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harris tweed

Written by 慶伊 道彦October 10,2011

2011年はハリスツィードが誕生してちょうど100周年を迎えた記念すべき年だということは、皆さん雑誌等でご存じですよね。
英国にハリスツィード協会というのがあり、そこの登録商標です。シャンパーニュ地方のシャンパンみたいなもの?

僕ら若い頃は高級感のあるいわゆる本物の英国製ツィードジャケットということで、多くの羅紗やさんと当時いわれた貿易商があつかっていました。やはり神戸や横浜に多かったです。それを各地の高級仕立屋テイラーとか英國屋のような一流と言われる店で仕立てていました。70年代初めには、VANなどがいわゆるブリティッシュSTYLEというものを打ち出し、ようやく若者にも広まるようになりました。(ダンロップマスターズ=いわゆるダンマス=などなつかしいブランドです)
それがおよそここ20~30年はファッションの表舞台から姿を消してしまった素材でした。
おじさん臭いと言うことが都会風になじまなかったのでしょう。ところが、上記の生誕100年も重なったのでしょうか、ラギットTRADや英国カントリースタイルの復活というキーワードにうまく乗りカンバックしてきました。
昔は、生地が非常にしっかりしていることや重かったことで主にジャケットとしての需要のみという感じでしたが、今年は、生地に洗いをかけてクタッとした感じをだしジャケットやベストにしたり、皮との張り付けができるようになったので、カバン、スニーカー、ハット、ダウンベスト、などといった当時では考えられなかったアイテムで取り上げられだしました。

ハリスツィードは、もちろんドニガルやツイルなどの無地もありますが、やはりハンドツゥースなどチェック柄が人気があります。同じチェックでもタータンチェックもこの秋カンバック。ツィードとちがいチョットきれいめ色が対照的でいいですね。やはり、ジャケットだけでなくシャーツやネクタイで遊びたいです。

夏はギンガムチェック、冬はタータンチェックやウインドウペィンなどチェック柄は気分を若くさせます。それに知的にも見えます。ロリコンを自認している?ウディアレンが愛用するわけです。お笑い界に興味のない無口な男は、だまってチェックをきるべし!


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NY、緊急レポート:Steven jobs氏が5日、死去しました事は勿論ご承知でしょう。
当然、NYの各紙はTOPニュース第一面。
その夜は、関連するビルでロウソクがともされ、多くのメッセイジが貼られていました。
写真は、その夜、アップル社ビルの前の様子を写したものです。


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