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HAT MANNER

Written by 慶伊 道彦February 17,2014

WEBブログ、いっ新の第一回目投稿です。
だからといって此方の成長があるわけでもないですし、どちらかというと縮みの方が強くなる年ですし、これまで通りリラックスを心がけてノータリンぶりをご披露いたします。

今週、来週は、帽子に関するお話から。雑誌の小話に出てくるダンディな内容ではなく、
僕が実際40年間かぶってきた感覚からチョイト。

まずは、かぶり方からですが、かぶる際はブリムの先っちょを軽くつまんでおでこに深く入れて、のちブリムの後ろを軽く入れる。こういう手順を踏むと深く軽くかぶった感覚を得られます。チョイト傾ければ粋な顔になるでしょう!(本人次第ですから責任負いません、)

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帽子の上の俗称"ツマミ" ここを持つ(つまむ)のは、ご本人様のみです。他人は、ここを触ってはいけません。(おこりまっせ!) 
なぜなら、帽子の一番弱くかつ大切な部分だから大事に大事にです。
よく、素敵な帽子ですね~~なんていって帽子のツマミを持つ方がいますが、腹たつぅ~
ちなみに、腹たつぅな話ですが、よく"良い服きてまんな~それ、どこのでっか?なんて言って、服の生地をつまむだけでなく、モミモミする輩が結構いはります。なに考えてるんでっか!?ホテトチップを食べた指先をワイの服でふくな!クリーニング代金はいりません、ワイは服は絶対にクリーニングにはださへんのや!まったくでんな~~

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そういう場合は、ブリムの両端を軽く持っていただいて、"こりゃ~よい帽子でんなぁ~"と、いっていただくと、顔がほころびます。
レストランの受付の方も心得てほしいです。執事のごとく! (まず、無理ですが)

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また、上等の帽子はアーチカーブがついています。これがシルエットを美しくするのです。

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帽子フックのあるお店は少ないので、やはりひら置きになります。その際は、帽子を上下逆にしておいてもらってください。それは、アーチカーブを大事にしたいからです。

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上下にして置きますと、当然アーチが平たくなるということです。ですから、ダメでっせ!
(これが意外とこだわりすぎではない)

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帽子を買う際のサイズの選び方ですが、
帽子は、美しく見せるためと欧州人の頭の形から生まれた必然から前後に長いです。
日本人の頭は、およそまん丸です。ですから、ピッタリサイズですと頭の両脇(耳の上)がえてして痛く感じます。そういう場合は、ワンサイズ大きめを選んでください。

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そして、帽子の裏を開け前後に詰めものをしましょう。そうすると丸型も楕円になります。
テープが用意出来ない場合は、新聞紙を折って使いましょう。湿気もとってくれます。
また、帽子は生き物ですから、次第に汗を吸い縮みますから、なおのこと大きめがよし。

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Blogger

中野 香織

エッセイスト/服飾史家/
明治大学特任教授

吉田 秀夫

”盆栽自転車” 代表

長谷川 裕也

"BOOT BLACK JAPAN" 代表

山本 祐平

”テーラーCAID” 代表

伊知地 伸夫

”FAIRFAX” TRAD部門ディレクター

慶伊 道彦

”FAIRFAX” 代表取締役

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