな魅力であり、その異常なまでのこだわりが彼のアーティストとしての強いアイディンティティになっている。 ==音楽ライター/大前至== より抜粋

専門家の説明を記したのは、レトロヴィンテージソウルとはなにもんだ?という、説明が
僕には、やや難しかったからです。
とはいえ、僕が見に行った理由は、上記の事ばかりではなく、彼のステージの服装や雰囲気が見たかったからです。オタクぶりを。

ブルックスのアンティークスーツ?と思われる、グレーのTRADスーツに白のボタンダウンシャーツ。
ネクタイを締めていなかったのが残念でしたが、7/3に分けたヘヤースタイルといい写真の通りの実に普通なヤングガイな雰囲気。
音楽は、ちょっと、マッドでレトロなロックンロールといった感じを彷彿させました。トラッドなラインとはいえ、フォークではなくガレージロックといった趣。

映画”ゴーストワールド”にでてくるスティーブブシュミが演じるヴィンテージコレクターみたいな男はアメリカには、意外といっぱいいるのでしょうかね。彼の音楽には、テクニックレベルを越えたオタク仲間の代表スターという雰囲気がありましたよ。Uチューブで!


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