機内映画　／　ＳＰＹ

ＮＹ直行便XXA
搭乗時刻にゲート入口に入った直後突然の手荷物チェックがありました！
曰く、無作為に選ばれし！お客様の手荷物検査、ボディチェック、致します。なんと！なんと！
席についてゆっくりしようという直前ですよ、しかも慇懃無礼きわまりない口調、
まるで犯罪者を見る目付きで、アトランダムにアメリカの要請でいたします、とさ！ナント！
なにかサービスチケットをくれとは言わないが（そんな事するわけないでしょうが、、）
せめて、今はやりの"おもてなし"じゃないが、やさしく、ごめんなさい、って目線であれば（流し目なら尚良）
僕もこんな思いはしませんよ、テロ対策でしょうから納得しますが。結局１０分間以上のロスタイム！

思い出すのは、およそ１５年前？　当時、ロンドンからＮＹへと回っていましたから、
ヒュースロー空港での出来事。あの悪名高い旧アメリカン航空（現在は新しい会社ですヨ）のカウンター
どうやら担当の女性と僕のウマが合わなかったようで、しかも有色人種！にたいする偏見も感じられ！？
とうとう特別チェックエリアに連行されました。やれやれ～～なんてこった！
僕もむかついたので、真っ裸になってやるぜって気分。結局、下着まで行きつきました。
１時間余りのロス、ビジネスクラスですから早くラウンジに行ってからゆっくりして、ぶらつく予定がパ～
出発時間ギリギリに係員が飛行機入口まで同行、係員が荷物持ち。（当然でっせ）
途中あの担当に、指を一本たてて片岡千恵蔵決め顔！
よくよく特別エリアをみると、連行されたのは、有色人種のみ。かの会社のＷＡＳＰ感覚の悪い面でしょうか。
結局、その旧航空会社（前のですよ～）は、その後、まもなく倒産。（あの対応じゃ～ね～）
グループを組んでいる、ＸXJも５年ほど前にガタガタゴットンしていたようですから、体質は怖いです。
どちらも今は変わったと云う風に風の便りに聞いてますが、アチキには関係ありましぇ～ん。
ＸXＡが、こんな轍を踏まない歩まないことを心より祈りまっせ。（ちょっとオーバーな話でんな～）



（写真と本文は関係ありません）

機内映画　ＳＰＹ
この映画を見て、大笑いさせていただきました、お蔭でそれまでのムカつきもスッキリ！
嫌なことは、すっかり忘れました。
ホンマ、おもろい映画でっせ！
でぶちゃんながら演技達者でかわゆいメリッサ・マッカーシー
脇役がなななんとなんと！ジェイソンスティサムにジョードロウ！
なんともはや～贅沢な映画でっせ。
"キングズマン"が封切され、年末には"００７"、そしてトムクルーズ、スパイ映画ブームでしょうか？
この映画は、それらにちっとも引けはとりましぇ～～ん。






ローズ・バーン　唯一の美女の登場です、嫌な役どころを演じますが、騙されてみたいです

（全て引用写真です）

バルカラーコート　／　ステンカラーコート

後ろの襟が高く、前が低く折り返す形が特徴。ラグラン袖でゆったりとした着心地である。比翼仕立て（隠しボタン）で第一ボタンを締めなくても着ることが出来る。

「ステンカラー」は和製英語で、「ステン」はフランス語のsoutien（「支える」と言う意味。英語のsupportに相当）に由来するとも、後ろが立ち上がって前に落ちている襟からStand Fall Collarに由来するとも言われている。
＝＝ウィキペディアより抜粋＝＝

２０１０年公開映画 "１７才の肖像"
この映画の中で見たステンカラーコートは、久々の衝撃！
何故なら、当時とっくに終わっていたステンカラーコートを、すごく素敵にグレートに着こなしを！
早速、僕はまずは冬物コートに！次に春物コートに！と、取り入れるためオーダー。
マエストロ大橋氏の技量で、極上のラグラン袖コートに仕上がりました。
（このあたりの経緯は、以前お話していますね～～）
それ以来、僕にとってコートとはラグランのステンカラーコート！
それがどうやら、今年の秋、トップトレンドとしてやってきたらしいです。
呼び名も正式名称なる "バルカラーコート" として。
僕も、競馬の予想屋と同じように、まれには当たることあります、流行を当てるという（笑）

１７才の肖像より～


６０年代お馴染み、シャレードのこのシーンも素敵でした




８０年代、もっと若い人には、このシーンでしょうか、"CAFE BLEU" のレコードカバーデザイン
ポールウェイラーのこの着こなしに騒然！




６０歳代の方には、このシーンでしょうか、"ブリット"のマックィーン
無造作カッコよさなコート着こなしのお手本です




古希の方には、このシーンでしょう！"ティファニーで朝食を"のジョージペパード
この時代、どなたはんもステンカラーコートなどという代物は知りまへんでした。




マニアな方には、この写真でも、"GET CARTER" の、マイケル・ケイン




コロンボ！ダサカッコイイ着こなしのお手本です。意外とこんな着こなしができていません、昨今は。


１０年ほど前に撮ったディスプレイ写真、ＮＹラルフローレンブレーカーＳＴ．店
ラッギト感をだした、いい味でやんすね

ＰＡＲＩＳのウィンドウから、チェックのステンカラーも次の出番待ち？

正統派！ステンカラーコートの着こなし、ただ今はもう少し、ゆったり目でＡラインに。
還暦以上の方は、こういった感じの着こなしがおおいです、悪くはないのでせっせ！
ただ、今年は、もうちっとだけ肩にゆとりをいれ、軽くＡラインでゆったり！ネッ！よろしおまっせ。

