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Twin Peaks : The Return

Written by 慶伊 道彦September 04,2017

"ツイン・ピークス" 待望の新作スタート!
今秋は、この話題から入ります。

実はアメリカでは、春からスタート、全18話!(うれしいですね)ですから、
もう半分くらい進んでいるかと?(それとも、もう終わってる?月4話だとすると?)
日本では、WOWOWが放映権、7月末から毎週放映していますから、
このブログを書いている段階では、6話まで進んでいるはず。
もっとも、まだ、僕は4話までしか見ていません。(もったいないから、チビチビと)
ファースト・シーズンは、1990年4月から2か月間。セカンド・シーズンは、
1990年9月末から10か月間。(もっとも、僕はVHSで、その後に見ましたが)
バブル真っ盛りの時代、大ブームを巻き起こし、多くのマニアが出現。それぞれが
物語のオリジナル解説を試み、解釈が独り歩きするというという現象が起こりました。
(シャイニングもそうでしたね)
僕も、貸しビデオ屋でまとめて借り、一晩で一気にみた思い出があります。

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第一話の冒頭に、やっぱり出てきました! "ローラー・パーマー"
25年後にお目にかかりましょう!そう言っていた通りに。
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スタートは、"巨人" クーパーと謎の音や言葉で。しかもこの場面は、モノクロ。
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多くは、シリーズ1,2、の配役が、そのまま25年分、老けてでてきますが、
新しく登場する俳優陣も!4話まででは、まず、アシュレイ・ジャッド
秘書役で、ほんのチョイでてきただけです。多分、今後のストーリーに絡んで
くるのでしょうね。キュートな姿態が楽しみです。
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次に、ナオミ・ワッツ 悪役パーマーのさらに身代わり亭主の妻役(ややこしい)
大すきな女優ですから、楽しみが倍増です。"マルホランド・ドライブ"で
見出してくれた監督のオファーは、断れませんよね。確かに。
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面白い使われ方をしている女優が、なんと!日本人!裕木奈江、顔に眼の部分がない!
怪しい役どころです、これからも出てくるのでしょうね。ユニーク!
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ストーリーや解釈は、ネットに事細かく出てきていますので(クレージーな人が多いゾ)
僕のレベルでは、話さない方がいいでしょう、皆さんに興味を持っていただければで。
今秋の宵は、デヴィット・リンチ ワールドに浸ってください。

脇道路線な話ですが、このカップルがいいんです!タイプです。
初めてのニューヨーク・シーンなのですが、これが大変面白いのです(見てのお楽しみ)
女優は、マデリーン・ジーマー(テレビドラマでおなじみの女優さんとか)
脱ぎっぷりがいいのです、TVとしては。1話で消えるのが、残念。第三世界で再度!?
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もう一つ、ドラマの魅力は、エンディングソングとそのシーン
BAR"The BangBang" で、毎週のごとく歌われます。それが、またいいんですよ~
まず、CHROMATICS  "SHADOW" 
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3話では、"BANG BANG BAR"で歌うThe Cactus Blossoms  "Mississippi"
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音楽好きなリンチらしく、素敵な50~60代調のゆったりしたメロディが、心地よく
ドラマの終わりを告げる。
(写真は全て引用写真です)

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