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Björk

Written by 慶伊 道彦May 25,2015

Björk  /  ビョーク
アイスランド出身のシンガーソングライター
スタートは、"シュガーキューブス"というバンドのシンガーでした。
このバンドもクールで、僕も90年代後半でしたか、結構CD買わせていただきましたが。
映画 "ダンスインザダーク" では、カンヌ パルムドール 主演女優賞を獲得。
彼女は、かなりの鋭い感覚の持ち主です。説明は難しいので皆さんソレゾレチェックかな。
三島由紀夫、川久保怜、荒木経惟、、、とくれば、大体の感覚は分かるでしょうか?
ですから、誰からも好かれるとかいうタイプはなく、時々派手にニュース事件も起こします。
そんな彼女の個展が、ナントナント!あの "MOMA" で、開催されていました。
評判、評論、あの彼女のことですから、当然のごとく酷評もたくさんあります。
しかししかしファンの僕にも皆さんにもそんなこと関係ありましぇ~NNNNNE
始まってもう1か月も経つのに、いまだ半日待ち。(4月第一週現在)
それは、展示方法が特殊なためもあります。因みに、順番待ちでヘッドホーンを受け取り、
ビョークがこの個展のために編集した歌を聴きながら、彼女のオブジェや、
幼少期の日記、制作前のアイディアノートなどを見て回るためです。
ですから、所々で歌に魅せられてジッ~ト動かない人もいるわけです。
また、2つある別会場では、其々ビデオも流され、むしろ流されっぱなしって感ですが。
ソファーに寝転んで半日って人もたくさんいるようです。これでは、混むわけでんな~。
幸い、僕は、要領よく午前中一番に順番チケットをGETし、予約の4時からの入場をして
ビョーク様を堪能してまいりました。彼女、年食って、ますます際どく感じました。
ちょっとついていけないな~と、年くった自分を感じたりして。
MOMAのホームページから、ビョーク展の情報GETできますから、お好きな人はいかが。
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ONE WAY TICKET  /  JACOB LAURENCE's Migration Series
同じ時期、MOMAで開催されていました"JACOB LAURENCE"展
まさに"ONE WAY TICKET" アフリカに帰れない旅
1917~2000、
少年の頃から、絵画に目覚め、AFRICAN-AMERICANの心情や生活を描く
そこにはしたたかな抵抗心も描かれる。
重く暗いアメリカの恥部、しかし意外にも見に来ている人は、白人がほとんどでした。
たくさんブラックの人が見に来て誇ってもいい展覧会ですが、、、
まだまだ、ブラックの人達には、見に来る費用とかがバカにならないのでしょうし。
まあ~違う気持ちも色々とあるでしょうし、
その辺りにいまだ差別の取れないアメリカを感じながら回りました。良いテーマでした。

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(晩年、功績を認められる)
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(少年時の絵、上記建物よりハーレムの心情を描く)
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(鎖で繋がれた時代からを)
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(ニューヨークタイムス記事より)
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(一部、引用写真です)

