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SUN 68

Written by 慶伊 道彦March 27,2017

FAIRFAXは今春新ブランドの展開をはじめました。

SUN68 
2005年 イタリア ベニスで設立
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△✖のワンポイントをモチーフとしたポロシャツメインのブランドとしてスタート以降、
支持を拡大し、2016年秋現在、生活雑貨も含めたトータルなデイリーウェアブランドとして
イタリア国内に14店舗の直営店を運営しております。

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(以上、引用写真です)

 「SUN」は、希望と成長を
「68」は、イタリアで1968年に起こった文化革命のリマインダーを示しており、
「SUN68」と連なることで、
「イタリアにおける1968年の様な希望と成長をファッションにおいていつも持ち続ける」
という思いを表しています。

 △(デルタ)は、自分の未来への希望の値を、
✖(イクス)は、自分自身で変えていく未来を示しており、「△✖」と連なることで、
「自分が志す未来への自分の決意、行動」を表しています。

 「SUN68」というネーミングと「△✖」のモチーフを組み合わせることで、
私達は志を持って日々を暮らす人々へ、オーセンティックでファインなウェアに
未来への希望を込めたデザインワークをほどこし、今日よりも明日へ、
そして未来へ向けて今よりも半歩だけ進んだデイリーウェアを作り上げていきます。

ここでいうオーセンティックなウェアというのは、
「イタリアから見たアメリカ=イタリアのデザインワークによるアメリカンカジュアル」
68年当時=ミッドセンチュリーの頃の希望に満ちたアメリカの日々の暮らしの中の
スタイルに私達の今の時代のクリエイティビティをプラスして、
現代の日々の暮らしの中で希望を持ち楽しく快適に過ごす為の「衣」を提案していきます。

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 SUN68    △✖

'17春より都内店頭で取り扱っていただきますので、機会がありましたら、
是非チェックして下さいませ。

 

Robert Bresson

Written by 慶伊 道彦March 21,2017

Robert Bresson  /  ロバートブレッソン

50年代~60年代のフランスを代表する映像作家、
ジャン・コクトウらと文化活動集団を一時期作る。
写真で分かるように、かなりの男前である。端正な顔とどうようにか?
演技指導においても、芝居がかった演技を嫌い、素人を優先して採用。
作風には、小津安二郎や遠藤周作の影響を感じると、どこかに書かれていました。
無駄をそぎ落として、朴訥なセリフ回しなどからその辺りのことが覗えます。

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先週、ロバートブレッソン監督の "スリ" を、見ました。
限りなく少ないセリフ(あってもわざと素人臭い棒読み)、少ない登場人物。実際、
ほとんどが素人俳優だったとか。しかし、映像は鮮明!白黒の良さを引き出しています。
物語は、ドストエフスキーが原作、当時のフランス人が好む反体制な香りがプンプンと。
スリの場面になるとその技の動きを追いかけ、スリリングとなる。
実際、頭領役を演じる俳優は本物の魔術師で、スリの演技指導を徹底したようである。

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この映画で、デビューしたMarika Green/マリカ・グリーン
ビックリするくらいみずみずしい登場ぶり!いや~芦川いづみのようです。
その後の映画は、イマイチのようですが、姪っ子が,あのエバ・グリーン。
美人の系譜をついでいます!

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ロバートブレッソンといえば、彼女も忘れてはいけません。
アンヌ・ヴィアゼムスキー
ロバートブレッソンとの映画 "バルタザールどこへ行く" で、16才で俳優デビュー。
その後、十代でゴダールと結婚、"中国女" "東風" を、一緒にとる。

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また、ドミニク・サンダの映画デビューも彼の作品でした。
21才の時、"やさしい女" 
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ドミニク・サンダは、その後、ベルナルド・ベルトリッチ監督の作品
"暗殺の森" "1900年" と、大作に起用される。本当に魅力的な女優さんですよね。
特に、当時の(60~70年代)監督は、清楚な美人女優を掘り起こすのが
巧みでした。ですからそれは、この頃のフランス映画が僕にとっては欠かせない理由の
一つです。


BILL EVANS / SOME OTHER TIME

Written by 慶伊 道彦March 13,2017

ビル・エヴァンス "サム・アザー・タイム"

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モダンジャズを代表するピアニスト、エヴァンスが68年、ドイツで録音した音源が
発掘された。契約の関係でお蔵入り、存在すら知られていなかったものだ。
E・ゴメス(ベース)、J・ディジョネット(ドラム)との3人トリオ。
脂ののりきった絶好調時期のエヴァンス・トリオ!新たな名盤。

実は、JAZZ音痴の僕は、単にCDカバー写真が凄く気に入って、瞬間クリック!
こんな音楽への入り方もあるんですから、僕のようなアマチュアの皆さん!
実際、それまでは、"ビル・エバンス" と、"ギル・エバンス" を、同人物と考え、
マイルズと取り組んだ名盤 "Miles Ahead" と、"Some Other Time" が、ごっちゃごちゃに!
NYで映画 "Miles Ahead" を見た後、このCDを購入したが、どうもピアニストが違う?

