FAIRFAX COLLECTIVE &ease fairfax 胸元CLUB

BLOG

BEN WATT

Written by 慶伊 道彦February 23,2015

ベン ワットが、昨年30年ぶりとなるニューアルバム "ヘンドラ" をだしましたが、
これがまたいいんですよね~ 以前の彼らしい繊細で美しい歌声のアルバムです。
今回は、バーナード バトラーのリードギターがエッジの効いた音をプラスしていて、
以前とは違うよりドライブ感のある名アルバムに仕上がっていると僕もあなたも感じた~~
"エヴリスイングバットザガール" 時代の追っ掛けオリーブ少女もきっと聞いているかな。
BenWatt2014aas.jpg (最近の写真)
BEN%20WATTasd.jpg(ニューアルバム / HENDRA)

83年にだした "ノースマリンドライブ" は、いまだに聴かれている名曲です、特に日本で。
当時、僕もあなたも、レオスカオックスの "BOY MEET GIRL" ってな感じで聴きほれた~~
この感覚を知らないやつは、クラブに入れないぞ~!なんてね、(昔話~)
51XKWQBR67Lasd.jpg (保存版名作!ノースマリンドライブ)

51iuuClOeBLasd.jpg

どれだけ、おしゃれさんに人気があったか!"ノースマリンドライブ" というブランドも
あったくらいですから。僕と同じマンションにあるメーカーがやって、
結構ハデに当て儲けてました。(今でもそのブランドはあるのかな?しりませんがネ)
と言う訳で "ザ スミス" のモリッシーと共に、時代を超えるミュージシャンBEN WATT! 

BECK / MORNING PHASE
ベックの6年ぶりのスタジオアルバム、
上記CDと一緒に買って勝手きままに聞いています。相変わらずよろすおすな~~
今回のアルバムは、やがてベックのベスト10とかにはいるでしょうか。
ロンドンの80年代調な味付けもあったりして、久々にキュー!と感じました。
もっとも本人は、アメリカ人ですし、その時期はお子ちゃまのはずですから、
ロンドンっぽいといっても不思議ですね。 音楽界は、80年代カンバックかな?
因みに、今年のグラミー賞/年間最優秀賞アルバムを獲得!
アメリカ音楽評論もたまには見る目(聞く耳)があることを見せてくれますね~~
music15-22-03.jpg (ニューアルバム)

SLY AND ROBIE  /  LANGUAGE BARRIER
スラ&ロビ、これも勝手に買って勝手気ままにきいてます。
このアルバムは85年の名曲ですが、今回再リリースされたので購入。(レコードはもってますが)
ジャマイカレゲエがメジャーな世界に羽ばたくきっかけとなったアルバムかと。
当時、飛ぶ鳥を落とす勢いの名プロデュサー、ビルラズウェルと組んで、
ハービーハンコックやアフリカンバンパーターまで巻き込んだ、当時最高のヒップなPOP
今、聞き直してもその良さは衰えていません、時代を飛び越えすっきり耳に入っていきます。
ついでに、原点帰りというか、レゲエ "BLACK UHURU" まで買って(スラ&ロビの最高バンド)
聞き惚れています。 
チルアウトチルアウトチルアウト~~ニューヨーク~~ てな感じでネ、 皆さんも是非!
music15-22-02.jpg
(引用写真)



VETERAN MUSICIAN

Written by 慶伊 道彦February 16,2015

先週、グラミー賞の発表がありましたが、
ファレルウィリアムスの "GIRL"、ロードの "PURE HEROINE" の活躍がなんといっても圧巻!
3部門をとった サムスミス は、ちょっと僕の好みではないですし、
ここは老ロックミュージシャンの話~


どっこい!渋いところがいい味だしています。
昨年は、70才過ぎの大ベテランが大活躍した年でもありました。
毎度の、ボブ ディランやポール マッカートニーのことではありませんゼ。

以下、昨年にCDリリースしたベテランシンガーの話。

レナードコーエン / "POPULAR PROBLEMS"
カナダ生まれの詩人兼シンガーソングライター、50才をすぎてからメジャー?入りと遅咲き。
ロック界の異端児扱いされていますが、佐々木老師より修行をうけた本物の禅僧でもある。
とつとつと語り歌う、80才は熱い!
また、今回のニューアルバムのインナーノートが渋い!
各ページ毎、本人が靴磨きをしているイラスト!結構本格的にやっている様子。
(その意味は?アルバムの手作業手仕事ってことかな?)
music15-01-02.jpg (若い時代)
music15-01-01.jpg (近い現在、近年は必ずHATを身に)
music15-22-01.jpg (ニューアルバム、かっこいいネ)

ニールヤング / "A LETTER HOME"   
50年以上にもわたって疾走!いまだ衰えぬギターと歌声。
困ったクソ爺でっせ。まだまだ、20ねんは飛ばしそうです。
"STORY TONE"
この新しいアルバムも、オーケストラを使ったりして評判が高いので、聞いてみたいです。
music15-01-04.jpg (若い時代)

neel yang 15-02-01.png (近い現在)
51S1NX9q+2L__SY300_asd.jpg ( A LETTER HOME)

