New York Night '13 Spring
July 08,2013
NY、レストラン歩き、いまさら春の報告ですが
BEATRICE INN
今春のNYナイトは、Vanity Fair(アメリカの有名セレブ系雑誌)のチーフ.エディター(編集長)Graydon Carterが、セレブ御用達で話題を集めたWavery Inn、ミッドタウンのMonkey Bar新改築オープンに続いて、3軒目経営となる話題のレストラン, Beatrice Inn(West Village)にて食前酒(@Barにて)、そしてメイン.ダイニングにて食事をした。
wavery inn は、確か一昨年訪れスゴク素敵なテイストのレストランに感銘したことを覚えています。(ブログにも載せました)
レストランの入口は、メンズクラブ風なこじんまりとしたバー。
ソノ先にマホガニーのパネル張りメイン.ダイニングルーム。
食事のメニューは、ニューアメリカン。
偶然、其の夜の小生達の隣りのテーブルには、米国大統領夫人、ミッシェルオバマのお気に入り若手ファション.デザイナーのJason Wu達が、食事をしていた。
(勿論、僕には興味にない人々ではありますが、一応観光めいた報告を)
外観のレッドとグリーンのネオン.サインのBeatriceInnは、1840年にWest Villageの閑静な住宅街に建築されたタウン.ハウスで、長い間、イタリアン-アメリカンのレストランが、家族経営されていたが、時代の流れと共に閉店。其の後、2009年迄は、ドアー許可厳重なファッション.クラブ風プライベート.デスコに変わり、話題をさらったが、閑静な住宅街の近隣からの騒音問題が生じ、閉店を余儀なく迫られた。
其の後、Graydon Carter自身が居住するこの地区に、日々、シンプル.メニューで、気楽に食事を楽しめるコンセプトのレストランを、オープンしたいと言う願望から、遂に昨年秋、旧Beatrice Innに新風が吹きかけられ、開店となった。
開店早々、テニス界の帝王、Roger Federerの31歳の誕生日が、アメリカン.ヴォーグの編集長で友人のAnna Wintourが主宰し、ニコール.キドマン始め、親しい俳優、著名デザイナー、モデル達を、祝いに招待して其の夜を盛り上げたようだ。
The Dead Rabbit (Irish Pub & Parlor)
今回、食後に立ち寄ったバーは、オープンしたばかりのDead Rabbit、1980年代の歴史的建築物が、未だ残るウォール街の貴重なウォーターフロント地区に、古き良き時代の
ノスタルジー再現のコンセプトで、Milk & Honey, Londonや Belfast'sMerchant Hotel Barで数々の賞を獲得したアイルランド人のバーテンダー/バー.プロデュサーの男性2人が手
掛けたアイリッシュ.パブ&パーラー。1階は庶民的な大鋸屑を散らした立ち飲みスタイルのパブ(お手頃料金のドラフトビールとウィスキーがメイン)、2階が72種類のクラフト.カクテル(シェカーを使わない)がオーダ-出来るパーラー。ドリンクメニューは、一部を除き1800年代~1900年代初期の頃のカクテル文献に沿って、12グループに区分され各6種類づつで構成していてる。細長い2階のパーラーの中には、オルガンも置いて有り、その日は、アーティストが弾いていて、カクテルのせいかな~、一寸タイムスリップした様な感じであった。
しかし、商業ビルの谷間で人里離れた地区の割りには、此の店だけが、ニューコンセプト好きのニューヨーカーで、超混みあっていた。
但し、2階席へは、セキュリティガード兼案内係りの許可が必要。
因に、各カクテルカテゴリー名は、Bishops,Communal Punch, Fiips, Possers and Nogs等々、かなりユニークな名前がついている。