DRUMMER

Written by 慶伊 道彦May 18,2015

アントニオ サンチェス
今、最も話題のドラマーで映画 "バードマン" の音楽を、全篇ほぼドラムだけでやりきり、
その効果音たるや僕も、マイケルキートンが楽屋から狭い通路を通り舞台に出るまで一気に見せる
長回しシーンの凄さ!それにドラム音が重なり、背筋が凍る?ほどの感情の高ぶり。
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アントニオサンチェスは、当代イチのドラマーです。普段はパットメセニーを支える役割に
徹していますが、自身が率いるバンドでは、力強い強打音を聴かせてくれます。
4月中旬に、ブルーノートで演奏をしたのですが、僕は残念ながら聴きのがしました。
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映画"セッション" 原題"WHIPLASH"(ムチ打つ)
原題は劇中で演奏される曲名でもあり、鬼教師のムチの意味でもあり
原題の方がずっと内容を示してイイと思いますが、日本側はだいたいにおいてこんな感じで。
さて、これも主題は、ドラム!若きドラマーと教師の葛藤、いやそれ以上の緊迫した物語。
監督(DAMIEN CHAZELLE)は、28才。音楽監督(JUSTIN HURWITZ)も若くてすごくイイ。
冒頭のシーンから、ドラム音!!! 次から次へとドラムドラムドラム!
こんなにドラムを聴いたのは、久方ぶりでした。
監督は、この後、ミュージカル映画を撮るようですね。楽しみです。音楽監督も一緒とか。
(主演は、この映画でも主演しているマイルステラーとあの!エマワトソン、いい感じでっせ)
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2本の映画!勿論名作なのですが、なぜか同じドラムが主役!偶然にしては時代を語ります。
その昔、またその昔、日本でもドラマーがもてはやされた時代がありました。
なにせ、あの裕次郎がドラマー役を! "嵐を呼ぶ男"
"おいらはドラマー、やくざなドラマー~~おいらが叩けば~~" なんてネ
それから、ジョージ川口という名ドラマーがいましたネ。子供たちもステッキかわりに
棒切れでトントンパンパンとやったものです。
その後、ナベサダや日野皓正が出てきて、トランペットなど管楽器プレーヤーの方が売れて
ドラマーは、リズムを刻む役割のほうに回りました。(おおざっぱな流れでっせ)
勿論、アントニオサンチェスやスライダンバーのように、主役を刻むプレーヤーもいますが。
しかし、そろそろドラマーの出番でしょうか。なんといっても、カッコイイ!
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お笑い系になりますが、フランキー堺やハナ肇もドラマー、余談でんな~すいません
"セッション" のサントラが出ているらしいですね、早速購入して聴いてみたいです。
映画の最終章でやる "CARAVAN" 凄すぎ!あれも入っているのでしょうかね。
(全て引用写真です)

Jean-Michel Basquiat

Written by 慶伊 道彦May 11,2015

Jean-Michel Basquiat
4月3日、バスキア展初日のオープン早々、ブルックリン美術館に行ってきました。
うまい具合に、その日をブルックリンのリサーチと提携先のBKTとの打ち合わせを
予定していましたので、充実した予定となりました。
前回、ブルックリン美術館を訪れたときは、桜が満開できれいだったことを思い出しました。
(今年は、2~3週遅れていたようですね、寒波の影響もあったようです?)
image078qwe.jpg (当日も、生憎の雨模様でした、雨のブルックリン橋)

" The Unknown Notebooks" と命しているだけに、展示された作品は、
あまり知られてないものに絞られていました。
僕は、彼のファンなので、NYでも東京でも何度かバスキア展を見たのですが、やはり、
今まで見たことがない絵画でした。それと、ノートブックにさまざまな走り書きしたものも、
合わせて展示され、本では見て知っていましたが、本物を楽しませてもらいました。
そういう意味でも、いってよかった~知っててよかった~のEXHIBITION!

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それにしても、この人のいななさはうれしい限りです。特に人気がないわけではないでしょうが、
こちらでも曰くマイナーなのでしょう。マンハッタンではないので、観光客もいないのでは?
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この2点、最高にお気に入りでした。
basqua 15-04-20-02.jpg (ノートの書き込み)

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こんな感じで、ノートに書いたアイディアからいずれかに、絵にするのでしょう。

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(NYタイムズでも1面で、しっかり紹介されていました)

JANUARY JONES

Written by 慶伊 道彦May 07,2015

JANUARY JONES / ジャニュアリージョーンズ
"MAD MEN" で、DRAPERの最初の奥様役でブレーク!
僕も、そこで初めてよろしい女優でんな~と思いましたが、
過去をさかのぼると、あまり大した仕事もしてないし、それに肝心なことに
あまり垢抜けていませんでした、僕が思うに。田舎からでてきたばかりのアメリカ娘?
ところが、最近は磨かれ洗練されて(よくある、売れるときれいになる、、、?)
ミドル世代に人気のある女優の地位を確保したようです。
(NYの知人と、彼女のトークで盛り上がりましたから)
マッドメンでは、60年代の魅力的な人妻の役で、僕たちを魅了してくれます。

連休明けの目覚まし代わりに、今週の素敵なアメリカンWOMAM!

january jones -02.jpg (ユナイテッド航空機内誌より)
january jones -10.jpg (垢抜けVOGUE誌でもおかしくないイメージ)
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(全て引用写真です)


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