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頭が混乱状態、まったくそんな知識でJAZZに臨んでいるのですから通には申し訳なし。
でも、お陰で、BILLの、"PORTRAIT IN JAZZ"  "Waltz for Debby" と、名盤を聴くことが
できるようにまで成長?!

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ギルさんの方は、マイルズディビスの作品には欠かせない存在!
一緒に制作したフル編成オーケストラのアルバムは有名です。

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また最近では、
同様に素敵なジャケット写真から買い!  "EVERYTHING'S BEATIFUL" をクリック!
ROBERT GLASPER & MILES DAVIS
なんとなく、バスキアをほうふつさせるカバー写真です。
このような音楽音痴の僕のCD漁り方法! どないでっしゃろ~~

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(写真は、全て引用写真です)

先日、デヴィットボーイ "IS HERE" 展 に、はるばる寺田倉庫まで足を運ぶ。
さすが、世界を巡回している展示会だけあって資料が満載でした。
ステージ衣装は勿論、ボーイの直筆の制作ノートや譜面、貴重な写真、、、、
それなりに楽しめた会場でした。しかし興味深さの点では、昨年のルイヴィトン展の
方が僕には面白かったですし、なにより会場内の回覧の順路がうまくないのでした。
レイアウトがいまいち複雑なので、イヤホーンからの音楽がバラバラに聞こえてくるし。
どこをどうやって順々に歩けばいいのやら~~はてさて?
(NYのビョーク展の時は、歩く順順にきれいに音楽が流れてきていました)
スペースが少ないといったわけでもないから、これはもったいない気分。
まあ~~でも、ボーイファンには、しったこっちゃないしったこっちゃないんでしょう。
僕も、ボーイファンの端くれですから、(LPレコードやCDはほとんど所有?)
文句たれたれながら、30~40年前を懐かしみ会場内を歩き楽しむことはできました。

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(引用写真です)
ボーイの直筆がみれるノート!(INSIDE BOOK より)
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思っていたような端正できちんとした字!

DAVID HOCKNEY

Written by 慶伊 道彦March 06,2017

David Hockney  60's、70's、80's、

彼はイギリス人なのですが、僕にはどうもアメリカ西海岸人の印象が強いです。
有名なのは、カルフォルニアを拠点にした、"プールのある邸宅"や
何枚ものスナップ写真を貼り合わせて制作する"フォトコラージュ"
60年代のポップアート運動でも知られます。

このインパクトあるグラスは、今、受け受け!
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このようなズトーンとしたワイドパンツもこれからの主流となるか?
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(以上、引用写真です)

彼のカラフルな感覚は、常に5年周期でファッション界に影響を与え続けています。
今年も、いくつかの雑誌で拝見、そろそろ再ブームの兆しかと。

なんと、トレンドメンズ雑誌 "L'UOMO VOGUE" が数ページ割いていましたので
勝手に報告させていただきます。
大体において、この雑誌は、モード色が強く、僕には刺さらないのですが、、、
今回のこの特集には、アッと思わせられました。まさか、雑誌"ポパイ"なのではと?

表紙からして、なんとなくホックニーを思わせる写真
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以下、ポパイ風な味付けのスタイリングをお楽しみください
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ホックニーは他の雑誌でも、ちょくちょく登場!
この色彩感覚がこの春のモードをひっぱるか?
でも、彼!かっこいいですよね  (雑誌THE LAKE )
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Blogger

中野 香織

エッセイスト/服飾史家/
明治大学特任教授

吉田 秀夫

”盆栽自転車” 代表

長谷川 裕也

"BOOT BLACK JAPAN" 代表

山本 祐平

”テーラーCAID” 代表

伊知地 伸夫

”FAIRFAX” TRAD部門ディレクター

慶伊 道彦

”FAIRFAX” 代表取締役

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