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Alain Delon #1

Written by 慶伊 道彦July 24,2017

アラン・ドロン

今季ブログは、きしくも "アランドロン" で始まり、"アランドロン" で終わります。
今年スタートの時は、彼の "サムライ" を、お正月に見直しして、惚れ直したのでアップ。
そして今季を締めくくるのは、彼の演劇活動終了宣言!
再び "アランドロン" 再ブームが起き、その影響で僕も結構DVDで数本を
見直しさせていただきました。そこで~~ドロン!

文化村ル・シネマで、先先週まで2週間に渡り"ドロン"特集。
僕は、そのうちの一本、"山猫"を、見てきました。

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僕とドロンの出会いは、僕が小学生5年?6年?従妹の女の子とデートで!
いや~~凄くカッコいいなあ~と、それ以来、ドロンの虜かな。
"お嬢さん、お手やわらかに"
貧しい田舎モノの僕にとって、フランス映画は別世界!ショックでまいりました。
当時は、田舎にも映画館が、5~6館あり(系列会社別)洋画館も2館ありました。
それまでは、せいぜいジョンウェインの西部劇が中心の洋画の世界が一変!

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ドロンが、かっこいいのは当たり前でしたが、共演の3人の女優がまたそそられるのでした。
ミレーヌ・ドモンジョ、ジャックリーヌ・ササール、パスカル・プティ、いや~参ったネ

それ以来、20歳くらいまでは、3人の出演映画を追っかけしていました。

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"アラン・ドロン"映画は、年代の進行につれ、いくつかのバージョンに分かれます。
デビュー当時は、現代的ないかした二枚目役のバライティ映画。
59年、"恋ひとすじに" ロミーシュナイダー共演、その後、結婚する。
 
そして、ヴィスコンティ監督やミケランジェロ監督に見出され、名作シリーズに出演。
60年、"学生たちの道" "若者のすべて" 
特に、"若者のすべて" 原題"ROCCO"は、ヴィスコンティがドロンの新しい魅力を
引き出しています。

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そのコンビが、その後のヴィスコンティとの名作 "山猫" につながります。
3時間半の超大作でしたが、面白く見させていただきました。
(一番前の席でしたから、腰と首に、翌日きましたね)
クラウディナ・カルディナーレの素人芸っぽいのがいいですね、
勿論バートランカスターの大人な渋さは当然のごとく!

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63年、ドロンが、またまた新しい魅力を見せてくれます。
それは、監督でというよりは、共演者! ジャン・ギャバン、リノ・ベンチュラとの
当時ブームになった、フランスフィルムノワール映画でした。
63年、"地下室のメロディ" 67年、冒険者たち" 69年、"シシリアン"
何度見ても、おもろい映画ですね~~

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そして、最高傑作の一つといわれる、68年、"さらば友よ" チャールス・ブロンソン
オ~~マンダム男、ブ男とヤサ男とのカッコいい友情! しびれましたネ~~

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(全て、引用写真です)
今週は、ここまでとして、来週、後半を語ります。皆さん、DVDで痺れてください。

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