MacDougal st.
December 21,2015
MacDougal street / マクドウガル ストリート
5番街通り(5av)を、下ると突き当りにワシントン広場。その西側を通りのがマクドウガル通り。
名称の由来は、独立戦争で軍指導者であった、Alexander McDougall 将軍からとられたとの事。
このエリアがもっとも輝いていたのは、50~60年代のボヘミアン時代。
ヴィレッジのMagnetic Venueと呼ばれ、アメリカ中から(ある意味、世界中から)ボヘミアンたちが
吸い寄せられるように集まって、昼に夜に芸術論などを闘わせていたという。
ウィリアムバローズ、アレンギンズバーグ、ジャックケルアック、マイルスディビス、ジャクソンポロック、
近くには、ホィットニーのスタジオもあった。(その後のホィットニー美術館)
ということで、この界隈にはたくさんのカフェなどがありました。
いまでも続いている有名どころでは、カフェ・ダンテ。店内は、当時を限りなく残し、
フィレンツェのベッキオ橋の絵などで、当時イタリアに憧れてることが偲ばれる。
又、COFFE REGIO / カフェ・レッジオも健在です。店内は、昼間でも薄暗く、いやでも当時のシーンに
引き寄せられます。インテリアも古さが当時を伝えます。
この店の前で、John F Kennedy は、1959年、大統領候補出馬のスピーチをしたとのこと。
いや~、さすがの慧眼ですね、JFKは!
新人候補のJFKとしては、積極的に支持を集めるための新人類対策だったのでしょうか?
他にも、今はそのたたずまいはないですが、San Remo Cafe というカフェもあり
Poetry/詩の朗読会でにぎわっていたようです。ヘミングウェイやボブディランなども。
写真でもわかると思いますが、この界隈は、今でも過去形!古き良き時代を感じさせます。
なにか、素敵な昭和にトリップした気分を得られます。
2年ほど前に、リニューアルしたイタリアン "Minetta Tavern" も、マクドウガルとミネッタLANEの角に。
古い店も多いのですが、新しい所で一軒! "Saigon Shack"
ベトナムレストランカフェ、メンスープ(FOO)がおいしい店として賑わっていました。
スプリングロールもおいしかったです。
ということで、NY訪問の際は、是非!この街を訪れていただきたいです。
とは言え、ギッシリ埋まったスケジュールでは、ここまで足を延ばすのはなかなかのことでしょうか?
東京に来た外人さんが、新宿でもよりによって新宿御苑~2丁目界隈いくようなことでしょうからね。
何度か目のNY訪問という方、ボヘミアンに興味がある方、昭和な街が好きな方、、、Let's Go!
(写真は一部引用です)
ADELE 25
11月下旬に、とうとう発売されました、アデル25!
すぐに、100万枚突破!なんともはや、イギリスは次から次へと、世界的なシンガーを生み出します。
最初、聴いたときは、何となく変化に欠ける前作感がありました。
しかししかし、聴けば聴くほどドンドンはまっていくんです、これが!
圧倒的な豊かな声量でもって、しかも洗練された感情のこもったヴォーカルに引き込まれる。
無難すぎると思った変化のなさカンは外れ、微妙にソフトコアやジャズ要素をかんじさせる曲をはさみ
彼女特有の世界観に深く入っていきます。
大ベストセラーですから、キット聴いていらっしゃるとはおもいますが、是非!アルバム全体で!
(引用写真)