Roman Polanski
July 17,2018
ロマン・ポランスキー監督
現在公開中の映画 "告白小説、その結末"
長く続いている奥方のエマニュエル・セニエと007ガール エヴァ・グリーンの
二人のヒロインに渦巻く、一種のストーカー的ミステリー映画。
さすがのポランスキー監督という出来ばえ!ウディ・アレン同様、83才?
衰えを知らない天才。そこで、初期のころの映画をもう一度見直して見ることになった。
デビュー作 "水の中のナイフ" 62年
映像がまず素晴らしいです、3人だけが絡む海上のヨットでのサスペンス!
"太陽がいっぱい"を、彷彿させる。
この映画が、その後のサスペンスものへと続く
その後、イギリスに渡り制作
"反撥" 65年 "袋小路" 66年
この二作は、カトリーヌ・ドヌーヴと姉のフランソワーズ・ドルレアックをそれぞれ起用
まるで違う切り口の2作ですが、甲乙つけがたい傑作映画。
それに、男性にとっての付録!二人の素敵な姿態も見れます。
その後、アメリカに渡り、例のシャロンテート事件に遭う。
少女への性的虐待等で逮捕寸前に欧州に脱出。
"テス" を、16才のナターシャ・キンスキーで撮るが、ここでも淫行問題が。
とにかく、あのほうではとんでもないジジイでもありました。
しかし、"赤い航路" "戦場のピアニスト" など、次々と傑作を撮る。
まさに、映画監督としては天才肌! 女性問題に毎度振り回されているが。
この映画は、今の奥さんが主演
そうそう、忘れてはいけない傑作!
"ローズマリーの赤ちゃん" 68年 "チャイナ・タウン" 74年
何度も見直ししている、僕の中の傑作
(写真は、全て引用写真です)
ポランスキー映画には、いつもなにかゾクッとするサスペンスを感じますが、
彼の経歴からそのような作品になったのでしょうか。とにかく、ポランスキー映画は凄い!