ブライアンフェリー / "AVONMORE"
アルバム名は80年代の名アルバム "アバロン" に、ひっかけたのでしょうか?
"アバロン" を原型とすれば、"アヴァンモア" は、その濃縮版であるという。
このアルバムも、今は亡き今野雄二のお気に入りとなるでしょうか。
80年代からちっとも変わらない彼の歌声とセンス、それに脱帽です。
ジャケット写真は、相変わらずの彼のナルシスト気味な若い時の表情です!
が、ニューアルバムのイメージからして、それはそれでOK

 img_0asd.jpg (ベストセラーCD/アバロン)

41nWBDR7deL__SY300_asd.jpg (ニューアルバム/アヴォンモア、若い!)
ferry3asd.jpg (いつもダンディなフェリー様)

アレサ フランクリン  / THE GREAT DIVA CLASSICS
72才!さすがの歌姫、まだまだ豊かな声量です。
80年代、ディスコとクラブの中間に位置し、僕たちを踊らせていただきました。
51ijf0ZZ66Lasd.jpg (何年前のアルバム? ソウルを感じます)
81DDdqF5MdL__SL1500_asd.jpg (ニューアルバム)

ロバート ワット  / Different Every Time
ソフトマシーンのドラマー兼シンガーライターとして、80年代~90年代に
名曲をたくさん聴かせていただきました。楽器のように歌う歌声に魅了されました。
JAZZ、フォークをミックス、97年にだした "シュリープ" は、僕の保存版です。
p3music15-02.jpg (70年代後半?)
1035asdfgv.jpg (現在)
38633asdfg.jpg (ニューアルバム)
ロバート ワットは、このアルバムで引退を噂されるが、、、

ということで、老練なシンガーが聴かせてくれた年でしたが、
僕は、だいたいにおいて評判のCDを年末にまとめ買いするので、
上記のCDアルバムは、丁度いま、つまり年末から初夏にかけて聴いていきます。
いや~うれしいね~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
(写真は全て引用写真)

Sapeur

Written by 慶伊 道彦February 09,2015

Sape / サップ

"サップ" は、アフリカはコンゴ共和国に古くから伝わる、シャレ者のこと。
紳士であるということ。戦争を否定、軍靴の音をさせない、礼儀を重んじ、
他人には暖かく接する、喧嘩もしない。  (第一の理由は服が破られるから、、、)
服は高いですから、もっともな考えですが、それが戦争否定のおおもとにもなります。
ナント!サップ精神は内乱の中でも男から男へと、密かに伝承されてきました。
月収の数か月分ものブランドスーツを週末のみ着こみ、街をステップして練り歩く。
(週末のみなのは、服代を稼ぎださなくてはいけないからの必然)
TVも雑誌もない、この辺りでは、これは町における極上のエンターティメントなのです。
日本人が想像するシャレ者に対する考えよりは、数奇な者という感覚かな? 現地では。

Sapeur (サプール) フランス語で "おしゃれで優雅な紳士たちの会" といった感の頭文字。

僕は、NHKの特番 "世界一服にお金をかける コンゴのサプール" で、このことを
知りました。今回はそのTV情報だけからの話ですが。
なにせ、冒頭から、小屋のような家で、なんと3時間もかけてコーディネイト!
スーツ、シャツ、ネクタイ、サスペンダー、そして極め付けがポケットチーフ、
合わせる時の仕草がとっても粋です。その真剣な顔は、ダテだけではないよ~といった風。
彼らは、語ります。
"空を見つめる姿勢、所作に気を付けるのは、常に人に見られているという心構え"
"いい服は、いい習慣を生み、人を安心させる"
なんと!なんと!なんと!
一昨年の夏、横浜で開催された国際会議でのこと、アフリカの代表は、すべからく
タイドアップして、僕の持ってるアフリカのイメージを覆していました。
呆けた某国の方はもちろん、ノータイ!(これでは、説得力がねぇ~~先進国がなきます)

見てください!以下、颯爽とウォーキングする姿
congo-fashion-man06-480x275asape.jpg

nhk14-12-09.jpg

221812sape.jpg

nhk14-12-04.jpg de3461fc-ssape.jpg
週末になると、こうやっておめかしをして、"スコンティン"という技を駆使して街の人を
楽しませます。そして、夕方から お決まりの "マンブルー" というおしゃれの館に集まります。
nhk14-12-05.jpg nhk14-12-010.jpg

