Written by 慶伊 道彦March 31,2008
Written by 慶伊 道彦March 26,2008
Written by 慶伊 道彦March 17,2008
僕のスーツは全てテーラーメイドつまりビスポークです。
メーカーのサイズ外であるという事もありますが、それよりは僕の好きなスタイル〝50~60年代〝のスーツがメンズショップには皆目ないと云う事が大切な要因です。(イタリアクラセコばかり なので)ちなみに “ON THE ROAD” では、今春より 2モデルだけですが作っています。
そこで僕のお気に入りのテーラーは〝テーラーケイド〝です。スタッフのノリが最高ですし、なによりデティール過剰に決してしない気分が好きです。オーダースーツの秘訣は?とよく聞かれるのですが、いつも決まってこう答える事にしています。
出来る限り、出来る限り、既製スーツに見える様に作る事。自分仕様の特別デティールはなくても良いですし、自分らしさを出したいならせいぜい一つオリジナルデティールがあれば個性を出せます。
とてもじゃないですが、フラップや袖口、ラペルに、トリ ミングに、裏地・・・凝りに凝ったオーダー仕様を自慢しても鼻につくだけで、決して賢く見えません。(きりのない整形美容を思いうかべればわかると思いますが)男は黙ってエビスビール!じゃなくて普通に見えるスーツ。着る側がリラックスして普段通り着こなし出来る位がGood! 大先生〝高倉健〝が着こなしている気分で。
ところで、先日CA IDさんに行った時に情報をいただいたナポレオンソロ狂いのブログをなにげなく見ていたら、なんと!!!K (ON THE ROAD のマーク)が、ガンのグリップに入っていました。拡大写真を見ると単にイリア・クリアキンのイニシャル〝K〝でしたが、一瞬良く似ていたのでビックリしました。
ナポレオンソロのビデオは、友人に 沢山いただいたので良く見ていますが、ロバートボーンのスーツスタイルは本当にカッコエーナー~。今度DVD全巻買いたいです。
Written by 慶伊 道彦March 10,2008
ロシアのオイルマネー好景気がファッションにも大きな影響を及ぼしていますが、クラセコ関連の会社までロシア市場を意識した商品政策が目立ちます。チョイ悪なんて普通に見えるロシアン艶スタイル!(日本では、ラグジュアリーブランド?)光る素材や毛足の長いファーをいろんな部分に贅沢に使用したスタイルが人気です。かのクラッシックジェントリースタイルを追求しているフランスの雑誌"MONSIEUR"でもトレンドとして毛皮を取り上げているくらいです。
日頃はそのラインには無関心な我社ですが、危機意識がこのような一品を企画しました。(さすがマーケットつくりの天才!以下、ジョークとしてみてください)
昨冬物で評判の良かったラビットの毛皮マフラー。(泣:ロシアではなんとミンクとかシルバーフォックス)
それでも我社としてはリッチなマフラーを1シーズン限りの使用ではもったいないと思い、今春以降も使えないかと知恵をしぼりました。こういった使い方はあるのでしょうか。ラビット毛皮の水着パレオ!?
2度おいしいロシア的ファッションセンス。(以上、ジョーク!)
しかし、日本ではプレッピーやらアイビーやらアメリカ東部ファッションが話題ですが、世界的に見ると、ロシア的ファッションの香りがヒタヒタと侵食してきている感があり、クラッシック担当のマーケット担当者も頭が痛いでしょうね。
Written by 慶伊 道彦March 03,2008