NEW YORK FILM FORUM
December 07,2015
BOND / 007 "SPECTRE"
待ちに待った "007" が、いよいよ公開されました。50年近くのボンド追っ掛けなオジサン僕ちゃん!
これが最後かと噂される "ダニエルクレイグ" のボンド。今回は、原点回帰となる痛快スパイアクションに!
ヤレどのシーンがいいとか、其々うるさいですが。見る人それぞれッということでいいのでは。
僕としては、ボンド映画初50代ボンドガール!モニカビッティとの絡みシーンをもっと見たかったですが、
しかしあれ以上登場させると、熟女にボンドが食われちゃうのかも?
ベットシーンはないですが、あの長いキスシーンはホンマ年季を感じさせる仕事ぶりデッセ!
やはり、ボンド君は、ニットタイが似合います
BOND WILL RETURN! まだまだ、引退しませんよ。
(引用写真)
さて、10月に観たNYの映画からの情報ですが、、、
JAFAH PANAHI / ジャファル・パナヒ監督 (イラン)
"TAXI"
15年のベルリン金熊賞受賞作!
監督は、イランの自宅軟禁下にあり、2011年以来映画製作を禁止される。
この映画は、ですから "映画" ではない、映画です。
自らタクシー運転手ふりをした姿で、運転。車に取り付けられた固定カメラで撮影。
イランは、タクシーのみは、男女でも相乗り(電車、バスなどは、別々とか)
途中乗ってくる乗客による人間模様、政治状況、ウディアレンが好きだという映画マニア、
またタクシーの窓から眺める、まず見ることが難しいテヘランの街並み、
それらの客を撮影構成し、また実の姪御も助手席でおしゃべり!やっかい役をする。
監督の不屈な反逆精神と心優しさに、言葉は分からなかったですが、(英語の字幕)
こちらが逆に監督から元気をもらう映画でした。
監督は、外国に出れないので、姪御さんが代わりに受賞式に。
彼女は、この映画にでて、子供らしいキーの高い声でしゃべりまくり、
大人を困惑させる。非常に子供らしいかわいらしい女優さん!
VITTORIO DE SICA / ヴィットリオ・デ・シーカ (イタリア)
イタリア、ネオリアリズムの巨匠。
因みに、ネオリアリズム3大巨匠とは、彼と、ロッセリーニ、ヴィスコンテ、
代表作に、"靴みがき" "自転車泥棒"など、初期の作品は貧しい人々の生活ぶりをリアルに描く。
汚れのない子供の眼を通して社会の現実や歪みを表現する。(アマチュアを役に使うことが多い)
FILM FORUM この映画館は、常に古い名作を特集上映しています
"靴みがき" を上映していました
俳優でもあり、イタリアのケリーグラントと、言われた。さすがのダンディぶり
クリストファーモンゴメリー主演の映画 "終着駅" 曰く、よろめきドラマの最高峰!よろしかったです。
ジェニファージョーンズの艶やかなまなざし、それを上回るモンゴメリーの目ヂカラ!
また、ソフィアローレンをよく起用、マルチェロマストロヤンニとのコンビで、多く名作をつくる。
"ボッカチオ" "昨日、今日、明日" "あゝ結婚" "ひまわり"
僕は、これらの映画でイタリア人男のスケベな日常ブリを学びました。
あまり、役にはたってませんが、、、
(以上、引用写真です)