2f1cb831539b95e3170404daaebd60010d3da067_34_1_12_2sape.jpg(引用写真)
勿論、数少ない手持ちスーツ、しかも僕からみたらとてもじゃあ~ない派手なスタイルですが、
ナンパだとおもわれる服オタクにも魂あり!そこは僕らと同じで心意気を感じました。
画面の粋な男たちとバックの風景との対比をみていただければ、その差のギャップが
彼らのとてつもないパワーから成り立っていると、わかるでしょうか。
僕も、TV画面からとってもパワーをうけ、元気をいただきました。
nhk14-12-08.jpg (ザ ガードマンのスチール写真の様)



s-maxresdefault2sape.jpg (路上でデモンストレーションをやる)

nhk14-12-03.jpg(自宅でコーディネイト、3時間)

nhk14-12-02.jpg(本日の出来上がり)

nhk14-12-07.jpg (庭で青空授業、講師がいてサプール学を)

nhk14-12-06.jpg(膝でノットを作るのが、なんとなく納得)

因みに、ウィキペディアで調べたところ、なんと "パパウェンバ" が、70年代になって、
一時はなくなっていた、このサプールを再度復活させたようです。
61Y1iEgv25Lasd.jpg
僕もコンサートにも行ったりして、90年代よく聞いていましたのでビックリ!
確かに彼は、ブランドオシャレしていましたが、まさかそれがサプール文化とは!?
またコンゴの人も、あの熱い国でタイドアップを楽しんでいたとは、思いもしませんでした。
内乱にあけくれたコンゴ、サプール精神で少しでも平和が長続きすることを祈ります。
軍靴よりファッション、軍歌よりミュージック、これはわれわれの願いでしょうか。
maitre-d-ecole-rumba-na-rumba-2cd-papa-wembaasd.jpg (新作CD)
コンゴ流モダンミュージックを次世代に伝えるべく、教壇にたつ。
彼の新作に対する思いが伝わる名曲。
(引用写真)

Lea Seydoux

Written by 慶伊 道彦February 02,2015

2015年、さてさて今年も☆星☆なし話を書かせていただきます。
たまにのお付き合いでよろしいですので、時々見てやってください。

今年の始まりは、まずは、フランスから生まれた新星スーパーウーマン
レァ セドゥ
パリ生まれ、29才。

ボンドガール!  "007" 次回作の Spectre Bond Girl に選ばれたようです。
モニカヴィッティさんも共演していますし、強烈な美女群にどうボンドちゃんは、翻弄されるか、
またまた 新しい "007" エローく楽しめそうですね。
SPECTRE_PC_020-1000x663asdf.jpg
多分、僕が彼女を初めてスクリーンで見たのは、"イングロリアスバスターズ" だと、、、
ナチ占領下のフランスの田舎、床下にユダヤ人をかくまっている農家の3人姉妹の一人。
ほとんどセリフはないのですが、セリフを語っている以上の眼差しが鋭く素敵でした。
それ以来なんとなく気にはなっていましたが、のちに大ブレーク!
"マリーアントワネットに別れをつげて" では、娘から一皮むける女性への端境期。
目線の鋭さは、また、時としてフェルメールの "真珠の首飾りの少女" をかんじさせ。
"アデル /ブルーは熱い色" でも、強い眼がまたまた炸裂する女性に。パルムドール賞受賞
生憎 "美女と野獣" は、見てないですが、(忠臣蔵みたいで何度も見ていますしネ)
今年のこの "007" で、メジャー昇格間違いなし、Sヨハンセンのライバルとなるかと?

こういったコケティッシュというか個性的な顔の女性は、20代後半から30代に向けて
段々と磨かれていって輝いてきます。昨年は、プラダの香水の顔にもなりましたしね。
昔昔、緑魔子という強烈な女優がいまして、僕には彷彿させますが、どうなんでしょうか。

==とはいえもともと美しかったわけではない。十代半ばまではがりがりに痩せていて
お世辞にもかわいいとは言えなかった。ところがいったん羽化が始まるとあっという間に
チョウになり、映画の中の変身シーンのように数か月で一気に女ぶりが上がった。==
このミス大賞  "その女アレックス" ピエールルメートル著より引用

44617963_o1midorimako.jpg (緑魔子)

midorimako01.png (眠狂四郎/人肌地獄より)

彼女にはボンドをツンツンと!たっぷりいじめるシーンをロングでみたいです。
今から、そのシーンを楽しみに。今後の女っぷり度アップをスクリーンで拝見です。
e0042361_22481861lea sedoux.jpg (この眼差し!)

e0042361_22455796iea seydoux.jpg (イングロリアスバスターズ)
reasedouy15-01-12.png

lea seydoux 01.jpg (アデル ブルーは熱い色)

aaaaaaBODY_candy01asd.jpg(プラダのPR広告)
B08OcQaCQAEdyilasd.jpg (最近、来日時のショット)
(すべて、引用写真です)

Blogger

中野 香織

エッセイスト/服飾史家/
明治大学特任教授

吉田 秀夫

”盆栽自転車” 代表

長谷川 裕也

"BOOT BLACK JAPAN" 代表

山本 祐平

”テーラーCAID” 代表

伊知地 伸夫

”FAIRFAX” TRAD部門ディレクター

慶伊 道彦

”FAIRFAX” 代表取締役

Recent entries

Monthly archive

1