MILES & COLTRANE
March 07,2016
今は閉じられた"BARアルクール"の名物バーテンダーから本のプレゼントがありました。
"Portrait in Jazz" 和田誠 村上春樹
とても素敵な本でしたから、今週はJAZZの話!
Miles Davisの伝記映画! 公開日はいつでしょうか?
内容は、まだよくわからないのですが、多分50~70年代の話なのでは?
スチール写真をみるとですが。
演じるのは、Don Cheadle's どうなんでしょう? うまく演じていればうれしいです。
マイルズデイヴィス(村上春樹さんは、マイルズと書いています)の若い頃、
お世話になったというメンズショップがあります。
ハーバード大学のエリア、マサチューセッツ州
Andover Shop / ハーバードスクェア、アンドーバー地区
Charlie Davidson という方が店主で、この方は、J.PRESSで修行して独立したとのこと。
ニューイングランドスタイル(つまり、IVYの元祖)が好きで、TRAD一筋の方のようです。
音楽関係者に詳しく、また販促が上手というか若手JAZZミュージシャンに服を提供していました。
有名な方にも顧客が、チェットベーカー、スタンゲッツ、モダンジャズカルテット、、、大勢います。
1954年、マイルズデイヴィスにもスーツを作ったようです。
JAZZ YIVY!なスーツスタイルのマイルズ映画を早く見てみたいです。
JOHN COLTRANE
ジョンコルトレーンは、後年フリージャズに傾斜し大きく先に行ってしまいましたが、
スタイルの方は、地味なシングルボタンのサックスーツにボタンダウンシャツ、プレーンタイを、
守っています。他のJAZZYIVYなジャズマンと違い、きわめてスタンダードなIVYスタイル。
JAZZはクラシックで品のいい音楽ではなく、実は不良で危険な匂いの音楽であると聞かされていた。
ただ若い時代、プレーヤーの50~60年代の服装を写真でみては、クールさにしびれてもいました。
僕のJAZZの知識はこのようなレベルでしたが、映画 "NAKED LUNCH" でカッコイイJAZZにしびれました。
それはオーネットコールマンのサックスでしたが、なぜか頭がコルトレーンと勘違い!?
たしかに、フリージャズということでは、親戚? しかしこういった間違い現象を、僕はよくします。
お蔭でJOHN COLTRANE は、"裸のランチ" の影響が覚めない頃、サントラ盤と別にCDを買いました。
"ブルートレイン" "ジャイアントステップ" "マイフェイヴァリットシングス" など数枚購入して聴きました。
かなりな晩熟ですが、JAZZ通とは違うブリットロックからの入門者ってところ。
55年にマイルズデイヴィスからバンドへの誘いがあり、マイルズバンドに抜粋される。
このバンドは、名盤といわれる "ラウンド・アバウト・ミッドナイト" を作り上げ大好評を博すのですが、
コルトレーンの薬物汚染が原因で、マイルズはバンドを解散してしまう。
コルトレーンはその後完全に麻薬から足を洗い、現代音楽の研究をかさねることで頭角を現す。
年々長くなっていくコルトレーンのソロは、自分で抑制が効かないくらい次々とアイディア湧いて
延々と吹いていたらしいが、有名なエピソードで。
"コルトレーン" でも、どうやって止めたらいいのか、分からないんだ。
"マイルズ" サックスを口から離せばいいだけだ。
友人から教えていただいた、Uチューブでの二人の演奏シーン! "SO WHAT?"
どちらも、浅いサイドベントのIVYジャケットで吹いているシーンがかっこいいです。
JAZZは、やはり、素敵な不良ですね。
(写真は、引用しました。一部、文章も引用しました)