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MAD MEN season #6

Written by 慶伊 道彦July 14,2014

雑誌"BRUTUS"が7月15日号で、海外ドラマパーフェクトブックを特集、
今年の夏休みは、海外TVドラマにつかりそうな気分。
先週は、その中でも大好きな "MAD MEN season#5" をレンタルで見ました。

マッドメン シーズン6

4年連続エミー賞を受賞、シーズン1から毎度見ていますが、本当によくできたTVドラマです。
特に、60年代、大量消費時代の洗礼を受けた僕達世代には思い入れが深いのではと、、、
舞台は、60年代NY、マジソンアベニュー、広告制作会社、
この設定だけで、もう僕はびびります。当時、広告制作は若者にとってトレンドのトップでしたし、
フォルクスワーゲンのアメリカ進出の一連の広告キャンペーンに痺れた思い出もあります。
JUNの"マジソン"というブランドが、またカッコよかったんです。VANとは違う意味で。
またシーズン4では、ちょうどケネディの時代を映していましたし、
僕ら世代には、全場面興味はつきないですね。

公式ページからの引用ですが、
"昼食事からマティーニを傾け、夜は若く美しい愛人との情事に溺れる、、、
策略、野心、裏切り、崩壊、そして愛、、、さまざまな感情が男達と女達の運命を変えていく、、、"
コスチュームが男も女も、60年代ファッションでもう~メロメロメロン。

そのあたりを引用写真で、紹介しましょう。
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まさにMAD MENイメージです、ドンドレーパー役、ジョンハム
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mad men 14-05-29-01.jpg カチューシャにシルクスカーフがエレガント
pcsq 14-06-16-06.jpg ジャニュアリージョーンズ
ウィンドゥペインのツイードでワンピースがエッ!ツィードにパール!ああぁ~心乱れ、、、
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mad 14-06-01.jpg ジェシカパレ、カナダ人  
(隣が先妻役、ジャニュアリージョーンズ)
ちょうど、リブタイラーとアンハサウェイをかけた感じ。いつも素敵なファッションで魅了
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b0105586_2329026asd.jpg クリスティーナヘンドリックス
まさにビーナスクラス!この人がドラマのイメージを作っている感が、ムンムンムン男が鳴く

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4人、それぞれのコートスタイルシーン、タータン、オーバーペイン、ペーズリーのスカーフ
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このチェックのコートもクールですね~、ネクタイはペーズリー、よれたシャツ、ブルックリン風
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このコート!まさに今って感じ、チェックのスカーフを合わすところもニクイし、セルフレも様に。

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3者3様のポケットチーフの入れ方、当時は、白のシャツ共々オシャレの必需品でした。

このドラマのメンズファッションは、男に装い方の原点を教えてくれます。
勿論、女性の口説き方やお酒にシガー、煙草、とにかくMAD!
60年代のメンズ月刊誌、男子専科が復刊するらしいですが、こんな感覚も取り入れて欲しいなあ~

次は、"House of Cards" デヴィットフィンチャー製作指揮、ケヴィンスペイシー主演、
これみるつもりです。大統領モノってそそられます。
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(引用写真です)

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中野 香織

エッセイスト/服飾史家/
明治大学特任教授

吉田 秀夫

”盆栽自転車” 代表

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"BOOT BLACK JAPAN" 代表

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”テーラーCAID” 代表

伊知地 伸夫

”FAIRFAX” TRAD部門ディレクター

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”FAIRFAX” 代表取締役

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