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FRENCH MOVIE WEEK

Written by 慶伊 道彦July 06,2015

フランス映画祭2015は、先週終了。
しかし"ヌーヴェルヴァーグの恋人たち"と、銘打った企画は今月一杯続きます。
フランス映画ファンにはたまらない企画の1か月です。
素敵な映画ばかりで、もちろん見きれないのですが、1本だけ紹介。

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"終電車" 80年、フランソワトリュフォー監督の大ヒット作
女優を演じるカトリーヌドヌーブが艶やかな魅力を魅せる。
ドヌーブって、デビューから今日まで、どこをとっても魅力的、TVでもてはやされる
美魔女なんて言葉は、彼女には"関係ない"ってとこでしょうか。ちょっと卑しいゾ~ってネ。
そして少しだけ若い頃のジェラールドバルデューも怪しいはまり役!
フランス映画って、いつ見直しても初めて見る新鮮さがありますね。

さて、ウィンブルドン全英オープンの時期です。
生憎、錦織選手は、2回戦棄権で興味は半減されましたが、されど全英!

全英オープンの規則で毎年物議をかもしていることに、"白" 尽くしがあります。
昨年からさらに厳しくなり、ウェアはもちろん、シューズ、BAG、なんと下着までも。
実際、昨年にチェックもあったとか?今年も、黒のブラジャー外し事件。
まあ~そこまで、徹底されると何となく検閲っぽくて不安も覚えますが。
当然、選手は、あまりのうるささに辟易しているとか。
私見ですが、白のVネックにラインが入ることまで規制するのは、どうかとおもいますね。
ただ、大まかなの好みとしては、基本的には大賛成ですかね。白一色にこだわるという事は。
先日のクリケットの話でも、写真をいくつかお見せしましたが、参加者は全員 "白"
驚いたのは、当時の婦人の観客も白ウェアだったということです。
TVドラマのなかだけですから、なんとも言えないのですが
その光景をみている僕たち(というか僕)は、素敵なシーンだな~と感じ入る次第。

近年、メーカーの宣伝合戦も過激で、少しの自由度を利用して、
ウィンブルドン全英の過去の良さまでを消してしまうメーカーのウェア戦略。
全英精神とかイメージとかは、どこにあるか分かりませんが、線引きするなら "ゼロ" に。

ダウントンアビー/クリケットシーン
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キャサリン妃の白!美しいですね

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勿論、戦う選手の中ではすごく不満もあるようです。
勝負色が赤の選手で、少しはラインにそれを入れたいが、、"なんでだ~" なんて。
今の時代、強制があると、そんな声はなるほどなるほど当然と思えますよね。
一方見方を変えれば、ウィンブルドンだけの話でしょう? 年に一回くらいは、
白一面のシーンをテレビでくぎ付けって気分を。(現地では、もっと強く思うかも?)
あらゆるスポーツシーンでは、ウェアが自由だし、スポンサー寄りでもあり
色の氾濫、ロゴの氾濫、過去系の無視、等、見た目やりすぎで美しくないですから。
メーカーは、なんとかルールをかいくぐってアピールねらいとかんがえます。
だからここまで徹底しないといけなくなる理由も理解できます。

ファンに"白"を魅せるってのは映像的にもいいのではと、勝手に応援しちゃいます。
とは言え、チルデンセーターにはストライプがつきもの!Vにストライプ位は許してよってネ。
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当面 "白" は、時代を引っ張っていく色なので、色々話題になるということはいいことです。
因みに、全く関係ありませんが、僕のお気に入りゴルフウェアは、全身 "白" テニススタイル
(お~い、てめえいい加減にしろ~)
中旬の、ゴルフ全英オープンも楽しみです。こちらは、スタイルフリー。
(全て、引用写真です)

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