ASHIKAWA IZUMI
December 19,2016
美女シリーズ!
今年最後に紹介する女優は、"恋する女優 / 芦川いづみ"
(神保町シアター)
芦川いづみは、今でも20代の純真無垢な女優としてそのまま思い出に残っています。
68年、結婚を機に引退、僕たちはその後、彼女を見ることはありません。
それが、なおさらに芦川いづみの色あせない青春スターというイメージを強めます。
最近は、メディアが氾濫、大衆意識でスターを丸裸にしてしまいます。
結局、その時はうれしい楽しいでしょうが、あとあとなにものこりません。
結果論でしょうが、女優業もブランドと同じで、どう旬を保つか難しいですよね。
特に主演級女優は、整形などのリスクもありますし。(顔の演技が難しくなるらしい)
TVに一切でないとか、結婚引退、こんな感覚のスターはうれしいですね。
芦川いづみは、100本を超える多くの映画に出演(助演、ヒロイン役が多い)、
中でも、川島雄三監督の映画で、芦川いづみは輝いていましたね。(演技力も!)
"風船" "洲崎パラダイス赤信号" "幕末太陽傳" いや~かわゆかったですな~
あくどい世界にポツンと咲く可憐な娘って感じが、映画を楽しくします。
健気な娘!
僕たちの世代は、病棟のベットから一人庭の落ち葉を見ている女に惹かれます。
春樹先生の "ノルウェーの森" の直子 かっての堀辰雄の "風立ちぬ" の節子
"いづみ" ブランドは僕たちの永遠のアイドルの一人でしょう、間違いなく。
ジョー&ジョージ 異色のコンビ映画
芦川の娘役の決定版 / 可憐な清涼剤
圭一郎が決めってるゼ / デビュしたての吉永小百合も
芦川の黒縁メガネが爽やかでいい / "あした晴れるか"
川島雄三監督の代表作 / 女衒に売られるけな気な娘役を演じる
日活四天王? 日活の黄金時代を支えた女優
(全て引用写真です)