ＮＹ　ハリケーン到来！？
大荒れの一週間でした、ヤレヤレ～～　（１０月１週）


DONALD TRUMP  /  ドナルド・トランプ
次期共和党大統領選出馬候補にて、大富豪！たびたびの破産にもめげず再起再起
ど派手なパフォーマンスとそれにまさる服装！特にネクタイ！ワァオ！

先々週のＮＹ出張の際の新聞，ＴＶ、メディアにでる回数は、オバマ大統領をも上回っていました。
ある意味で、人気なのでしょうね。知り合いたちは、やや苦笑ってかんじでしたが。





ここのところ、人気は渋いですが、スタイルではピカイチ！　オバマ大統領！



ちょうどショッキングな銃殺事件があり、その際の会見より～
やはりネクタイは、白黒のミニストライプ、納得！わかっていらっしゃる方です


重鎮たちの政治討論ＴＶより～
それにしても、皆さん、いいスタイルを心がけていらっしゃいます。
どこかのおバカちゃんノータイスタイルとは大違い！先進国入りは無理でしょうか？








ニュース・アッカーマンは、こんなスタイルで










秘蔵公開魅惑美女アナ！？　ニュースを楽しみましょう！



（以上、僕のＴＶ写真より）

ICHURO SUZUKI
ニューヨークタイムズ日曜版で、１／２ページを！
５０才までのプレーにあきれながらも称賛か。さすがのイチロ～

新東宝

元々は、僕がこれからお話する、"エログロ"路線の新東宝ではなかったのです、
１９４７年、新東宝映画製作所の誕生。
大河内伝次郎、長谷川一夫、原節子、高峰秀子、、、など１０大スターが
結集して、"十人の旗の会"を作り、かなり文芸色の強い映画を製作していました。
なかでも、溝口健二監督の"西鶴一代女"は、ヴェネチア映画賞を受賞しました。


さて、本題　"エログロ"　の新東宝の話：
１９５５年、大蔵貢が登場、倒産した新東宝を新しく再建しました。
まずは、嵐寛寿朗（アラカン､鞍馬天狗でおなじみです）をつかい、"明治天皇と日露大戦争"で、
大ヒットを飛ばします．（こんな時代でしたね、僕の幼少期は）
そして、路線は次に安価な制作費でできるヒット路線。
それには、エログロ路線がピッタリとはまりました。

しかし、エログロといっても僕が取り上げるからには、褒め言葉です。
当時は、小学～中学時代ですから、エロいポスターに欲情？らしいものは感じますが、
たぶんそのエロさは子供には本当は意外とわかってない。むしろ後ろめたい気分だけ？
最近になって、いくつか見直してみましたが、これがなかなか秀作なんでっせ！
Ｂ級の極地ともいえるでしょうか。

まずは、女優陣から。
三原葉子様、前田通子様、万里昌代様、久保菜穂子様、
以下のポスターも、いい感じでっっしゃろ！こんなん、今時つくれまへんぜ！
題名も惚れ惚れしますやん、こんなんなかなか浮かびませんぜ！
三原葉子のスタイルのいいこと！当時の日本人はまだまだ足も短く体形も貧相。
しかし、彼女のワンピーススタイルは、西洋人にもひけは取りません。
新東宝は、女優の採用基準が他とちがったのでしょう、アイドル無視って感じでいいですね。
　
　



　


その後、実力ある彼女たちは、新東宝を去り、大映､東映などに移って大活躍しました。
例えば、万里昌代は、市川雷蔵と"婦系図"で、共演。　
切れ目な瞳にまいりますや～ん！たまりません、これが本物美人かと。
　

男優陣も負けてられません。
宇津井健、天知茂、若山富三郎、吉田輝男、、、あと、霊媒師でもある丹波哲郎様。
かれらも、後にそれぞれの配給会社で大活躍しています。


　　

彼ら、彼女らからは終戦直後、昭和時代の映画にかける情熱が感じられます。
映画は、大作でなくてもいいのです、児童推薦でなくてもいいのです。
作り手の情熱が、我々観客を沸き立たせます。

そういえば、その報道が子供心にも面白くて、いまだに覚えている有名な話があります。
大蔵映画、大蔵貢の釈明会見より～

高倉みゆき､皇后役女優との、私的関係で釈明会見。大スキャンダルで炎上！
"私は、女優を愛人にしたのではありません。愛人を女優にしたのです"
　　　＝＝＝いや～名言でっせ＝＝＝
昭和は、遠くになりけり～～
（すべて、引用写真です）