Jeanne Moreau
September 24,2013
ジャンヌモロー
映画 ”クロワッサンで朝食を”
さすが!くせ者女優です。85才になってなお精力的活動。今回の役どころは、ご本人様の生き様ピッタリ!?性も強くアクも強いワガママな老人を演じていますがたいしたものです。
家に閉じこもりつつも常に”シャネル”で正装。身だしなみは自分のためにも?男性のためにも?(こんな人、僕は好きな気分ですよ)
正装をした老人には、勝てません。自然と頭が下がります。
一方、家政婦役で,エストニアから新人。とはいってもこちらも。50才代?
ライネマギ 穏やかで知性的な素敵な女性でした。年を取ってますますきれいになるというのは、このような女性か。やはり、エストニアという、メジャーからチョイト離れた位置にいたからこその、遅咲きなこの魅力でしょうか?
ということで、夏休みは、ジャンヌモローの映画を6本も見ちゃいました。
”死刑台のエレベーター” ”突然炎のごとく” ”エヴァの匂い” ”小間使いの日記”、、、
何本かは青春時代にも見たことはあるのですが、やはり僕が青っぽかったのでしょう、
イマイチ彼女の魅力はわからなかったです。でも、今見るとその理由も分かります。
ジャンヌモローは、20才からもう大人基準、しかもインテリで斜に構えた役どころがピッタリ。単に可愛い女優ではなかったのですから。
フランス映画は、当時ヌーベルバーク運動が盛んで、彼女の少しふてた感じが貴重だったのでしょう。もっとも思い通りにさせてくれない女優っだと思いますが。
彼女が日本の女優だと、銀幕をはるのはちょっと無理だったかも?
ただ、岡田茉莉子なんかは、はじめっからしかめっ面で大人顔でしたから、
近いタイプと言えば近いかな。
そう言えば、危ない気分といえば緑魔子なんて女優もいましたよね。
どちらも似てると言えば似てるし、また、違うし~~~
ウゥ~ン、ブロンソン、さらば友よ!?